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「黒いオルフェ」リオのカーニバルの悲恋

2023年06月25日 | ☆☆☆

カーニバルを翌日に控えたリオデジャネイロ。

人々がお祭り騒ぎに浮かれる中、一人の女性が市電に乗っていた。

市電の運転手であるオルフェ(ブレノ・メロ)は、終点を過ぎても電車内に残っていた女性に気づく。

彼女の名はユリディス(マルペッサ・ドーン)。

髑髏の仮装をした男に付きまとわれ、従姉妹セラフィナ(レア・ガルシア)の家に行くという。

オルフェの恋人ミラ(ルールデス・デ・オリヴェイラ)が彼を迎えに来て、二人で役場へと向かう。

ミラはオルフェと早く結婚したい一心で、役場の婚姻係に結婚について尋ねに行ったが、

係の男性は“オルフェ”という名でギリシャ神話の恋人を連想し「花嫁の名はユリディスだ」と言う。

その後オルフェは、結婚指輪が欲しいと騒ぐミラをなだめ、翌日のカーニバルで使うギターを、

質屋から買い戻した。

家に帰ったオルフェは、ギターを奏で歌う。

そこで従姉妹の家に来たユリディスと再会する。従姉妹の家とは、オルフェの隣人だった。

そして、二人は運命的な恋に落ちてしまう。

原作は、オルペウスとエウリュディケのギリシャ神話を元に、物語の舞台をブラジルに移した戯曲

『オルフェウ・ダ・コンセイサウン』を映画化。

音楽はボサノバのレジェンド、アントニオ・カルロス・ジョビンとルイス・ボンファの作曲

劇中歌「カーニバルの朝(黒いオルフェ)」が有名

☆リオのカーニバルの前夜から翌日までの物語

1959年当時のリオ 60年前のカーニバル 道路も土だ

オルフェや仲間たちは市電の終点にある山の上。

愛用のギターをわざわざ質入れしなければならない貧しさ

市電の運転手だから、職業的にはそんなに底辺でもないだろうから、

ちょっと貧しい地域なのかな…

当時のカーニバルのファッションは現代よりも露出は少なめ

ちょっと騒々しいサンバのリズムに、当時のファッション

なかなか新鮮。

ストーリーはツッコミどころは沢山あるけど、60年前だからね

☆☆☆

「黒いオルフェ」フランス ブラジル イタリア 1959 

「Orfeu Negro」「Black Orpheus」


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