路面モジュール作り、今回から実際の作業を紹介していきます。
前回の(その0)で紹介した「ART FACTORY 城南島」によるレイアウト製作方法に準拠して、べニア板から台枠を作るとします。
買ってきたべニア板を正確に綺麗に切るのは素人には難しいですが、ホームセンターではよく購入したべニア板を有料の指定の寸法で切ってくれるカットサービスをやっているので、それを利用します。
カットサービスをやっているお店とやっていないお店、またお店によって品ぞろえも違い、車で3軒ほど回って最終的にカインズホームでべニア板の購入＆カットを行いました。カインズでは1カット50円でした。
お店に行く前にWebサイトや電話でカットサービスをやっているかどうか確認してから行く方が無難かも。
事前に「ART FACTORY 城南島」のページを参考にメモ用紙に寸法図を書いて持参しました。
「900×450」のべニア板を買う予定でしたが、私が訪問した際は販売がなく、あるのは「900×300」か「900×600」、前者と後者で500円違うので、安い「900×300」の方を買うことにして、側板の組み合わせを変更して縦300mmに納まるようにしました
この 900×300サイズ。9mm厚のシナベニアを購入。
カインズでは1カット50円。
会計の前にカットを依頼するか後かはお店によってシステムが違うので、初めての際は会計前に確認した方がいいと思います。
先ほどのメモを係員に見せてカットを依頼します。
流石に相手はプロ。これを見ただけでカット数が最小になるような切り方を考えてくれました
この業務用の大型マシンで係の若いあんちゃんがシュッパっと切ってくれます。
なかなか係のあんちゃんが格好よく見えますね。
ちなみにマシンの目盛り100㎜以上でしか対応しておらず、100mm以下のカットは手作業での位置合わせになるので誤差が多めになるそうです。
このカットサービス、基本的に購入と同時の場合が対象で後日だと対象外になるお店が多い模様。
べニア板1枚から台枠1個分だけ取るとかなり板が余るので、板の購入時に台枠2つ分など一緒にカットしてもらう方が割安かもですね。
こちらがカット後。べニア板の代金+カット代(6カット)で約1300円ぐらいでした。
余った部分(端材)は店で処分するか持って帰るか選べます。折角買った物なので何かに使えるかも・・と持ち帰りました。カットして小さくなったので端材も含めて、電車やバスでも持って帰れるサイズです。
とりあえず接着しないで仮組状態にレールを載せてみました。
レールについては次回以降で触れます。
本体の板が308×260が1枚
側板が、260×61が2枚 260×61が2枚
後々になって考えると、本体の奥行きをもう3cm延長して308×290にすれば側板が290×61が4枚になってカット数を節約できたかなと
側板の高さも61mmではなく50mmにした方が良かったかも？？
高さは低めにした方が収納や運搬時に有利なのと、次の工程の高さ調整用に使う長ナットのサイズ(長さ)が50mmなので・・。
それはともかく、組み立てに移るとします。
城南島サイトの作例と同じく、長さ19mm/太さ0.9ｍｍのこびょうという釘を使います。
約220本入りでホームセンターで約100円
作例に従って、まずは釘を仮打ち
この辺りは作例の城南島サイトを参照してください
http://www.artfactory-j.com/%e4%bd%9c%e5%93%81%e5%88%b6%e4%bd%9c%e3%81%ae%e3%83%92%e3%83%b3%e3%83%88-vol-1%e3%80%80%e5%8f%b0%ef%bc%88%e3%83%a2%e3%82%b8%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%83%ab%ef%bc%89%e3%81%ae%e4%bd%9c%e3%82%8a%e6%96%b9.html
反対側に少し顔を出す程度に打ちます
その後、木工用ボンドを塗ってからはり合わせて釘を打ち込みます。
仮打ちしないで、ボンドを塗ってそれから釘を打ち込み・・という順番で作ってしまうと、ボンドが乾くと硬くなって釘を打つのが大変になるので注意ですね。
側板を取り付けて・・・
釘をトントコトントコ打ち込んでなんとか完成
しか～しよく見ると微妙な歪みが・・。初心者が最初から上手にできるわけがないので仕方がないですね。
横幅が308mmよりも微妙に長くなってしまったような・・
他のモジュールとの接続を考えると、横幅を307mmで作っておいた方がよかったかも・・
さて台枠が完成したところで、次回は高さ調整用の脚の取り付けとレールですね
＜次回に続く＞
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2018/8/24 14:58(JST)
