がんばれ!邑久高野球部

野球が大好きな父ちゃんのひとりごと

諸行無常

2008-04-24 20:52:46 | 手抜き?
子供が親の背中を見ているのは間違いないです。
背中というか言動ですよ。

あきれる保護者が、世の中にはいるようなので、本当は何が正しいのかを考えてみて欲しくて今日の気になる記事を読んでください。



◆本の万引き、年間40億円…小学生も犯行、とがめぬ親も◆

 紀伊国屋書店や三省堂書店、有隣堂など大手書店14社の万引きによる年間被害額が約40億円と試算されることが、出版社や書店などでつくる日本出版インフラセンター(東京・新宿区)の調べで分かった。

 最近は小学生による犯行や、万引きをとがめない親も目立つ。万引き被害は書店の経営に打撃を与えており、出版関係者の間では「このままでは日本の出版文化が衰退するおそれもある」との危機感が強まっている。

 同センターの調査は、今年1月から2月にかけて、大手書店14社計1161店舗を対象に行われ、14社643店舗から回答があった。本の販売に伴って発生した店側の損失額は計約55億円で、このうち、伝票の打ち間違いなど店側のミスや売れ残った本の処分による損失は約15億円。同センターは損失額の合計からミスなどによる損失を除いた約40億円が万引きによる被害と推計している。この額は年間総売り上げ2909億円の1・4%にあたる。

 また、全国の書店約1万5000店舗で、同じ割合で万引きがあったと仮定すると、被害額は約190億円に上ると推計される。

 書店側が取り押さえた万引き犯が盗もうとした本を金額ベース別でみると、コミック本が4割と最も多く、写真集は3割、単行本は1割だった。万引きの理由は、7割以上が「最終的に換金目的」と答えていた。

 被害を受けている都内の書店によると、コートの裏側にたくさんのポケットを作ったり、ベビーカーやキャリーケースなどを使ったりして大量に盗もうとするケースが相次いでいるという。2人組の1人が店員に本の注文方法を聞いている間にもう1人が盗む例もあった。「万引きに対する罪の意識が薄くなった」と、この書店の社員は嘆く。

 万引きの若年化も進んでおり、都心の書店約60店舗と契約している警備会社の調べでは、今年3月の1か月間に取り押さえた60人のうち、小学生が3人含まれ、中高生も17人に上った。

 万引きした子供を引き取りに来た際、子供をかばって、「捕まえられてかわいそう。なんで取りやすい場所に置くんだ」と店側に抗議する親もいる。また、店側に呼び出された親が「払えばいいんだろう」と開き直ったり、子供に向かって「つかまってアンラッキーだったね」などと慰めたりする光景も見られるという。

 同センターの永井祥一・運営委員(講談社)は「万引きが横行して新刊の本が売れなくなると、書店が倒産するだけでなく、作家に印税が入らない。作家の生計が立てられなくなり、著作活動の衰退につながる危険性もある」と指摘している。

(2008年4月24日15時34分 読売新聞)引用終わり


作家のことまで僕の考えは及ばないが、せめてあなたが大好きであろう子供たちのために、親の役目を果たしてはもらえないだろうかと懇願したく思った次第です。

小さいうちは先生よりも、おじいちゃんよりも、おばあちゃんよりも我が親の一言を大切にして育つと思うんです。

でも、記事のような一言は絶対子供のためにはならないと僕は信じているんですが、世の中の真理は変化しているんでしょうか。

諸行無常なんてそんな気持ちにはなりたくないです。

にほんブログ村 野球ブログ 高校野球へ
高校野球ブログランキングに参加しています。
日記@BlogRanking
保護者の皆さん、一緒に頑張りましょう。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
頑張りましょう♪ (endou1970)
2008-04-25 17:45:54
真理は一つ、時代は変わってもそれは変わらないです!
大学生の頃、おもちゃ屋でアルバイトをしていました。
ある時、鉛筆1本を万引きしたという女の子(小学高学年くらい)が母親とやってきて
「申し訳ありませんでした」と二人で深々と謝られました。

その時、アルバイトだった私ですが、50円の鉛筆一本でもそうやって謝りにくる母親がすごいと感動したものです。(万引きをわかったこともすごい)

まともな親になれるよう頑張ります!
返信する
伝わると思っていました (kiyo0618)
2008-04-25 22:06:17
endou1970さんにはきっと伝わると思っていました。
どんな状況であっても、自分の子供に興味が抱けないなんて淋しすぎます。我々がここでこんなことを議論していても、らちがあかないとは思いますが、気持ちは失わずに頑張りましょうね。
返信する

コメントを投稿