さて近鉄名古屋線と大阪線が合流する伊勢中川駅にやってきました。

以前に通ったことはありますが、ホームに降りるのは初めて


島ホーム4つの間に、両方からホームに挟まれた線路が3本
更に松阪に向って一番右側には片面ホームも
ホームに挟まれた線に到着した列車は両方の扉を開けて乗換えしやすくしているよう・・
でも自分の乗換え先の列車にはどちらから降りた方が便利か分からないと大変そう
伊勢中川駅は3方向の路線が合流する要衝で、鉄道関係の本などでも登場して話にはよく聞く駅ですが・・
どうも周囲を見るに駅周辺はそれほど発展しているわけでもなさそう・・・
列車の発着にあわせて、しきりに各ホームに構内放送が流れて賑やかな雰囲気ですが、ホームにはお客さんの数は少な目。しかも良く見るとひっきりなしな放送も、私がいる2・3番ホームのおじさんの駅員氏が1人で全部放送しているよう。
実は有名さに反してめっちゃローカルな駅の予感が・・・・

放送している駅員のおじさん、胸に「中川」という名札を着けていたけど、中川駅の意味なのか中川さんなのか・・・、中川駅の中川さん??
ローカルな駅ですが、隣りの隣りの島に売店を発見したので、地下通路を経由して移動。売店で飲み物を買うとします。軽食なども売っているちゃんとした売店があるのは、やはり要衝駅??

ホームや地下通路にはテレビモニター式の発車案内表示機が設置されています。
私は12時0分発の急行松阪行に乗って先に進むことに。
6両編成ぐらい(良く数えなかった)の通勤車両
急行だと伊勢中川の次は松阪のようですが、今のうちに一番後ろに行ってきっぷ精算することに。
ここまで来たら松阪駅で降りるときに現金精算でも良さそうですが、それだとつまらないので・・。

良く見れば2012年12月12日で12が並んでなにか凄い・・・
この券、写真だけ撮って松阪の改札で渡しちゃったけど、もらってくれば良かったカナ?
中川からはすぐに松阪


ついに松阪に着いたのカナ?
松阪は歌手の西野カナさんの出身地だそう



名古屋線名古屋~賢島間の停車駅案内図(特急以外)
裏面は大阪線になっていて、上本町~賢島の大阪線の駅名がずらり
長い跨線橋を通って表口と思しき南口に出るとします。
JR駅とは連絡改札なしで跨線橋が繋がっています。
南口側はJRが管理しているようで、近鉄で来たのにJRから降りるような??

ついに松阪に到着

こちらが松阪駅の駅舎
駅舎は結構立派ですが、どうも駅前は閑散としています。
駅前には東横イン、近くに昨夜刈谷で泊まったのと同じ系列のエースインも。
昨夜のうちに頑張って松阪まで来てここで泊まるのも手だったカナ?と思うものの・・・、
ちょっと時刻表を見てみたら、名古屋から松阪までの最終はJRだと20時30分発の快速みえ25号が最終

正確には20時40分発普通四日市行で乗換え乗換えで松阪まで行けるものの、松阪着はみえの1時間後。
どのみち、今回のホームライナー浜松3号からの私の行程では昨11日の松阪入りは不可。
名古屋から近鉄だと急行なら22時6分、特急なら22時45分と、まぁ距離を考えれば妥当かと言える程度の時間まであります。
名古屋~津・松阪・伊勢・鳥羽方面は近鉄の独壇場だったのが、JRが快速みえで参戦。
当初は古い気動車だったのが、高出力なキハ75を投入して攻勢を強めます。
競争なきところにサービスなしか、近鉄は急行列車のクロスシート車率を高め、後の記事で書きますが、JR側は格安な4回回数券で対抗と競っています。
しかし下り名古屋発20時30分で終わってしまうJR組みと22時代まである近鉄。
JRは儲かりそうな時間帯だけ競争に参入して旨い汁と吸っているようにも見えます。
ただそのお陰で伊勢鉄道や紀勢線津~多気間、参宮線など、快速みえが無ければ
ローカル路線に甘んじていたであろう路線に一定の乗客を誘致しているのも確かか。
公共交通事業として免許を受けて列車を走らせていれば、公共交通機関と言えるのか。
公共交通とは一体なんなのか。ということを色々考えさせられてきます。
さてそういう話は置いておいて、ついにやってきた松阪

ここでカラオケ屋にでも入って昼食がてら一曲・・・といきたいところですが・・・・カラオケ屋がない

駅前から歩道に屋根付いて商店街のようになっているメインの通りはあるものの、絵に描いたようなシャッター通り

通りを先に進んでみますが、これといったお店がやってない。もっと賑やかな感じの街だと思ったんだけど。
松阪牛で有名な街らしく「松阪牛」の看板を掲げた肉屋はあるものの、松阪牛を食べれるような店も見当たらない。
あっても値段的に私には食べれなさそうだけど

途中にファミリーマートがあって、見ると堂々と「14・15日おでん70円セール・店頭実演販売実施


松阪シティホテルというビジネスホテルよりワンランク上な感じの昔ながらのシティホテル風のホテルのレストランで日替わりランチのセットを食べることに。これで710円とお得な

昼時なので近隣で働いている風の人で賑わっていました。
ホテルのレストランなんでカード使えるかと思ったら無理だそうで

といったところで昼食を食べて駅に戻るとします。
折角松阪に来たので、駅の建物に入っている「まつさか交流物産館」なる観光協会的なところでやっている風な土産物店で、ちょっと土産物を買うことに。
松阪は江戸時代の文化人・本居宣長のゆかりの地だそうで、関係の書物もおいてあります。
ちなみに駅から少し歩くものの、松阪城址内に記念館もあるよう。次の機会に行ってみるのもいいかも。
地元のお菓子と伊勢の和紅茶なるものを買うとします。「伊勢の和紅茶」は味が良くて評判が良かったです。
しか~し、西野カナちゃんにかんするものは特になし・・・。三重の観光大使なんだし、何か関連のグッツとか三重のガイド本とか売り出せばいいのに

松阪出身っても松阪のどの辺りなんだろう??
<次回に続く>
2012/1/9 00:47(JST)