10分近く遅れていた飯田線でしたが、奇跡的に2分遅れに回復して豊橋に到着です。
豊橋まで来ればもう名古屋に着いたも同然
というか既に広義の「大名古屋」ですね次は名鉄に乗換え。乗換え時間は6分ほどですが、飯田線→名鉄なら楽勝なはず・・・
写真右隅に先ほどまで乗っていた飯田線が見えますね。
ホーム上の小屋で、手持ちの残高90円と2200円のトランパスカード（ユリカ）を出して、「これで岡崎公園まで」と言ったら、
係員「残高90円のカードに入場記録は付けられない」
係員「ここでカードで乗車券を発券出来ないのでこのまま乗って下車駅で精算してください」
とな・・・・しか～し、なにか嫌な予感がしたので
きよ「じゃこっち（2200円の方）に入場記録を付けてください」
係員「こっち（90円の方）は使えなくなりますよ」
きよ「きっぷ買うときに使います」
係員「わかりました」
といった感じで、残高2200円のカードの方に入場記録をつけてもらい乗車するとします。
「快速特急・新鵜沼行」に乗車です。
東岡崎までなので特別車ではなく一般車の方に・・・。
車内の様子。
豊橋を出ると今さっき通った飯田線との共用区間を戻る形で走るわけですが、前に飯田線列車がつかえているのか、下地や船町駅の手前で徐行状態に。
快速特急なので、豊橋の次は東岡崎ですがこの間の約20分が結構長く感じます。
まだ16時半前とはいえ、生憎の雨天。既に外も薄暗くなっていて車窓の景色もイマイチ。
今どの辺りカナ？とか気になってきますね。
豊橋から東岡崎までは約30キロ（下車駅の岡崎公園までは31キロ）。意外に遠いです。
ちなみに小田急線で新松田から本厚木までは約26キロでロマンスカーだと途中無停車で約20分。
やはり名鉄の120キロ運転の威力なのか？
愛環鉄道との乗換駅の岡崎公園駅は普通列車しか止まらないので、東岡崎駅で乗り換えです。
普通・犬山行。2005年頃にデビューしたステンレス3Rのクロスシート車2両編成
乗ってきた快特が発車して直ぐに発車です。
岡崎公園前で降りたら、なんと集中管理無人駅の模様
下車駅で精算して・・となったらインターホンで管理駅の駅員を呼び出してとかなんとか。
で時間かかりそうなので、嫌な予感は的中したような。
豊橋から岡崎公園までは540円。出費がずっしりと気になります。
ちなみに豊橋から東海道線で岡崎経由でも同じ愛環線の列車に乗れそうですが、岡崎で2分乗換えで心配なので止めておきました。
ちなみにこの時間までに、ここ岡崎公園前に着くには、飯田線豊川駅と同じ場所の名鉄・豊川稲荷駅だと15時38分発、飯田線小坂井駅から歩ける名鉄伊奈駅からだと15時58分発に乗らないと無理。
ちなみに私が乗ってきた飯田線は所定時刻で豊川15時43分発・小坂井15時49分発。
豊橋近辺の約4キロが行って戻る形になるので無駄になるとはいえ、
途中でショートカットする意味もなく、結局豊橋経由が一番早いという今ひとつな状態。
名鉄は岡崎公園前駅という名前ですが、愛環線の方は中岡崎駅という名前。
この写真は名鉄の駅辺りから撮っていて、写真左側で名鉄と愛環線が交差しています。
両駅とも駅自体が小さい事もあって松田と新松田の乗換えよりも近いです。
岡崎市の中心は名鉄の東岡崎駅の辺りで、JRの岡崎駅はどちらかといえば町外れ。
そのJRの岡崎駅から岡崎の市内線のような形で途中各所に止まりながら、名鉄と交差しつつ愛環線が北方向に伸びているような形です
この表示機、愛知環状鉄道が独自に開発したものだそうで、エクセルベースで動いているとか。
一時期直販で市販されていて、箱根の強羅～早雲山のケーブルカーでも使われていたのを見たことがあります。
予定通り16時31分発の高蔵寺方面の北野枡塚行に乗車・・といいたいところですが、時間的にギリギリ。
6分乗換えのはずなんですが、名鉄が少し遅れたようなので。
券売機でとりあえず八草まで580円のきっぷを買って入ります。
ちなみに自動改札化されてました。
愛知環状鉄道の特徴はなんといってもこの運行情報の表示機
各列車の大まかな現在位置が表示されています。
今いる中岡崎駅は最上段左から3つ目
主要駅のホームに表示機が設置されている他に、公式サイト上でも公開されているのでネット上でも見れます。
国内の鉄道としては先進的なシステムですが、あまり注目されていないのは残念ですね。
広く紹介すると、JR東海とか他社の情報提供の悪さが際立つのであまり触れたくないのか。と思ってしまいます。
今回はこの写真を撮っている最中に予定の列車が到着するか・・・という状況なので、表示をみるまでもなく。という状況でした。
ということで、やってきた北野枡塚行に無事に乗れました。
3つ目の北野桝塚で隣に止まっている高蔵寺行きに乗換えです。
要は車両交換か・・・。
実は北野枡塚からの列車の車掌さんは私の友人のHさん。
