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衣笠公務員JABlog

R大衣笠公務員JAによる、公務員試験受験者応援その他諸々御用達ブログ。
2013年度合格目指して一緒に頑張りましょう!

民間併願体験記 その5

2012-11-23 10:56:34 | 日常
こんにちは

座右の銘は「明日出来ることは、今日しない」

木曜レギュラーの島田です!!


この時間にアップするというのは、木曜深夜にコラム案を練り始めてそのまま寝てしまったからですね。
反省が全く活かされていませんね…(※前回のコラム参照)
でもJAの仕事以外のことは滅多に遅刻などしないんですよ、信じて下さい。


さて!!第3週のテーマは「民間との併願」ですね。

初めに僕自身のことを簡単に話しておきますと、
民間は3つ(信金、信用保証協会)を受験し、内定が出たのは地元の信金のみです。
一応就活をした人間なので、そういった視点から偉そうに書いていきます。


<民間企業を併願する目的>

このあたりを考えることが併願を決めるうえでの第一歩でしょう。
表面的な目的でもいいので、迷っている人は一度考えてみましょう。
面接の練習や自己分析のヒントに用いる人、また、単純に内定が欲しい!!という人やそもそも民間企業の志望度が高い人など様々だと思います。

目的が明確になった場合、個人的には併願をお勧めします。

ちなみに僕の場合は、総じて「公務員試験はリスキーである」という点を強く意識しての併願でした。
民間企業みたいに何十社とエントリーできないし、政令市・道府県庁に至っては基本的に1つしか受験できません。
国家公務員は最終合格したところで内定が出るかはまた次のステップ…。
僕は公務員試験だけで9つ受けましたが、周囲を見るとこれでも多い方だと思います。

また、こうしたシステムに加え、僕の場合は金銭的・精神的に「ダメなら来年また挑戦しよう」などという悠長なことは言えなかったので、公務員試験というものがよりリスキーに感じたのです。

そこで一発勝負の面接のリスクを減らすこと、来年への選択肢を増やしておくことを目的に併願を決めました。


<併願のメリット>

・面接対策
前項からの続きにもなりますが、面接の練習になることは間違いありません。
民間就活をする人の多くは、本命企業の試験前に他業種であっても面接を経験しますよね??
それと同じことです。

僕は初めての面接が2月にあったので、早くから面接を意識できました。
また僕は公務員試験の初面接が4月末にあったのですが、それまでに3社で計6回の人物試験を受けていました。

・見識が広がる
僕は民間併願を考えるまで、「信用保証協会」が何者か、「銀行」と「信用金庫」の制度上の違いなど初歩的なことすらよく知りませんでした。
今でも業界・企業全般の常識はないでしょうが、併願により知ったことは多かったです。
逆に民間就活生であれば、公務員・行政の意義について知ろうとするといいかもしれません。

・息抜き
民間就活は案外息抜きになりました。
試験会場で周りの学生と話せるし、地元の話ができる場合もあります。
毎日筆記試験の勉強に追われている中、非日常の新鮮な雰囲気が味わえます(笑)
試験そのものはそれなりに緊張しますが、今はまだ失敗しても大丈夫。

・嬉しい
別に立派な企業じゃなくても、目指す企業じゃなくても、次の選考に進んだり内定が出ればそれなりにテンション上がるでしょう(笑)


<併願の注意点・アドバイス等>

・スケジュール管理(就活にのめり込まない)
勉強や模試、(官庁・自治体の)説明会などとの兼ね合いを意識して下さい。
片手間に民間を併願すると言っても、企業を調べたり、ESや履歴書を書いたりと最低限の労力や時間はかかります。
公務員メインとはいえ試験直前になれば「恥はかきたくない」という精神が作用するかもしれませんし(笑)

僕の場合、筆記試験が苦手なタイプで、春の就活シーズンは勉強を疎かにできない時期でした。
そこで受ける企業を絞ったのですが、「採用スケジュールから逆算する」という手段を用いました。
CampusWebや楽天み●なの就活等を駆使し、過去のスケジュールや手法を知ることで試験勉強への影響が少ない併願の作戦を立てました。
結果として、2~4月にかけて月に1社を受験し4月中に採用プロセスを終了、上手く公務員試験シーズンに移行できました。


・常に合格した(内定した)ときのことを念頭におく

取らぬ狸の皮算用…ではなくてね(笑)

「もし内定貰ったらどうすんの??」ってことです。


内定貰った瞬間、あの忌まわしき試験勉強から解放され、夏休みはおろかゴールデンウィークを前にして人生のモラトリアムに突入することだって可能なわけですよ。
目指すのはただでさえ給料が低く、バッシングも激しい公務員…
勉強しながらも「内定先企業の方がいいかもなぁ」と頭をよぎる人もいるかもしれません。


ここで、今回最初に述べた「併願の目的」に戻って下さい。
あなたが本当に目指すものは何でしょうか??
しっかりとした軸をもっておくと、判断しやすいものと思われます。

内定が出たら中途半端に心揺れる企業なら(そうした精神状態なら)、公務員との併願はやめた方がいい場合もあるでしょう。

とりあえず就職できればいいという人は、公務員試験はリスキーなのでお勧めはできません。
エクテンに高い金を落とす必要もないでしょう。

やはり、このテーマでも「考えをもつ」ことが大切だと思います。



余談ですが、冒頭で述べた通り僕が内定を頂いたのは地元の小さな信金だったんですね。

僕の場合は冷静になったところ…
「公務員試験落ちたら信金で一生働くのかぁ…」という思いや
「内定蹴って就職浪人とか、家族を説得するの厳しいなぁ」という思いが生じ、
ここで公務員試験頑張らな終わる!!…という感じでかえって気合が入ったのでした(笑)




おやおや。
気付けば今回も2日分相当の長文になったので、このへんでお別れですね(^_^;)

では、また来週も金曜日木曜日、このブログでお会いしましょう!!

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