今朝、平安神宮前で、路線バスに乗っていた男性が、車内から忽然と姿を消すという、
ハプニングが起こりました…というニュースが流れている時、京都の荒神口交番で、
皇一、スメラギ・ハジメ(岡田将生)は「昨日」が無くなったと紛失届を書いた。
ハジメは京都の生まれ、いつも人よりワンテンポ早いタイプ。
体育の徒競走ではいつもフライング、写真を撮る時はいつでも目を閉じて映っている。
ハジメは妹とその彼と三人で京都市内の町屋で暮らしていた。
彼は郵便配達員だったが、度重なるスピード違反と信号無視で免停となり窓口業務で働ている。
そんなある日、ハジメは鴨川でギターを手に路上ライブをしていた桜子(福室莉音)に声をかけた。
自分の曲の入ったCDを持って郵便局の窓口に会いに来てくれた桜子。
せっかちで、いけずなハジメの恋愛はうまくいった試しがなかったので、すっかり舞い上がっていた。
そんな時宇治の花火大会が近づいているのに気づき、ハジメは桜子を花火に誘った。
ところが桜子は泣きながら断ってくる。
聞けば、弟が病気で入院したため、お金が必要なのだと言う。
お金を用意するからと花火の日、ハジメは現金の入った封筒を手にバスに乗った。
そして、ふと気づくとハジメは家の布団にいた。
なぜか全身砂だらけで、顔が日焼けで真っ赤だった…
台湾映画「1秒先の彼女」(2020年)を男女を逆転し、京都を舞台に、
脚本・宮藤官九郎、監督・山下敦弘がリメイク。
☆台湾オリジナル版も可愛くて素敵なラブコメファンタジーだったけれど、
男女逆転させたリメイク版も、京都色を前面に押し出していていい味出してた
せっかちで京都のいけずなダメ男、面白かった
有名どころも沢山出ているから、ロケ地巡りで京都に行きたくなっちゃうよ
京都観光しながら、軽く見られる作品に仕上がっていたね
☆☆☆☆
「1秒先の彼」2023