(新)八草きよぴ(kiyop)非公式モリゾー愛ブログだトン

鉄道模型-Nゲージ路面モジュール作り(その4・道路部分の製作)

前回から続く

さてNゲージ路面モジュール作り、前回はユニトラムレールを取り付けたところで終了。
いよいよ情景の製作として今回は道路作りにとりかかかります。

道路や駐車場・建物部分のベースにはスチレンボードを使うのが一般的のようですが、ホームセンターを数軒回っても見つからなかったので、今回はこの「ザ・スリム」という発泡スチロール風ですが似て非なる硬めの材質(ポリスチレンフォーム)の板を使います。本来は住宅の壁などに使う断熱材のようですね。



ユニトラムレールの厚みが7mmなのでザ・スリムも7mm厚のものを買います。900×300で約320円でした。

さて道路を作るわけですが・・このモジュールは神奈川県大和市内を想定
(具体的には林間モール前~オークシティ・市役所市立病院前から大和駅にいたる片側1車線の市道)
大和市では平成24年度から自転車通行空間整備として主要道路では道路端を青く塗って自転車通行帯としています。大和市内らしさを出すためにこれは再現しないとですね。



http://www.city.yamato.lg.jp/web/d-seibi/soukoukuukan.html
大和市>>自転車の安全利用>自転車通行空間整備

https://www.youtube.com/watch?v=7gVFGtGE7nQ
ヤマトンが登場するyoutube動画では、市長が誇らしげに「日本でもっとも自転車通行空間が整った街になる」と言ってますね。


さて、まずは試験的に手前側の道路を作るとします。
レールを敷いた残りの手前側のスペースは33mm
道幅は何mm取るか迷いますが・・・あまり広くすると、情景を作るスペースが小さくなってしまいます。
想定している区間は現在片側1車線道路なので、モジュールでも片側1車線です。

車道20mm(1車線・実物換算3m)、自転車通行帯4mm、路肩1mmとして残りを歩道とします。



ザ・スリムを33mm×308mmでカット。7mm厚と厚めですがカッターで切れました



これを手前側に貼り付け。最初ボンド(スーパー多用途su)を使ったら剥がれてしまったと塗膜で盛り上がってしまったので、両面テープ+木工用ボンドで貼りなおしました。



道路の路面にはこの800番のサンドペーパー(紙やすり)を使います。約70円とお値打ち



歩道部分も含めて33×308mmになるようにカット。
サンドペーパーの大きさだと308mmに足らないので2分割する形になります

自転車通行帯の4mmを残してマスキング



Mrカラーの34番「スカイブルー」を使い、シューシューとスプレーします。
多少ムラが出来ても現実の道路はそんなにきれいではないので気にしない??



マスキングテープを貼る時の抑えが足らなかったのか少しはみ出てしまいましたが・・・

現実の道路をよく見ると(上の写真参照)自転車通行帯と歩道の間の路肩部分は青く塗られていません。
これを表現する為に1mm幅を路肩としてそれ以外の部分をマスキング
路肩の部分は100円ショップで買ったアイボリーのスプレーをシューシューします
グレーは100円ショップで売ってなかったので・・



自転車通行帯と車道の間にICテープで白線を貼ります。
青色がはみ出てしまった部分をうまくカバー出来ました



台枠に貼り付けて手前側は出来上がり。
思ったよりも実感的になったかな・・と自画自賛ですね



奥側の車線分もザ・スリムを貼り付け。
奥側の車線は、車道20mm+自転車通行帯4mm+路肩1mm+歩道15mmとしました。
(歩道以外は手前側と同じ寸法)
歩道をもう少し広くすれば植え込みや街路樹も表現できるのですが、建物を仮置きした結果、奥行きの情景部分の余裕が厳しいので、最低限の幅としました。

まずは手前側と同じ要領で自転車通行帯と路肩を作ります

両車線出来たところで次に歩道部分を作ります。



歩道はケント紙を細長く切って作ることに。
手前側は約9mm幅(現物あわせ)+奥側は1.5mm幅に



歩道部分はケント紙を2枚重ねとします。
上側の路面部分になる紙はグレーのスプレー(ミスターカラーの35・明灰白色)をシューとスプレーします。
グレースプレーも買ってきました



手前側は2枚重ねで灰色に塗ったの方を上にそのまま貼り付けます。

道路の歩道をよく見ると、駐車場など車が出入りする前の部分は低くなっています。
高い部分は2枚重ね、低い部分は1枚貼りとすることでこの段差を表現する作戦ですが・・



建物を仮置きして位置を確認します。
歩道の高くなる部分に1枚目の台紙を貼ります。



その上から灰色に塗った上側の紙を貼り付けて歩道が完成



歩道の段差部分を拡大すると・・・
一応高さの違いが表現されていますが・・・、ケント紙1枚程度の厚さでは触ってみればわかる程度・・・。
正直ほとんどわからないですね
台紙はケント紙3枚重ねにするか厚みのある工作用紙にすればよかったかも

道路と線路はこれで完成。次回から建物と地面の製作になります

次回に続く

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2018/9/10 22:12(JST)

コメント一覧

八草きよぴ(kiyop)
https://yaplog.jp/kiyop/
まぁ日本一自転車走行環境が云々」は少々誇張しすぎな感はありますね。
ただ道路上にはっきりと自転車走行レーンであることを示して、自動車運転者に「自転車が車道を走るぞ!」と無言の圧力をかけているのは良いことだと思います
自転車の車道走行問題は「道路は自動車だけが我が物顔で走る場所ではない」という自動車運転者に対する運転マナー啓発問題だと思うので
ほのおちゃん
http://ameblo.jp/honowo/
「日本一自転車走行環境が云々」ったって、他の国内の市町村と比べてましなだけで、歩道や車道から物理的に隔離された専用道の整備が進む諸外国に比べたらお笑い草だし、従前の歩道走行に比べて走行可能な幅が狭まっている上に路上駐車や煽り運転からの保護もない。

そんなの自慢たらしく宣伝するもんじゃないですね。利用者目線で見れば走行環境が悪化してるのだから。
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