【23】神社での願い方

こんにちは

前回は「願い事」というのは、「〇〇がほしい」「〇〇になったら」のようにやってしまうと、「〇〇が足りない」「〇〇がない」という感情や思考が湧いてくるというお話をしました。

引き寄せの法則に沿って考えた場合、後者の「現状の悪い状態」が叶ってしまうということになりますので、こういった願いではなく、今現状に感謝をするというのが正しい「願い」方かと思います。

「今」「ここ」で幸福だ、裕福だと思うことで、幸福で裕福な状態を叶えるという考え方です。

これに関連して、神社での参拝の際の「願い」についても考えてみたいと思います。

 ​神社ではお願いしてはいけない！？

初詣や観光などで神社へ行き、お賽銭を入れ、鐘を鳴らす。ニ礼ニ拍手一礼の後、お願いをする、というのが通例として世に浸透していると思います。

ところが、小林正観さんによると、これは大きな間違いで、神社は願い事をする所ではなく、これまで無事に生きてこられたことを感謝する場なのだそうです。

従って

神様、どうか大金が手に入りますように

ではなく

私には生きていくのに必要なお金があり、大変感謝しています。

神様、今の会社から離れて、いい仕事に就けますように

ではなく

私は今の会社で仕事を頂き、大変感謝しています。

あれ？どこかで聞いたような

そうですね。引き寄せの法則でやる時と同様です。

小林正観さんは更に

神様の仰せに従います。ありがとうございます。

と言うのが良いと仰っています。

 ​願いは神様への文句になる？

小林正観さんが、著書や講演の中で繰り返しているのは、私たちの人生は神様がお決めになっていることであり、それが良いも悪いもあなたの成長のためにそうなっているということです。

従って、願い事「〇〇がほしい」という願い方ですと、神様がせっかくそのようにしているのに文句を言っているということになるということです。

こうなると神様から嫌われてしまい、「じゃあ、足りない方がいいのね」ということで、ある意味お望みが叶ってしまうのです。悪い方に

 やはり感謝することが大事

しつこいようですが、やはり結論はこうなります。

神社でお願いしていいかどうか、これは一つの考え方に過ぎないと思いますが、引き寄せにしても神社だろうと、「足りない足りない、もっともっと」という気持ちで願っていてはそちらの方が採用されるので、やはり感謝するという方が良いのではないかと思います。

ここまで読んで頂き、誠にありがとうございました

【22】願いって本当に叶うの？

こんにちは

連日引き寄せの法則に沿ったお話をしておりますが、そもそも…

「願い」って本当に叶うんでしょうか？

はい？

引き寄せを語っておいてそれを言うのかと突っ込まれそうですが、「願う」という行為そのものについて考えたいと思います。

 「願う」とは「ない」ことを願うこと

願いことをする時、どんな風に願うでしょうか。

お金持ちになれますように

病気が治りますように

良いパートナーが見つかりますように

良い仕事が見つかりますように

幸せになりますように

普通ですよね。何がいけないんだと思いますが、引き寄せの法則に沿ってこの願い事を解釈するとき、重要なのは願っている時の感情や思考です。

願い事をする時、こう思ってませんか？

お金持ちになれますように

→ 今、お金が足りないから絶対欲しいんです！

病気が治りますように

→ 今日も具合悪くてしんどいです。何とかしてください

良いパートナーが見つかりますように

→ いつも独りで寂しい！

良い仕事が見つかりますように

→ 今の仕事は最悪だから、もっとマシな仕事にありつきたい

幸せになりますように

→ 今、ほんと不幸だからな

引き寄せられるのは感情や思考である方です。つまりアンダーラインを引いたことが引き寄せられます。

「お金持ちになりたい、なぜなら今お金がないから」とやってしまうと、お金がないという方が採用されてしまうということです。

ということで、私たちが七夕の季節などで幼少期から教わってきている「願い事」というのは間違ったやり方となります。

 今の現状に満足し、感謝をする

推奨される「お願い」の仕方の一例はこうなります。

お金持ちになれますように

→ 今、私には十分なお金があります。裕福であることに感謝致します。

病気が治りますように

→ 病気は確実に良くなっています。本当にありがとうございます。

良いパートナーが見つかりますように

→ 私は今、たくさんの人に支えられていることに感謝します。

良い仕事が見つかりますように

→ 私は今就いている仕事のおかげで不自由なく生活ができています。本当にありがとうございます。

幸せになりますように

→ 私は満ち足りていて本当に幸せです。ありがとうございます。

これは一例です。難しいのは具体的なものや状況を願おうとすると、現状で「そうでない」状態であるという思考が強くなり、自分で自分の願いを信じられなくなります。どこかで「とか願っても叶うわけないよな」などと余計な雑念に上書きされるからです。

そこで、現状に感謝をし、今豊かであると考えることにより、より豊かで感謝できる状況を引き寄せることになります。

従って、普段から(以前の記事で紹介させていただいた)感謝日記やアファメーションを使って、通常何気ない当然だと思っていることに感謝をすることが大切です。

ちなみに…

サンタさんだけは違います

赤で書いたような願い方をするとサンタさんは困ってしまいます

こちらは習った通りに欲しいものを具体的にお願いしておきましょう

明日も「願うこと」に関連したお話をしたいと思います。

ここまで読んで頂き、誠にありがとうございました

【21】人間関係に対してのアプローチ③

こんにちは

人間関係についての引き寄せのアプローチについて考察していますが、今回も引き続きお付き合いください。

前回は、これまで相手からされた嫌なことを一旦置いておいて、フラットに色眼鏡で見ないように接するというお話をしました。また、感謝の言葉をかけましょうとご提案させて頂きました。

