goo blog サービス終了のお知らせ 

キムの上海日記 (外伝)

2004年10月から上海に赴任。中国でのExcitingな生活を日記として掲載。

香港最高~!!

2006年07月11日 03時19分37秒 | Weblog

昨日はこれでこの日記終了的な感じに成ってしまいましたが、上海「駐在」日記終了って事で、中国「出張」日記は外伝としてまだしばらく続けて行きたいと思っております。ちなみに、「キムの上海日記」は中国への最後の出張を持って終了の予定です。おそらく8月のどこかになるでしょう。その後は中国へ旅行する時など不定期でのUpdateはあるかも知れませんが、今のところ未定です。そんでもって、それではキムの××日記は無くなってしまうのか?と言うと、せっかく文章を書くという事を習慣付けて来たので、全く無くてしますのも勿体無い気がしており、何らかの形でやろうかな~とは思っております。例えば、キムの旅行日記とか、温泉日記とか、食い倒れ日記とかとか。アドレスもこのURLを引き継ぐかどうかも決めておりません。まあ気長にって感じですかね。とにかく、最近の最優先事項は生活の安定!!って事ですかね。

生活の安定の為には、最低限住む家を決めて、足となる車を手に入れて、引越しを行い、必要な家財道具を買い足すって事をしなければなりません。家もまだ、車もまだ、引越し荷物は船の上、家財道具は買っても置く場所無しって今の状況はどうも精神的に不安定になり、貴重な週末も存分に活用する事が出来ません。夏が始まる前に全てを揃えたかったのですが、どうやらこのままでは7月一杯は掛かってしまいそうです。まあ、住む場所の目処もようやく立ってきたし、車も仮契約を済ませましたので後一歩って所までは来ておりますね。ちなみに、あまりにも暇で仕方なかった昨日の土曜日は不動産屋を訪問後、新宿の家電コーナーをチェックして、公開初日の「MI3」を見てきました。初日って割には客が少なかった気がするし、カップルばっかりだったのに驚き。思えば、中国にいる2年近くの間、映画館って行った事無いもんな~。主要な映画はみんなDVDで見ちゃうしね。久しぶりに大画面で見る映画ってのもなかなか良かったです。映画の内容はともかく、今回の「MI3」の舞台がなんと上海であった事に大驚き。いや~知らなかったな~。ビックリしました。しかも、通りの名前やビルの名前が超適当な名前になっており、これまた大笑い。ちなみに、後半の水辺のシーンを撮っている場所は「周荘」でしたね。一緒に行った人も何人か居ましたが、気付きましたかね?しっかし、あんな場所に撮影に来てたなんて知らなかったな~。サプライズって感じでよかったです。お陰で内容忘れました。その後、甲州街道沿いのお気に入りのラーメン屋に寄り、あまりの暇さに漫画喫茶なんぞに行ってみました。日本を離れている間に読み損ねる漫画を漁ります。いや~、おもったより楽しかったけど、こんな自堕落な週末を過したのは久しぶり。車がありゃあ、温泉でも行ったんだけどね・・・。

ところで、前述の通り最近高額の買い物が多いです。人生での最高購入価格を次々と更新しているような気がします。こんなに金遣いすぎていいのかな~と思いつつ、今日も香港で大フィーバー。もともと今回が最後の香港になる可能性が高いので、今回は心残りのないように買い物しようと決めてはいましたが、なんと来て見たら、どこもかしこも「Summer Sale」とやらで、かなりのお店が値引合戦。日本でバザーとかセールに行った事なかったんで知らなかったんですが、Saleって7月のこんな時期にやるんですね?何ででしょうか?ボーナスに関係あるのでしょうか?良く分かりませんが、購入する側にとってみれば有り難い話ですね。今回のターゲットは某ブランドのカバンや財布など等。普通に買う気でいたんですが、なんとお店に行ってみると買いたいと思っていた商品がSaleの対象に!定価の40%か50%引きって事でかなり美味しい話しながら、逆に値段が下がってしまった為に、希望の色が売り切れてしまい品切れ・・・。買えないとなれば、値引もへったくれも無いって事で、香港島、九龍島の双方を行き来して系列のお店を探すと、ようやく4店舗目でカバンは見つかりましが、結局財布は見つからず。残念ながら別のモデルで我慢しました。曲がり間違って、来週に香港来てたとしたら、欲しい物ぜ~んぶ売り切れてたかも・・・恐るべしSale。

