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06年2月香港旅行(2/17・KCR/Eastの駅降りに出発)その19

さて早速、スターフェリー(天星小輪)で九龍半島側に渡るとします。
中環からは尖沙咀行とホンハム(駅とは別の場所)行の2系統出ていますがメインは尖沙咀行です。
旅行ガイド等にも必ずといっていいほど登場する定番で、海(実質運河ですが)から景色を眺められるので、香港を訪問する方には特にお勧めしたいところです。


往尖沙咀の看板を頼りに乗り場に進みます。1階(2等)と2階(1等)がありどちらにするか迷いますが、なんとなく歩いていると1等乗り場に・・・。
ここもオクトパスカードが使えるので便利なものです。ちなみに1等は2.2ドル(約65円)というありがたい値段です(2等は1.7ドルだそうで)


さて10:45頃発の便に乗ります。掲示によるとこの時間帯は7~8分間隔ですが、30人ぐらい乗船と空いています。(観光客が目立つ・・・)

船内から香港島側の風景と僚船を望みます。フェリーといえども車両航送をやっていないので、日本語の分類では「純客船」ですね
島と半島部からなる香港内の交通手段としてかってはフェリーの航路が多数あったようで、車両航送している路線も多数あったそうです。ちなみに1998年の香港地方街道指南では今はなき航路が多数掲載されています。


座席は転換クロスシートです。一部の席には船員専用の表記がありますが私が見たときは利用されていないようでした(というか空いているから他にいくらでも空席が)
8分ほどで対岸の尖沙咀碼頭に到着です。


尖沙咀碼頭はフェリー乗場の目の前にバスターミナルがあります。結構大規模なターミナルで11系統が発着。5系統が経由しています。
発車時刻が表示されるLED式の可変電光表示機やKMBバス社の案内所などもあります

というか上の写真では対岸のIFCのビルの高さが良くりますね。
某Sさんの友達のOLさんはこのビルで働いているそうで羨ましいものです。私もそういう身分になりたい

写真下はそのKMB社の案内所。グッツ類も展示・販売されていました。
丁度社会見学中とおぼしき小学生が訪問中です


さて少し歩いたところにある時計塔です。
1975年までは当時電化前の九広鉄道がここまで来ていて、この時計塔は当時の九龍駅の駅舎の一部だったそうです。
やはり駅降りをするならまずは旧駅跡の時計塔に挨拶をしておかねば・・・ということで今回はこのルートを選んだという寸法です。きっと戦前はここからヨーロッパに行く直通列車なども出ていたのかもしれないですね。

一度は短縮された路線が2004年の尖東駅開業で当時の駅の近隣まで再延伸されたというのは興味深いものです。路線短縮の理由はよく分りませんが当時の路線跡が梳士巴利道(Salsbury Road)の一部なっていると思われる点などから都市計画的な理由かもしれないですね。

06/08/06 5:09UP
***
スターフェリーは他に湾仔~尖沙咀・湾仔~ホンハム航路があります。
香港街道地方指南2006年版によると、ホンハム系統は7時~19~20時まで。尖沙咀系統は22:30~23時前まで運航している模様。

中環~尖沙咀航路は以前は23時過ぎまであったような気がしたのですが短縮された模様ですね。
夜遊んでホテルに帰るときに(23:30分過ぎぐらいだった)乗ろうとしたら既に最終便が終わっていたという苦い経験が・・・。

2等に乗れるのは中環~尖沙咀航路だけなので、通は2等を好むとか聞きます。
他の航路は2階席(1等のみ)だそうです。グリーン車的存在というよりもイギリス時代の階級社会の名残でしょうか。
1982年までは2階建てトラムにも1等があった模様で、書物では2階建てトラムが単層のトレーラーを曳いている写真をみます。
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