近代短歌データベースを検索するだけのブログ 

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検索ワード「物価」

2022-10-03 08:07:03 | 検索するだけの人
ヒットした短歌: 2件

ひた押しに崩落する物価指数の下、一面麦の青んだ断層地帯がある : 前田夕暮 『水源地帯』, 1931, 1932

物価指数は、市民のカロリーを低めた。深夜の都会は大きな溜息をした : 前田夕暮 『靑樫は歌ふ』, 1933,


ここでも前田。ひた押しの歌は、昭和恐慌に突入するタイミング。物価指数の歌はちょっと違うんではないかと思う。賃金収入が下がったまま、物価が回復するので市民が大変になったということだと思う。

尚、欠食、身売ではヒットする短歌なし

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