そんなこんなで大分買い物満喫の1日でしたが、街には日本人が一杯溢れておりました。たしかに来る時の飛行機も一杯だったし、空港の到着カウンターを見てみると日本の各地から香港に飛んできているみたい。みんな香港では何処で何しているんでしょう?俺の場合、遊びで来る前に仕事で来ちゃった為に、観光地としての香港は全然勉強もしてないし、知らないんだよね。知っているお店も中華じゃなくて、(中国に比べて)美味しい和食の店がメインっていうちょっと悲しい状況。ホテルも九龍のシェラトンか、銅鑼灣あたりのホテルしか取らないから、それ以外の場所もぜ~んぜん知らないしな。今度休みのときに、ゆっくり来ないと駄目かもしれないね。マカオも駆け足で見ただけだしね。ってことで、次回は台湾、香港、マカオの旅かな。

ところで、↑この記事は昨夜書いた内容なんだけど、今日はちゃんと客先行って働いておりましたよ。ただ、香港はあまりにも暑くてどうも仕事の気力が萎えるんだよね。そうそう、今回で香港出張はついに最後って事もあり、これまで行った香港の旨いレストラン巡りはばっちりやっております。昨日はお昼に「唐朝」に行って、お気に入りのツバメの巣とホタテ貝と鮑のお粥とマンゴーを使ったデザートを食ってきました。いやあ、やっぱり何時行っても旨いのよね、あそこ。そんでもって、夕食は香港島にある「太平館」で看板料理のスイスチキンと小鳩のロースト。ここのスイスチキンの軟らかさと絶妙なソースには毎回やられてしまいます。そして、鳩!!香港のこの店に来るまで、鳩ってそんなに好きな食材では有りませんでしたが、今では日本で鳩を見かけると、羽をむしって食いつきたくなります。ここの鳩ロースとは絶品ですわ。そして、本日の夕食は香港でも最も好きなレストランの一つである「西苑酒屋」で海鮮系関東料理三昧です。残念ながら新鮮なホタテが無くて俺の大好きなホタテの清蒸はありませんでしたが、アラの清蒸も法螺貝も素晴らしい味。化学調味料を一切利用していないスープは滋味と深みがあって、飲む毎に好きになっていきます。やっぱり、中華は広東だよな~と唸らせる料理の数々。感服ですね。そしてこの店で忘れてならないのは、叉焼。造り方は普通と変わらず、タレと蜂蜜などを付けながら焼くみたいなんですが、はっきり言って、その辺もものとはものが違います。これぞ叉焼というこの味、みなさんにも教えてあげたいな~。今日も満足させて頂きました。ご馳走様~。

明日の夜は、この時期この場所でしか食えない例のアレにチャレンジしたいと思っております。高いんだろうな~。楽しみ。

家の前の景色

2006年07月10日 00時20分56秒 | Weblog

写真は住んでいたマンションの同じ場所から写した写真です。
05年05月のカメラ購入時と、つい先日の2枚です。本当は更地の写真もあるのですが、残念ながらそちらはフィルムカメラで撮っていたので、スキャンが必要なのです。1年9ヶ月間一週間に一枚くらい撮ってましたので、なんだか面白いパラパラになりました。機会があったらお見せしましょう。

キム


大家謝謝! 大家多謝!!

