(新)八草きよぴ(kiyop)非公式モリゾー愛ブログだトン

海外SIMとSIMカッター

今回は香港旅行を控えて私が持っている海外SIMの話とSIMカットの話などを随想的に書きます。

私は以前から日本でローミング利用可能な海外SIMとして香港SIMとシンガポールSIMを維持しています。
普段はLINEのようなネットサービスの認証SMSの受信用や2段階認証SMSの受信用に使ったりしていますが・・

問題は標準SIMサイズ
私が買った時はまだ標準SIM全盛時代だったので仕方がないのですが、今は端末の対応サイズもmicroサイズやnanoサイズが主流。
今度香港で新しく買おうと思っているスマートフォンも調べるとmicroどころかnano×2対応

いま私が持っている端末で標準対応でSIMフリーで使えるのは2010年秋に買ったLG GT540だけ
今となっては、音声通話やSMS用ぐらいには辛うじて使える。という状態

SIMサイズを小さいする方法としてSIMカッターなどでカットして小さくする方法がありますが、SIMが可哀そうというか失敗のリスクを含めてSIMを切るのはどうも躊躇します。

といっても使える端末がない
ドラマ「ドクターX」の頻出セリフで「切らないと死ぬよ」がありますが、まさに
「切らないと(使える端末がなくてSIMが)死ぬよ」のような状態

今度香港旅行に行くことにしたので、手持ちの香港SIMは少なくてもmicro対応にしたいです


ということで秋葉原でSIMカッターを買ってきました。穴あけパンチのような構造ですね。


標準→micro、標準→nano、micro→nanoの3種類のカットに対応。値段は税込約460円


写真上方向からSIMを挿入します

とりえずテストとして期限切れのソフトバンクSIMで標準→microのカットを試したら成功
カットする際は一思いに体重をかけてゴリっとやりました(躊躇うと失敗の可能性があるようで)

次は本命のシンガポールSIMと香港SIMをカット・・と行きたいところですがSIMをよく見ると
裏面の金属端子部分の大きさが違う


上から「ドコモMVNOのmicroSIM」「シンガポールSIM」「香港SIM」


シンガポールSIMをSIMカッターに差した状態。標準→microカット
標準→nanoサイズのカットだとクリティカルすぎて怖いのでmicroにします
microでも左辺がギリギリで不安が

「切らないと死ぬよ!」という言葉を思い出しながら一思いにシンガポールSIMをmicroサイズにカットこちらは成功。端末(Lumia)に入れてみましたが無事認識してSMSも送られてきます。


カットに成功したシンガポールSIM


一方で金属端子部分が大きい香港SIM
SIMカットについて検索してみると、
「microでカットされる部分の端子は実際に使っていないのでカットしても支障がない」
「端子部分をカットすると失敗することが多い」
のような情報が出てきます・・・。


香港SIMをSIMカッターに差す状態。標準→microカット。明らかに1列分カットされます

これは怖くてカット出来ない

ちなみに私の香港SIMは


香港3の「3G International Roaming Rechargeable SIM Card」という商品

この香港3のSIMは香港内での音声通話・データ通信(香港の電話番号付)の他に、日本を含め世界多くの国でローミング対応。ローミング利用時はデータ通信・音声通話ともに高額(日本などでは事前申請制でデータ定額1日約2100円あり)になりますが、プリペイドなので青天井で料金が請求される心配もなし。このSIMの全盛期には予備として持っているにはいいSIMでした。

LTEが使えなくても(不明瞭)メールやSNS程度なら3Gでもまぁいいいかなと割切るにしても、このSIMの利点の一つだった「香港内でデータ通信が1日上限28HKドル」(約400円)の制度も現在は廃止になっている。という情報もあって困ったところで

一応の朗報で私の実体験ですが
期限延長は100HKドル以上のチャージで180日が公式の案内ですが、私が確認した中では昨年秋ごろから、期限到達するとリチャージしなくても自動で180日延長されています。
残高が700HKドル超と高額になっているからか、キャンペーンのようなものか不明ですが・・
ちなみに2~3年前の一時期は20HKドルチャージで180日期限が延長されたこともありました。

正直今まで維持し続けてきて残高も貯まってしまい捨てるに捨てられない状態です。

残高を考えるとSIMカットでいちかばちかの賭けに出ることも出来なくて・・・
現行商品のSIMに残高を移し替えるようなシステムがあればいいんだけど
(あってもカスタマーセンターで電話対応とかだと語学的な面で無理が)


そんなこんなで香港に行ってもスマホでデータ通信できるSIMがないということで、とりあえず?に買ったのが、タイTrue moveのアジア周遊SIM
日本・香港・マカオ・台湾・中国・韓国などアジア13か国で使用可能
4GBで8日間(4GB超過後は8日経過まで128kbpsらしい)厳密には使用開始から192時間?

という優れもの?SIM(ただし音声通話は不可)
値段は1580円(Amazonプライム配送対象)でした。

注:中国ではLTE周波数が特殊(B39~B41とか)な中国移動網を使うので特別な対応端末が必要


販売業者作成の日本語の説明書があるのはよいですが、パッケージがないのが残念
パッケージあってもタイ語読めないといっても・・・。まぁパッケージ付きは香港で買うのが一番かな??

APNは「internet」ユーザー名・パスワードは「true」認証方式「CHAP」

SIMサイズは、標準・micro・nanoの3サイズ好きなサイズに切り取れるタイプ

中国移動香港の音声通話付きで海外ローミング可能・日本からリチャージで維持できるSIMも気になったのですが、配送スケジュール的に出発までに到着できるか微妙だったので、これは香港現地で買おうと思います

どのみちタイSIMの方もモバイルWIFIルータでも使えるので無駄にはならないです


日本でもSIMフリー端末が一般化してきて、海外旅行用のSIMの話題も豊富ですが、音声通話(電話番号での音声通話)の可否が不明瞭な情報が多いのが残念です

言葉の壁があるので現地のお店・企業などに予約・問い合わせの電話するような使い方は難しいですが、旅行自体に友人など同行者がいる場合、また現地で友人等と会う際、日本の家族・友人などから連絡を受ける、こちらから電話する際など、電話番号付きの方がなにかと便利だと思うので、1台分は音声通話SIMを確保したいですね。


2017/9/14 4:01(JST)

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