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08年2月長崎・福岡の旅(その11・眼鏡橋を見学)

その10から続く



さて石橋電停から再び路面電車に乗るとします。
厳しい残り時間で行けそうなところ・・・という事で眼鏡橋に行くことに。

一日乗車券の案内図によると最寄は「賑橋」電停。
ちょうどいいことに、石橋から出ている電車(5系統石橋ー蛍茶屋線)の通り道のよう。

掲出の時刻表は8時代以前と20時代以降のみで、その間は「概ね8分間隔で運行」と記されているだけです。




車内の運賃箱は両替機能もない「本当に運賃箱だけ」という感じの簡素なもの。
運賃が100円均一なのでこれで済む・・。というところのようですが、500円や1000円の両替は運転士が手渡しで対応するそうです。珍しい方式ですが、今回は1日乗車券だったので体験できなかったのはちょっと残念。
昔、運賃箱とは別に「円筒形の運転手が操作する手動の両替機」のようなもの。を見た覚えもあるのですが、もしかしたら長崎以外の街だったかもです。

とはいえハイテク化の波がここにも・・・3月下旬からバスと共通のICカードが使用開始されるそうで、既に「ICカードと両替に対応した運賃箱」と「入口ドア付近に乗車用リーダー」を取り付けた電車も見かけました。



途中で新型の低床連接車を目撃!!
2004年3月にデビューして現在3編成いるそうですが、目撃+撮影できてラッキーです。
3本のうち1本は運行時間(列車)が決まっていて、長崎駅前などの乗場には時刻が掲示されていたので、その気になれば乗れるようですが、時間に余裕がなくそれは無理。
今回は乗ることは出来なかったので次の機会に期待です。

ちなみに松山や鹿児島の新型低床車とは同じメーカー(アルナ工機)の「リトルダンサー」という兄弟車というのが驚き。見た目が全然違うのに・・・。

他に長崎電軌には、なんと1956年に廃止になった小田原市内線(箱根登山鉄道)から来た150型という車両も持っているそうで、是非乗ってみたいものです。
こちらは残念ながら、それらしき姿を目撃する事も出来ませんでした。

余談ですが、小田原市内線の末期の写真は書物で数枚しか見たことがなく仔細は闇の中です。

市街地の路面電車なので道路の中央を走る区間ばかりかと思いきゃ、川沿いを走って電車専用の橋を渡ったり変化があって面白いものです。

さて短い橋を渡ると「賑橋」電停に到着。
電車を降りて1本裏通りに入る感じで中島川沿いに出るとします。



まずは半分蔦が絡んでいる「袋橋」がお出迎え
この辺りには100mもないぐらいの間隔で、いくつもの石橋が架かっていて橋好きには驚きかつ嬉しい場所です。



これが有名な眼鏡橋
静かな流れのなかに佇んでいます。ちなみに出島からは約700m上流
中学生ぐらいのグループが来ていて、先生らしき方があれこれ説明していました。



上流にある東新橋から眼鏡橋方面を。
眼鏡橋は1982年の長崎大洪水の時に流失してしまい半壊、後に修復したそうです。

眼鏡橋の他にも結構立派な橋があり近くで見ると「昭和61年架橋」と彫ってあり「??」と思いましたが、後で確認したところ1982年の水害で、眼鏡橋以外に他にもかなりの橋が流失してしまったのを、再建したそうです。

水害時、濁流とともに流れてきた木材などが橋のアーチに引っかかりせき止められたのが、被害拡大の一因となったとも言われていると聞きます。当時、橋の撤去案も出たものの、水害対策の用に暗渠のバイパス水路を作り橋を保存したそうです。
上流から眺めると水路の入口がぽっかりと暗い口を開けています。

長崎の石橋というと諫早市の公園に保存されている「諫早眼鏡橋」の方も訪れたいものです。

さて石橋群見学もそこそこに長崎駅方面に移動するとします。
まだまだ見物し足りないのですが、昼食も食べてない上にもう13時30分。
福岡に向かう特急列車の中で駅弁でも・・という手もありますが、好物の皿うどんを食べない訳にはいきません。

川沿いに電停一つ分歩いた感じで、公会堂前から3系統の長崎駅方面行の電車に乗るとします。



JA長崎せいひの「びわ」のラッピング電車
ラッピング電車も多く見ているのも面白いです。この電車のデザインは結構好きな感じ。

公会堂前を出るとトンネルのようなシェルターの中を通過。
乗った電車は室内灯をつけていなかったので、真っ暗!というほどではないものの暗くなります。
昔の銀座線並。と言ったら大げさそう??

思ったよりすぐに長崎駅前に来てしまったので、少し先まで乗ってみるとして4つ先の「茂里町」で下車



「モリまち」といっても、駅名の由来は「モリゾー」の「もり」とは異なるようです。

ちなみに「茂里町」は、長崎ブリックホールや稲佐山から見えた、観覧車付の一大ショッピングセンターの最寄駅。駅の近くには既に建物が出来上がっているように見える一大ビルが鎮座しています。

<次回に続く>

*****
参考サイト
へんぽの目中島川石橋群

よかとこBY>九州の橋・長崎の石橋群


08/4/5 10:00UP

コメント一覧(10/1 コメント投稿終了予定)

きよぴ
今回は時間がなかったのが残念です。
車庫も行ってみたかったですね。

全線乗れなかったのも残念なので、機会があれば再訪したいものです。

電車の種類も多いみたいなので、全部写真に撮るとなったら大変そう
あさかぜ
長崎電軌は浦上駅近くに車庫があるので、そちらに行く余裕があれば150型は見られたかもしれませんね。

私は正月休みに長崎市内に行ったのですが、写真の車両は見かけませんでしたね。
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