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pasmo-手入力精算明細票

またまたあさぎり号絡みの話です。
あさぎり号はJR松田駅に発着するものの、pasmoなどICカードで乗車することも可能。
という話は以前の「松田駅でパスモを使う(あさぎり)」(07年4月)の記事で紹介しました。

今回もそれに関する話題です。

21日の火曜日、町田から帰る際に本厚木からあさぎり号に乗車しました。
町田で乗車する際に「pasmo」で乗ったのですが・・・・



松田駅で処理してもらう際にこのような「手入力精算明細票」を受け取りました。

今回は町田駅で入場しているので、精算金額は440円(町田~新松田間の運賃)
JR松田駅にも関わらず「新松田」「小田急電鉄株式会社」という表記があるのは特筆されます。

カードの履歴を見るとどうやら、一度「窓出」と強制出場の処理をしてから手入力で金額を打ち込んで乗車区間運賃の440円を引去りしているようです。

今まで他の駅でこのようなレシートを受け取ったことありませんが、手入力精算でレシートを発行し乗客に渡すというのは公正性やコンプライアンス遵守という面でとても好感が持てます。

無人駅から乗車して降車駅で運賃分の現金を渡して下車。
という場合で御殿場線内の駅などは、列車到着時に沢山の人が押し寄せるので物理的に対応が難しいと思うので仕方がありませんが、少なくても自動改札設置駅では現金を受け取る際にこういうレシートを発行して欲しいものですね。




2・3番線(御殿場線普通列車ホーム)・小田急口改札とを結ぶ跨線橋上に掲出されているポスター
同様のものは他の場所にも掲出されています

あさぎり号利用時の松田駅でのpasmo(suica)の取り扱いに関しては冒頭で紹介した以前の記事で書いたことがありました。
その後「あさぎり号の新宿~松田間は使えます」と注釈の入ったポスターが掲出された事がありましたが、いつの間にか交換され現在のようなものになっています。


あさぎり号の松田到着前の放送でも私の知る限り「pasmoなどICカードでご利用の方は・・」という案内放送もありません。
松田駅で下車する場合はどのみち改札で「ICカード」を提示することになるので問題ないと思いますが、御殿場線普通列車に乗り継ぐ場合は、下車時に対応できずややっこしいことになります。
特に無人駅下車時に乗務員が集札する場合は、対応に時間を要し列車の遅れに繋がります。
また集札しなかった場合も、次回pasmo利用時に問題が生じます。
小田急新松田駅などの駅係員なら「あさぎり」絡みの事情も把握しているでしょうからすぐに理解してもらえると思いますが、遠方の駅ではそもそも駅係員がよく分からない可能性もあります。

更に言えばそのまま御殿場線上りに乗車して、国府津や東海道線内の駅で下車した場合、「代々木上原・千代田線経由」の実際の運賃とは異なる高額な運賃が引き落とされる可能性もあります。

車内放送などで
「御殿場線にお乗換えでpasmo利用の方は、ホーム改札口の係員にお申し出ください」
と案内するなどフォローが必要かと思います。

このような問題が生じる本質的な原因として御殿場線がICカード対応エリア外であることにあります。
今後JR東海の「TOICA」のエリア拡大が進められるようですが、「Suica・Pasmoエリア」と「Toicaエリア」の跨り利用が出来ない現在の状態では、問題が解消されないどころか更なる混乱も予想されます。

せめて沼津以東ぐらいは「Suica・Pasmoエリア」と「Toicaエリア」の両対応エリアにするなど、何らかの改善をするべきでしょう。


ちなみに、この日は雨天の影響であさぎり7号の松田到着が3分遅れ。
2・3番線ホームに向かったら、既に後続の三島行普通が到着。
いきなり「発車メロディ(乗降促進メロディ)」が鳴り出し「えっ??」と思うも、この時点では信号は赤。
ドアを閉める前に運良く車掌が気がついたようで
「先行のあさぎり号が遅れているのでしばらくお待ちください」と・・・

