寂しがり屋のハーモニカ吹き。(障害者の日常生活)

ノワール、、、

此処の処、眠くて仕方がない、、、
確かに、此処、睡眠時間4時間半位なので、当たり前と云えば当たり前なのだけども・・・・
昨日何か、せっかくの休みなので好きな映画観たり本でも読もうかと思っていたら、、
朝起きて、2時間もしたら、怒涛の如く、眠くなり、昼まで寝てしまい、
昼食採って、また眠くなり、ハッと気が付いたら、夜の9時だった・・・・

しかも、母の事を按じた弟からの電話で起こされた始末です、、

此間、大学時代の友人の家に行こうと、知合いの友人が云うので、(友人は自分と同じ大学では無い)
一緒に出かけて来た、、その友人は、ハード・ボイルド小説、セリ・ノワールにもっぱら傾倒していて、、
レイモンド・チャンドラー、ダシール・ハメットは云うに及ばずコーネル・ウールリッチ、ライオネル・ホワイト、
J=P・マンシェット、ジョゼ・ジョバンニ、ゼェイムズ・エルロイ辺りの本が書斎に無造作に積まれていた・・・

話をしていて、ロマン・ノワール(フランスのハードボイルド)の元祖は何かと云う話に成って、、ヴィクトル・ユゴーの「レ・ミゼラブル」だよね、という話に成って、ジャン・ヴァルジャンを付け狙うジャベールはヴォートランーヴィドックが反映されているという話になり、、要するに、ミリュー物の傾向だよね、と云う話に成った、色々と話をしていく中で、フィルム・ノワールの映画の話に移って行きJ=P・マンシャットの「骨のみ」をクリストファー・フランクとアラン・ドロンが共同で脚色し、監督・主演をアラン・ドロンが務め演じた「危険なささやき」は1980年代に新宿ピカデリーまで観に行ったと云う話に成り、どうやら、あの映画はアメリカナイズされた乾いた感覚のノワールだったので、ドロンはレイモンド・チャンドラーの「ロング・グットバイ」を1970年代にエリオット・グールド主演でロバート・アルトマンが現代感覚でフィリップ・マーロウを具現化させたのと同じ手法で演出していて、狙いは同じだよね、とか話し合った。古い処では、ジョバンニの監督作、フィルム・ノワールの傑作「ル・ジタン」が良いと云う話になった、(主人公のユーゴ・セナール、通称ル・ジタンは暗黒街に生きる一匹狼。ジプシー出身の彼はその宿命を背負い、社会に対する反逆の人生を送ってきた 数年前、彼は仲間を虐待した村長を殺害し入獄。獄中で名うての銀行強盗ジョーと知り合い脱獄を果たす。そして彼らは次々に銀行を襲い、再び警察に追われる身となる。終盤に絡んでくる老金庫破りとの友情、別れが有り、最後は独り寂しく逃避行を繰り返して行くストーリーで終わる)

この映画は良いです。とにかくジタンと金庫破りのヤンの絡みが良い。この二人の絡みは、確か原作にはなくて、気違いピエロ(ゴダールの映画ではなくて原作の小説の方)の話を持ってきている。

ジョゼ・ジョバンニ(監督・脚本)の美味しい世界の集大成みたいな映画だけれど「ラ・スクムーン」よりさりげなく大人っぽく泣かせる。傷ついたジタンと獣医のエピソードも胸を打つ。主演のアラン・ドロンが義理と人情の世界に生きる一匹狼を好演した。原作は柴田練三郎の訳でケイブン社という出版社から出ていたはずです。 勿論、小説の著者はジョゼ・ジョバンニ、

彼に付いて知らない人も多いと思うので簡単に経歴を書いて置きます、レジスタンス運動から銀行ギャングに成って、それから、作家に転向し、ジャック・ベッケル監督に脚本を依頼されて、脱獄物の名作「穴」に参加し(ちなみに、この映画はベッケルの遺作となった)、それ以来、ノワールの名脚本家、オーギュスト・ル・ブルドンと肩を並べる存在に成り、監督としても処女作「生き残った者の掟」から「べラクレスの男」(自身の小説を脚本化して映画にするのが多い人だけども此れはイギリスの作家ジョン・カリックのハードボイルド小説『禿タカ』が元ネタ)「ル・ジタン」「暗黒街のふたり」「ブーメランのように」とドロンと組んでの仕事が特に有名、ロベール・アンリコ監督の名作「冒険者たち」の脚本も担当している。でも、最近、彼がレジスタンス活動の闘士で戦時中の血気盛んな生活が忘れられずに暗黒街のギャングに成ったというのは全くのデタラメで対独協力者としてレジスタンスの闘士を売った為に暗黒街に出入りするようになったと云う話もあるみたいだ、真意の程は解らないけど、彼の遺作は「父よ」だったと思う。

補足、

 CS・洋画☆シネフィル・イマジカでアラン・ドロン、フィルムノワール主演作品一挙放送

 2/7 AM 5:30 「チェイサー」、7:45 「」さらば友よ」

 2/8 AM 6:00 「暗黒街のふたり」、7:45 「地下室のメロディー」

 2/9 AM 6:30 「危険がいっぱい」、8:15 「あの胸にもういちど」

 2/10 AM 5:30 「生きる歓び」、7:45 「ボルサリーノ2」

 2/12 AM 6:00 「危険なささやき」、8:00 「ビック・ガン」

久々に、友人たちと語らい楽しい時間を過ごしました。その日から、何となく、jazzが聴きたく成り、此処の処、jazzばかり聞いている。此間から、ソニー・クリス、ソニー・ステット、チャーリーマリアーノ、アート・ペッパーを主に聴いて居ます

さて、今日も、一日休みなので、此れから本でも読もうと思う。ユリイカのバックナンバー「特集・安彦良和」「特集・水木しげる」「特集・stand alone complex」などを最近、古本屋で買い求めました。

処で、押井守監督の新作はまだなのか???確か、3Dの映画を作っているという話が伝わっては来ているけど、、、

それと、実写の監督だけど、室賀 厚監督は今、何撮ってるんだろうか???


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穴【字幕版】 [VHS]
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020:《 ル・ジタン 》【映画パンフレット・フェスティバル】(festival)


Extrait de Comme un Boomerang. Avec Alain Delon.


Alain Delon Deux Hommes Dans La Ville


Les Aventuriers (1967) ~ Fran醇Mois de Roubaix


yamazen&the blues fellows feat.tad miura「煙草とコーヒー」


山部"YAMAZEN"善次郎 『準備万端 ぬかりなし』  親冨考通り編


Sweet Sixteen by TAD Miura Blues Show


ROLLER COASTER


石川二三夫&小出斉with黒神 LET WORK TOGETHER


石川二三夫&小出斉with黒神 BABY WHAT YOU WANT ME TO DO


小出斉&石川二三夫 IN 札幌


Criss Sonny Black Coffee.wmv


Blues for boppers - Sonny Criss


Miles Davis & Sonny Stitt: Round Midnight


Sonny Stitt - Cherokee

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