2006年07月09日 23時29分50秒 | Weblog

長らくご無沙汰してますね。
そうかー、暑いと思ったらもう7月ですね。東京はなんだか変な天気が続いておりましたが、夏は確実に一歩先まで近づいて来ているみたいです。実は今日は、恐らくこれが最後であろう香港出張に来ております。朝一番の飛行機(当然JAL)に乗ってきたんだけど、これが激混み。思い出してみると、以前も東京→香港のこの便は満席でJALに乗れず、仕方なくANAにしたんだよね。何故だか異常な搭乗率を誇っている、このJAL731便。一体全体なんかいい事でもあるんでしょうかね?不思議。空港も日曜だったこともあってか、凄い混み具合で、チェックインするまでに45分ほどかかり朝飯も満足に食ってる時間がありませんでした。これじゃー、せっかく桜ラウンジ使えてもな~んにも意味無いよね。さてさて、前置きが永くなってしまいましたが、随分と久しぶりの日記です。この所あまりにも時間と余裕が無いっていうか、落ち着かない生活を送っている為に、いろいろとUpdateしたい事も有りながら全然出来ていないって状況です。なんで今日はちょっとUpdateも含めて久しぶりの更新です。やっぱり、出張中ってお客さんと会食とか無ければ結構時間が有るのよね。

さて、最も肝心(?)な私の中国滞在についてです。なんせ、日記のタイトルが「キムの上海日記」ですからね~。実際には6月末を持って、ついに徐家匯のマンションを引き払いました。思えば、2004年の10月に上海入りしてから1年9ヶ月程お世話になったマンションでした。31歳まで海外で暮らした事の無かった俺にとっては、上海のこの家は第二の故郷で有ると言ってもいいかも知れない。水の匂いが気になったり、スイッチの位置が気に食わなかったりといった細かい不満点は有りましたが、広さと言い、住み心地といい、総じて素晴らしいマンションだったように思います。34階建てマンションの24階で、占有面積120㎡の2LDK。ロケーションも市内と一等地で、買い物も便利、駅からも徒歩3,4分と条件も申し分無し。良く考えれば、俺の生涯で今後こんな場所に住むことがあるんでしょうかね?って思えてきますね。お陰で、東京の家探しには大きな障害になっているけど。大体、どんな部屋見ても狭苦しく思えて仕方無いんだよね。お陰で東京の住処は未だに決まらず・・・。

そんなこんなで、正確に言うと上海「駐在」日記としては、残念ながらこの6月末を持って終了って形になりますでしょうか。ただし、7月、8月は今回も含めてあと2、3回程中国に「出張」する予定ですので、もし時間とトピックがあれば可能な限りUpdateしていきたいと思っております。まあ、本編終了後の外伝みたいなもんでしょうか?しっかし、一週間毎に中国各地と日本を行ったり来たりしつつ、ホテル泊まったり、実家泊まったり、引っ越したりしていると一体全体どっちが本当の生活で、どっちが出張か?ってのが本当に区別出来なくなってくるんだよね。荷物はぜ~んぶ関税か船の上にあるんで手元には無いし、上海のマンションは無くなっているけど、日本にもまだ家無いし・・・。自分の荷物が一箇所に集まっていない状況ってのがこんなにもストレスに感じるとは思いませんでした。以前友人にも何度か言われた言葉「キムって、自分の物に囲まれてないと生活できない人だよね」ってのも、あながち間違いでは無かったって事でしょうか。何はともあれ、更新が無くご心配かけた皆様、日記の更新を愉しみにしていらっしゃった方々、これまで日記を読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。

なんとな~くの思いつきで、人生最初の海外生活を契機にはじめてみたこの日記ですが、改めてWebを見てみるとなかなかのVolumeに成長してます。頑張ったな~、俺。自画自賛ですな。時に寝る間も惜しみつつ更新したのが懐かしいです。当初は文字だけの日記でしたが、05年05月からはデジカメの購入に伴い、日記上に幾つか写真を載せることが出来ました。やっぱり、文章だけでは伝わらない内容も写真だったら一発で伝わったりするんですよね。改めて写真の威力を認識しました。そもそもフィルムカメラ好きの俺なんで、この日記を書いていなかったら、どんなにデジカメのブームになっても見向きもしてなかったに違い有りません。日記を付ける上で、文章構成の勉強になったのは当然ながら、やはり下記3点が大きな収穫ではないかと思います。

