強面(こわもて)
辞書で調べると、「こわい顔で相手をおびやかす。強硬な態度にでる。」
とある。
強面俳優をネット検索してみる。
六平直政、哀川翔、佐藤浩市、的場浩司、今井雅之、松重豊、寺島進…
などという名前がヒットする。
僕のもつ強面俳優の定義は、
いかつい顔で、態度がふてぶてしくて、精神的な弱さを見せない、それで
いて、どことなく哀愁も漂っている…そんなイメージかな。
リー・マーヴィンとアーネスト・ボーグナイン、僕の中での二大強面俳優が
共演した映画が今月連続して放映された。
「特攻大作戦」、「日本人の勲章」、そして「北国の帝王」。
「北国の帝王」なんてのは、汽車のただ乗り常習の浮浪者(リー・マーヴィ
ン)と殺すことも厭わない非情の車掌(アーネスト・ボーグナイン)との死闘
の物語。二大強面俳優ががっぷり四つに組んで闘うなんて…まさに夢の
ような映画だ。
二人とも本当に芸歴が長くて、悪役だけなくいろんな役を経験してきた。そ
んな経験が皺に刻み込まれ、何ともいえぬ“こわ~い顔”をしていた(笑)。
最近ではトミー・リー・ジョーンズあたりかな。あまりいい役どころばかりやら
ないで、程よく悪役も交えて、強面の面の皮を厚くしていってほしい。
日本ではどうだろう? 前述の俳優たちはどれもいまいち。。。
國村隼あたりの今後を楽しみにしたいな。
そういえばWOWOWの「パンドラ」で國村と共演している柳葉敏郎。彼なん
か今後素晴らしい強面俳優になれるんじゃないだろうか。
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