この時間帯は御殿場線の発車が

18:54発あさぎり7号
19:01発普通・三島行

と続行しているわけですが、信号システムの問題で先行の列車が約5.5キロ先の山北駅の信号を通過するまで次の列車が発車できません。
(要はあさぎりが出て5分ぐらい経たないと次が出れない)

なのであさぎり号の到着・発車が遅れると、次の普通はそれまで足止めを喰らうわけなんですが
信号が赤なのにドアを閉めて発車させようとするなんて、ちょっと「オイオイ」という感じ。
運転士が信号を確認するし仮に間違って発車しても、ATSで止められるから事故にはならないはず・・
と言っても、やはり疑問というか不安を感じます。
ワンマン列車じゃなかったのがまだ良かったと言うべきか・・・。


ちなみに「19:01発」の普通は長らく「19:00発」だったので、時々松田の発車が遅れていました。
数年前ぐらいに「19:03発」に繰り下げられたのですが、3月のダイヤ改正で再び「19:01発」になりました。
この列車、ダイヤどおりに走れば沼津到着は20時03分
松田~沼津62分という俊足列車です。(ちなみにあさぎり7号は48分)


09/4/26 7:56UP

コメント一覧

北海
きよぴさん

 東海道線直通の11両編成が幼少期の記憶、ということは、同じような年代みたいですね。

 ちなみに私は73系末期の記憶もありますが・・・。乗ったかどうかは覚えていません。

懐かしいところでは、御殿場線が4両→3両になる直前に、身延線色&湘南色&スカ色の三色混合などもありました。
その当時は8両編成なども普通に走っていたんですね。

きよぴ
御殿場線は完全複線化せずとも、部分複線化や行違い駅を増やすだけでもだいぶ違うと思うんですけどね。

東海道線からの11両編成の直通は幼少期の記憶ですが、今でもかすかに覚えていますよ。
115系導入前の73系時代から東海道線直通は113系だったので乗り得だった。と親が言ってました{汗}
北海
きよぴさん

 意外とどこかでお会いしているのかも?!
松田~東山北くらいまで複線化するのはいい案かも知れません。(東山北までは昔の複線跡もありますし)

 山北から先は、246号線の拡幅工事や工業団地などで昔の線路敷が使われてしまっているようですので、難しいでしょうね。

 そういえば、昔は東海道線からグリーン車付の11両編成が御殿場まで乗り入れしていたようですが、残念ながらまだ子供でしたので乗れませんでした。
(夏休みのラジオ体操のときに公園から見たことはありますが・・・)
懐かしい思い出?です。
きよぴ
北海さんはじめまして。
近いところにお住まいのようで、ちょっとアセアセです。

続行運転が出来ないお陰で、「あさぎり7号→御殿場線下り」「御殿場線上り→あさぎり2号」が遅れても心配なく乗り換え出来るというメリットもあるんですよね。
2号と7号は接続が丁度いいので、東山北や山北・駿河小山に止まらないのもフォロー出来ているし。

東山北を交換駅にする対案として、松田~東山北手前まで複線化するのはどうでしょうか?
でも下りで東山北駅手前の駅間で長時間抑止されたりしたら最悪かも。
北海
きよぴ様

 初めてホームページ&Blogを見ましたが、地元の鉄道に関する内容が多くて少し嬉しかったです。
たぶん同じ町(ここでは書けませんが)に住んでいるのでしょうが、これからも楽しみに見たいと思います。
 松田19:01発は昔から小田急の遅れで影響を受けやすい列車でしたね。信号システムが普通の自動閉塞式だったら問題ないのでしょうが、自動閉塞式(特殊)で松田~山北が1閉塞なので続行運転が出来ないのですね。
私の最寄駅の東山北が交換可能駅になれば色々な面でよいと思うのですが・・・難しいですね。
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