昨日の合奏団の練習でちょっと弾きたりない感じがして、今日は仕事が終わってから2時間近く熱中して弾きました。
最近手を出しているのがブラームスのヴィオラソナタとバッハの無伴奏チェロ組曲第5番。どちらも一生かかってもできっこない曲だけど、さわりだけ。どっちも短調ですがスケール感のある曲で、それをヴィオラで表現しようと奮闘するのが一種の勉強になるのではと思っています。
特にバッハの第5番は、初見で引いた途端、何ともいえない緊張感というか凄いものを目の当たりにしたような興奮を覚えました。(考えてみると、何回もCDで耳にしているのだけど)
バッハの曲は、最近、何かすごい建築物のようなイメージがします。剛性感のある構造物で揺るぎない存在感をかもし出しているというか。そしてバッハの曲に取り組んでいる私は、巨大な壁面に必死にしがみついて悪戦苦闘している小さな存在なのです。でもそれでも満足。この素晴らしい建造物を間近で見上げることができるから。今はまだへばりついている状態だけど、余裕ができたらすこし距離を置いたり、いろんな角度から眺めて毎回新しい発見をすることになる‥‥かな?
ともかく、耐震偽装にならないように気を引き締めて練習しよう!
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