今回、友人氏の乗務する列車にあわせて乗るために、豊橋や中岡崎の乗換えで焦っていたのです。
それにしても見ていると愛環線の車掌さんは忙しそう。
車内を回り無人駅から乗った人にきっぷを売る訳ですが、
あっちこっちから声がかかり、同時に２人のお客さんを対応したり、なんとも忙しそう。
対応している途中に駅に着いたらどうなるんだろう？と心配になってきます。
これでも「普通な方」でもうちょっと遅い列車になると、飲み会に行くお客さんが多くなるのでもっと忙しいんだとか。
かっては御殿場線でも結構頻繁に車掌が車内を回っていたものの、今はあまり車内を回らないので尚更対照的です。
三河豊田駅の直前に、自動放送で「次は三河豊田。トヨタ自動車本社前です」のような放送が入るのが、トヨタの城下町らしいような・・。
次の新上挙母駅共々、ホームに「運行情報」の表示機が設置されていたので、トヨタ関係者とかやはり乗客が多いのカナ？
新豊田駅で行き違いで4分ほど停車。
乗っているのは青帯塗装で2009年に増備された最新車両の2両編成。
ロングシート車です。
こちらは車内の様子（終点の高蔵寺駅で撮影）
JR東海のロングシート313系と違って座席の袖仕切りは大型タイプ
私は座席の袖仕切りは大型タイプの方が優れていると思っているので、JR東海車の方は手抜き感を感じます。
新豊田駅で行き違いをした列車。こちらは緑色塗装。
徐々に青帯塗装に変更されていて、最終的にはこの塗装は廃止されるそうですが・・。
私はモリコロカラー風の緑色塗装の方が好きなので塗装変更は納得がいかないです。
とはいえ、今はなき旧型車は青帯だったことを思うと、、
本来の愛環鉄道の色は「青帯」で緑塗装は万博カラーということだったのか・・・・
愛知環状鉄道は午前中に乗った天竜浜名湖鉄道と同じく、国鉄（JR）の赤字ローカル線を転換したいわゆる3セク鉄道。
1988年に岡多線という岡崎～新豊田間の路線の経営転換＋新豊田～高蔵寺間を新規開業の上に誕生した路線。
とはいえ、人口が多い都市近郊を走っている上にトヨタの通勤輸送などで活況。
当初は単線だったものの徐々に複線化されたり、本数も乗客も多く赤字ローカル線転換路線という雰囲気は全く感じられず、むしろ中堅私鉄のような印象です。
車両の見た目だけは御殿場線ですが・・・
八草までのきっぷだったので、終点高蔵寺までの乗り越し精算を頼んでみることに。
途中の四郷駅はやたら架線柱の幅が広く複線どころか2面4線駅に出来そうな広そうな雰囲気が・・。
単線区間も複線分の軌道が出来上がっている印象です。
見た感じ新豊田・八草・瀬戸市の乗換え駅で結構乗客が入れ替る様子ですね。
今回は八草駅は下車せずに通るだけ。
八草駅に到着する際に自動放送の他に「次は八草です」と車掌さんが放送を入れたのは、なにか意味があるのか少し気になります。
瀬戸市駅に停車中にスマホを触っていたら、ホームの無料無線LANスポットに接続されました。
公式サイトによれば瀬戸市駅の他に乗換駅の八草や新豊田・中岡崎駅のホームには無料無線LAN（フリースポット）が設置されているそうで・・。やはり何かと進んでいますね。
とはいえJR駅に間借りしているからか、起終点駅の岡崎や高蔵寺には上述の「運行情報表示機」も含めて設置されていないのは残念なような。
終点の1つ手前の中水野駅を出たところで、車掌さんは検札に回ります。
4両編成だったらタイヘンそう。
ということで、中岡崎からは1時間強。北野桝塚からは50分ほどで終点高蔵寺に到着です。
乗ってると結構あっという間ですね。
ちなみに新豊田から岡崎側は2005年の万博開幕直前に岡崎→万博八草で乗って以来ですが、この時は60～70キロまで加速したら延々次の駅まで惰性で走るような状態で、まだかまだかと、とにかく時間がかかった印象でした。
どうも万博閉幕後のダイヤ改正で全線で約10分スピードアップをしたようで・・・。
ここで友人の車掌氏とはお別れ。
ほとんど話せませんでしたが、この機会に乗務する列車に乗れて良かったです。
私はとりあえず改札を出てお店に寄りつつ自由通路を歩いていたら、
女性に声をかけられ「20代の方にアンケートをお願いしてます」とアンケートの記載を頼まれます。
内容は美容やファッションに関するもので、読んでるファッション誌やお洒落だと思う芸能人の名を書くようなもの。
お洒落だと思う芸能人、良く分からないので「西野カナ」と書いておきました。
「これから何処か行かれるんですか？」と聞かれたので「栄の方に・・」と答えたりですが、
一通り書いた辺りで「それで結構です」と行って去っていったけど、なんだったのカナ？
やはりエステとかの勧誘で、獲物になりそうにないから諦めていったとかでしょうか？？
＜次回に続く＞
2011/10/31 23：40（JST）
