Kitako8th

佐賀県立佐賀北高等学校8期同窓会のブログです

イオンの880円のジーンズを試す?

2009年08月20日 11時26分08秒 | Weblog
飲酒の習慣はないが、100円の“第3のビール”に見られるようなイオンの低価格戦略が気になっていた。
そのイオンが、プライベートブランド「トップバリュ」から880円のジーンズを8月14よりジャスコ、サティなどのグループ店
舗で販売を始めた。ユニクロが「gu」(ジーユー=自由)で980円のジーンズを販売開始して僅か半年・・・・。
いかに安いとはいえ、気になるだけで買うほどに裕福ではないのだが買った。仕事のネタとしてだ。


これが880円のジーンズ。僕らの世代は「ジーパン」と呼んだ。ストレートのレギュラーフィット。色はネイビー。
この写真ではブルーに見えるが、実物の色は下の写真に近い。
シルエットは他にストレートのリラックスフィットがありこちらの色はブルー。
レディスのシルエットはブーツカットのみ。色はネイビーとブルーの2色。


左写真のシールが示すのは、ウエスト79cm、股下78cm。右の写真は生地と、生産国(中国)等を示すタグ。

メンズはウエストが73~97cmまで3cm刻みで9サイズ。股下は66~85cm(81~のみ4cm刻み)の7サイズ。
よって、バリエーションは9×7×2(シルエット)=126通り。
レディスは、ウエスト61~76cmまでの6サイズ。股下は72と76cmの2サイズ。こちらは6×2×2(カラー)で24通り。
メンズに関しては、望めばはいて帰れるバリエーションだ。880円のジーパンの裾上げに300円を支払うのも可笑しいが・・・。ならば、30000円のジーンズなら納得するかと言われると、極貧の身としては「論外」である。


生地の拡大写真です。左が表、右は裏。
ジーンズと言えばデ二ムなのだが、なかなかデニム独特の斜めの綾が見えない。お客様サービス係りに問い合わせた
ところ「綾織」とのこと。綿85%、ポリエステル15%。個人差もあるかも知れないが、少し薄手に感じる。

アイデンティティを示すバックスタイルに何ら特徴はない。
パッチもポケットのステッチもない。
シルエット、色のバリエーションの絞込みとこの辺を省略
して低価格を可能にしているのだろう。

もともとポケットの裏地の補強のためのステッチと言う。
もう裏地などないのだから、わざわざそこに凝って、
リーバイスから「商標権侵害訴訟」を起こされることもない。
ベルトループは5本。3~50代を対象としているらしく
股上は深からず浅からず。


左が外側の処理。右が内側。内側の縫製が少々簡略化されているようだ。

美は細部に宿るというが、このジーンズにそれを求める
人はいないだろう?
フロントボタン、リベットは変哲もないものの充分か?
ファスナーはタロンなどではなくYKK。
拘りを持ちたいパーツではあるが。



かつて「shrink to fit」(縮めてフィットさせる)が言われた。ジーンズは、洗えば縮むものだった。しかし、これ程のバ
リエーションがあり、穿いて帰るれることに期待を持たせ
るなら、縮んじゃいかんでしょう!
ところが、一回洗って見た段階で、少し縮んだようだ。
股下81cmを買うべきだったかと感じている。
見栄ははっていません。
リーバイスの501との比較で、膝の辺りが若干細い気
がするものの、価格を考慮すれば良くできていると思う。
”色落ち”なども望むべきではなかろうが、楽しみである。 








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