今回は少し引き寄せの法則に沿ったお話です。

 その嫌な人は配置されているかも

信じる信じないは別として、こういった嫌な人たちもあなたの成長を促すために「配置」されている可能性があります。つまりそういう「配役」です。

あなたが間違った道を進んでいる、もしくは上に書いたような行動を通してあなたの寛容さ、ものの見方を変えるきっかけになるよう、あえてあなたの前に顕在化しているのかもしれません。

つまり、あなたにとっての成長となるよう配置されている可能性があります。ならばこそ、やはり嫌な相手でも彼らの幸せを願い、感謝するということがまずは最初にできることではないでしょうか。

 あなたは巨大な音叉である

いずれも自分で割り切らなければなかなかにハードルの高い行動ではありますが、このまま「よし！ならば戦争だ」とやっていても解決しません。「相手を変えたいなら自分から変わる」しかありません。繰り返しますが、「他人の引き寄せはできません」。あくまでもあなたの波動に引き寄せられてその人が目の前にいます。ならば、良い波動へ変え、相手に叩き込んでやるしかありません。

自分自身を巨大な音叉だと見立ててください。そして、嫌な人の目の前で大きな良い音を立てるということです。すると相手の音叉も同じ音を出さざるを得なくなります。

※ ただし、相手から肉体的精神的に暴力を受けているという場合はこの限りではありません！速やかに関係を断つ方法を考えるか、然るべき機関や人に相談するようにしてください。

皆様の人間関係の悩みに少しでもお役に立てれば幸いです。

ここまで読んで頂き、誠にありがとうございました

【20】人間関係に対してのアプローチ②

こんにちは

前回から人間関係についての引き寄せのアプローチについて考察していますが、今回は別の方法から見ていきたいと思います。

 嫌な人の良い面を思い出す

どんなに嫌な人でも、一つくらいは良い面があるはずです。あの日あの時○○してくれた。○○と声をかけてくれた。心配してくれた。助けてくれた。必ずあるはずです。

「どうせあいつにもメリットがあったんだろ」とか「ただの気まぐれだろ。実際は性格悪過ぎなんだ」といったような見方、感情は一旦どこかに置いておいて、とにかく良い面だけに集中します。とにかく良い風に捉えます。

顔を見るだけでダメな人は「キレイなジャイアン」みたいにイメージを書き換えてしまいましょう

 毎回初めて出会ったかのように接する

実は嫌な人を前にした瞬間から、あなたの頭の中では、過去に嫌なことをされた、言われたことが高速再生され、「こいつは嫌なことをしてくるやつだ」という固定イメージが浮かんできます。この色眼鏡で見るので、表情も強張り、声のトーンも低くなって、まさに「警戒体制」「第二戦闘配備」状態なわけです。

こんな状態では、嫌な相手も察知し、またあなたに攻撃を仕掛けてくることになるでしょう。そこで、過去の記憶は一旦置いておいて、初めて会う人に接するようにフラットに構えておくことが大事です。

 嫌な人に「ありがとうございます」

これまた抵抗がありますが、直接関わる際に「ありがとうございます」と感謝の気持ちを(できれば心を込めて、できなければ上べだけでも)伝えるのです。表情が強張っていたら喧嘩を売っていると思われる危険もあるので、普段から練習しておきましょう。

今目の前にしている相手はあなたの心を映しているのかもしれません。もちろん、その人自身の感情や思考の結果そうなっているのですが、あなたが放つ「嫌だ」という波動に反応しているだけかもしれません。

嫌な相手でも、あなたからその人の幸せを願い、「ありがとう」と感謝を言う。こうすることで相手もその波動に感化されます。やがて、あなたの嫌な人でなくなるかもしれません。

いずれもハードルの高い行動ではあります。しかし、現状のまま悪くなるよりは良いと思います。できるところから始められてはいかがでしょうか。

次回も人間関係について考察です。お付き合い頂ければ幸いです。

ここまで読んで頂き誠にありがとうございました

【19】人間関係に対してのアプローチ①

こんにちは

前回は他人のために引き寄せはできないというお話でした。あくまでも自分の引き寄せしかできません。

人間関係について荒療治ともいうべき方法がありますので、ご紹介したいと思います。

前回の「嫌な人がいなくなってほしい」「あの人のひねくれた性格が直ってほしい」など、人間関係トラブルに対しての別アプローチのご提案です。

それは…

 嫌な人の幸せを心から願う

はぁぁぁぁ！？

もちろん前提として、あなた自身の幸せを願うという習慣は実践しながらという前提はあります。

しかし何でまた、嫌いな相手の幸せを願うなんてことしなきゃならないのか。ふざけるな！思ったあなた。そりゃそうですよね　よくわかります。

しかし、ここは心を決めて嫌いな相手の幸せを願うのです。すると、自分の中で、まず嫌いな人への印象や見方が変わったり、嫌いだと思う気持ちが下がります。

あの人はもしかして満たされない何かがあるのかもしれない

あの人も何か事情があるのかもしれない

あの人にも辛いことがあるのかもしれない

仮に嫌な人が幸せになったとします。すると、当人が満たされているので、ストレスをあなたに対してぶつけてくることもなくなるかもしれません。

次回はまた別の観点から考察したいと思います。

ここまで読んで頂き誠にありがとうございます