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ChatSim-月額平均250円で世界でLINEのテキストメッセージが使える海外格安SIM(前編)

今回は携帯電話・スマートフォンの話題。といっても端末の話ではなく回線(SIM)の話題です。

MVNO事業者による格安SIMは花盛り。既存携帯キャリア3社に較べて大幅に料金が安くなる人も多いことから、色々と話題です。
今回紹介するのはそのMVNOSIMの中でもLINEなどチャットアプリのテキストメッセージの送受信に特化しつつ激安価格で提供されている「ChatSIM」


このChatSIMは、日本の一般的な格安SIMとは異なり、イタリアのZeromobile(現ChatSim)社による、イギリスの携帯事業者の回線を利用したMVNOSIMという異色のSIM。音声通話は出来ませんが海外(イギリス)の電話番号を持つような形になります。

1年目は年間約3000円(月額平均約250円)、2年目以降は年間約1600円(月額平均約134円)
2年間利用した場合の月額平均は約192円
この激安価格で日本国内を含めて世界中でLINEを初めてとしたチャットアプリのテキストメッセージ(絵文字含む)が使い放題です。


対応チャットアプリは、LINE、lmo、Meseenger(Facebookのメール)、Wechat、Teleglam、BBM、WhatApp、QQ、カカオトーク、Hike、の10種類(現時点。日本公式サイトから引用)

対応国は日本を含む世界150か国以上。250以上の携帯通信事業者で利用可能。
例えば日本周辺のアジアの国では、中国・香港・マカオ・台湾・韓国・タイ・シンガポール・ブルネイ・インドネシア・ラオス・マレーシア・ミャンマー・フリィピン・ロシア・オーストラリア・ニュージーランドといった国で使えます。

欧州・北南米など他全ては書ききれないので、これ以外は公式サイトを参照してください。


実際の購入と料金

私が買った昨年(2015年)8月時点ではまだ日本発売されていなかったので、イタリアのゼロモバイルに直接注文する形となり、送料込みで3462円(25ユーロ)でした。

2016年2月からアイツーと提携して日本発売も開始されて、日本でも買いやすくなりました。
今だとamazonでSIM単体で2900円。5000クレジット付きの留学ChatSimが5100円で販売されているので、もう少し安く済みそうですね。


SIM単体の値段にはSIM発行料と1年間の使用料が含まれています。この値段で出来るのは、対象チャットアプリでのテキストメッセージ(絵文字含む)+αの送受信のみ。

またSIMには(+44)のイギリスの電話番号が付いてきて、その電話番号でのSMS受信も無料で出来ます。(送信は不可)。チャットアプリのアカウント開設時のSMS認証やSMSアラートの受信も出来ます。

追加クレジットを購入すると、画像・動画の送受信。またLINE電話のようなIP通話など、テキストメッセージ以外の送受信も可能になるという仕組みです。
追加クレジットは1300クレジットで2000円。日本国内(地域によって異なる)では50クレジット=1MBなので、75円/1MBとなります。

もしクレジットを購入するなら「今なら追加購入で+500クレジットサービス」みたいなキャンペーンを時々やっているので、そういうタイミングで買うのがお勧めかも。

私は「とりあえずテキストメッセージだけ出来ればOK、画像の送受信などはWi-Fiで」という使い方なので、クレジット購入なしで使っています。(クレジット購入なしでLINEで何処まで使えるかなどは後ほど紹介)

また1年経過後の更新は年間1600円(2016年10月9日時点)でした。
冒頭で年間3000円(月額250円)と書きましたが、2年目以降も使うならもっと安くなりますね。

有効期限が切れる頃から「今日・明日中に更新すれば500クレジットプレゼント」みたいなキャンペーンメールが時々配信されるので、更新するならそのタイミングでやるのがお勧めです
私はタイミングを逃してしまいましたが

ちなみに8月終わりに有効期限が切れて、SIMは無効(圏外状態)に。その後10月初めに更新して、引き続き同じ契約・同じSIMで使えました。



1年間なら月額約250円。2年間なら月額約192円という激安価格で、LINEなどのチャットアプリが使える「ChatSIM」

1枚持っていると便利と言いたいところですが、日本国内のみでの使用ならば「so-net0SIM」や「freetelの299円プラン」など格安帯でもライバルは多く優位とはいえないところ。

その上、対応チャットアプリの中で日本で一番普及しているLINEは複数端末での利用が不可。LINEを入れているメインの端末には、なんらかの常時接続できるSIMを入れているはず。と考えると、国内でChatSimが便利に使える人はちょっと限られてくるカナ?と・・。
また、そもそもの大前提としてSIMフリー端末を持っていないと意味がないです。

やはりChatSIMならではのメリットとしては、海外でもWiFiがない場所でも最低限LINEは使えること。

日本公式サイトでは「海外留学」での利用を推していますが、留学など中長期滞在なら現地SIMを購入するなどの方が便利なシーンも多いと思うので、むしろ短期滞在海外旅行や複数の国を渡り歩くような周遊型・バックパック型旅行の方がメリットがありそうです。

普段の日本国内で何らかの使い道を見出せば、「海外旅行は年に1回ぐらい」という人でも、現地SIMの入手が難しかったり割高な国、短時間の滞在などSIMを買うほどもない場合など、、持っていれば何かと役立つシーンはありそうです。


端末の設定や実際に追加クレジットなしでLINEでどこまで使えるのか?などに関しては次回に紹介します。




2016/11/7 2:51(JST)

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