きのくに国語の会

小学校の国語科授業について2ヶ月に1回程度の研修会をおこなっている本会の活動を紹介するブログです。

研究会・研修会情報(20130720)

2013-07-20 06:55:17 | お知らせ

現在いただいている研究会・研修会情報は次の通りです。

★2013年7月25日(木)和歌山大学教育学部附属小学校
夏季教科領域別研究会 複式部(午前9:30~12:00)で本会顧問の津田修吾先生のご講演があります。

★2013年7月26日(金) 和歌山大学教育学部附属小学校
夏季教科領域別研究会国語科兼和歌山市国語教育研究会夏季研修会
公開授業3年宮脇学級「わたしと小鳥とすずと」授業者:西村充司(本会代表・大野小学校教頭)

★2013年8月3日 京都国語の会 夏の研究会
会場 京都教育大学附属京都小中学校中高等部ランチルーム
テーマ:「かく」 ○実践発表「かく」発表者:藤田 智之(附属京都小中学校初等部)
○ワークショップ
 「作文指導― 「かく」授業をどう展開するか―」 
 参会者の方と一緒に,授業案を考えていきたいと思います。
・講評:戸田 和樹(附属京都小中学校初等部副校長)
○講演「かくことを大切にする」:達富 洋二(佐賀大学教授)
○講演「書くことの意義」:位藤 紀美子(京都教育大学学長)
○まとめ:藤田 智之(本会代表・京都小中初等部)
お問い合わせ先 京都教育大学附属京都小中学校初等部内 京都国語の会
Fax:075-431-1827 E-Mail:kawai23@kyokyo-u.ac.jp会費:2,000円 要申込(FAX、メール)

★2013年8月10日(土)授業のユニバーサルデザイン研究会(於:毛原小学校)

★2013年8月26日(月)「野ぎくの会」夏期研修会 午後1:00~4:30 参加費500円
 二学期からの授業づくりのヒントが得られる学習会を予定しています。参加申し込みは、本会顧問の岡山末男先生まで。
FAX072-422-6012 MAIL:fyamachan@hotmail.com

★2013年10月23日(水)和歌山市教科等研究会
(加太小学校)国語
(新南小学校)国語

★2013年11月2日(土)和歌山大学教育学部附属小学校研究発表会
研究授業:1年(湯浅明菜先生)・2年(小杉栄樹先生)・3年(宮脇隼先生)・5,6年複式(北川勝則先生)

★2013年11月7日(木)海南市立大野小学校自主研究会
【日程】13::30~全体会 14:00~公開研究授業 15:00~研究協議
授業は国語科を含む低・中・高の3本を予定。

★2013年11月20日(水)和歌山市教科等研究会
(高松小学校)国語:授業学年は、1年・4年・5年
(有功東小学校)総合:赤松広志先生(4年) 「言語活動の充実」もテーマのひとつ

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第25回きのくに国語の会

2013-07-20 06:30:54 | 活動報告

6月29日(土)、24名の先生方に出席いただき、第25回きのくに国語の会を行いました。第Ⅰ部は、文献に学ぶ①とし、「単元を貫く言語活動」とはのテーマで、資料の読み合わせを行いました。今回は、教育雑誌『初等教育資料』(東洋館出版)の2013年5月号に掲載された「単元を貫く言語活動を位置付けた授業づくり その到達点と課題」(水戸部修治著)および同年6月号んお「単元を貫く言語活動を位置付けた読むことの授業づくり」(山本一行著)を参考文献として用意し、全体で読み合わせをして、「単元を貫く言語活動」について、共通理解を図った上で、第Ⅱ部:授業実践分析 ~「単元を貫く言語活動」という視点から~  で、和歌山大学教育学部附属小学校の小杉栄樹先生に、「多読」が導く「椋鳩十ワールド」という実践提案をしていただき、具体的な単元を通して、「単元貫く言語活動」のあり方について、グループ討議を通した協議を行いました。

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以下に、参加者の感想を一部紹介します。
【感想】
★「単元を貫く言語活動」ということをよく聞きますが、それには子どもの“やってみたいな!”という興味をひくものでなければ、その言語活動が生きてこないというのがよくわかりました。
★子どもたちが目的を持って読み進められるような学習の場を教師が設定していくことが大切だと思いました。
★第三次に活かせる・つながる第二次。かつそれがつけたい力になっている。そんな授業を考えるのは難しいと感じました。
★まず子どもたちに、興味・関心を持たせることがとても大事だと改めて感じました。最近では、「一つの花」の学習の際に、第二次の読み取り授業では子どもたちが真剣に考え、楽しくできたと思っていたのですが、第三次の「平和の本を紹介する読書会をしよう」では、子どもたちは、「一つの花」 に“飽き”がきてしまったように思います。言語活動の方法や並行読書との関連のさせ方が非常に勉強になりました。
★言語活動をきちんと考えて単元を進めていくことがなかなかできていませんでした。その時間だけですませてしまうことが多かったので。単元や年間を通して計画していけるようにしたいです。
★今まで黙読して、いくつか実践する中で分かった気分になったり、反対に悩んでしまったりしていたのですが、資料を読み合ったことで、水戸部氏の考えが今までより分かったような気がします。
★単元の流し方で悩んでいたのですが、今日のお話を伺って、(つけたい力に合った)言語活動をまず決めて、そこから考えていこうと思います。
★今日のような取り組みの場合、個人差が大きいと難しいなあと感じました。私のクラスでも国語での力の差が大きく、さらに絵をかく、みんなに見せるとなるとなかなかうまくいきません。どのような手立てがあるのでしょうか
★参考資料の配布は有り難いです。会員相互でもおすすめの本や資料紹介があればいいなあ・・・と思います。
★「私の動物物語をつくろう」という単元も考えられます。指導要領で物語を書くという活動が求められているので椋作品の文章構成の特性(起承転結が明確であること)を活かし、起承転だけをお示して転結を工夫して書かせてはどうでしょうか
★並行読書、付箋等、小杉先生の実践からもたくさん学ばせていただきました。ぜひ取り入れていきたいと思います。
★日頃の授業ではついつい段落を追って・・・となりがちだったので、事前にしっかりと教材研究をしてから単元に入っていきたいと思います。   

次回、第26回きのくに国語の会は、9月7日(土) 14:00~ になります。





 

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