1.中国でのえきさいちんぐな生活をきちんと形にして残せた事。
1.自分の感動した体験を友人含めWeb上の多くの方に共有(押し付け)出来た事。
1.日記を書く事によって(もしくは書く為に)、自分としても改めて多くの事を勉強し直せた事。

この「キムの上海日記」では、普通のブログとは異なり、Interactiveな形式を採用しておらず、こちらの勝手なPush型での更新形態とさせて頂いて来ました。折角書き込んで頂いたコメントに毎回返信をしておらず、いつも心苦しい思いをしては居りました。まあつまらないPolicyだと思い、ご勘弁くださいませ。頂いたコメントは全て読んでおりましたし、日記更新の大きな励みになっておりました。心よりお礼申し上げます。

僕は中国が大好きです。
その歴史にも、文化にも、遺跡にも、自然にも大きな興味を持ってこの2年弱を過してきました。その間、いろんな体験をし、広い中国の様々な場所も旅をしたり、多くの仲間に出会う事が出来ました。この日記を通じて、少しでも中国に興味を持ったり、逆に日本への興味を持った人が増えたとしたら、こんな嬉しい事は無いですね。

個人的には、思い悩んだ挙句の中国駐在は間違いでは無かったとの強い確信を抱いております。ここで得た仲間や経験は、間違いなく自分にとって大きな財産となりそうです。遣り残している事はまだありますが、そのあたりはおいおい時間と機会を創り、遣り残しを潰して行きたいと思っております。海外で生活する事によって、今までとは違った観点から日本や自分を観る事が出来るようになったようにも思います。このあたり、今後の自分の人生においてどのような影響をもたらすのか?今から非常に楽しみです。日本に戻ってからはまた新たなチャンレジに向けて頑張りたいと思います。

2006年7月9日 香港にて
キム

我也喜歓羊肉!

2006年06月13日 18時20分29秒 | Weblog

キムです。
今日は北京に来ております。
この所、一週間置きくらいで日中間を行ったり来たりしております。日中の中の方でも北京行ったり、香港行ったりと出張ばっかりしているので、なかなか落ち着かない日々が続いております。なんかこんな生活をしていると、どこが自分の生活基盤なのか分からなくなりそうですが、今のところまだ上海に家があり、荷物も一番多いので未だに上海が生活基盤って事になるでしょうか。ただし、実際問題6月1日には帰任の辞令が出ちゃっているってのもあるんで、帰国する際にはいろんな荷物を手持ちで運びつつ、徐々に生活基盤を日本側に移していこうという今日この頃です。愛しい上海のマンションともついに今月でお別れ(予定)。2年弱でしたが、だいぶ愛着沸きましたね。結局このマンションを訪れた友人達も累計で200人を突破しました。凄い数だ・・・。守衛のおっさん達も俺の友人が飛びぬけて多いので、たまに全然関係ない人も俺の友人だと思って24階に案内しちゃう始末。来月から家が無くなってしまうので、無い時間を絞って、なんとか日本の家探しを進めようとしております。ただ、海外から帰ると、ほんとに日本の家の狭さに驚いちゃいますね。中国に居る間もっと小さい部屋に住んでおけば、こんなにギャップに悩まされずに済んだのでしょうか?

ところで、上海の家を引き払うってことで、引越しや対策や最後の駆け込み買い物みたいのが結構多いんだよね。引越し対策ってのは、あまり大きな声では言えないが、あれですよ、あれ。つまり普通の荷物として引越しやさんに預けてしまうと場合によっては没収されかねない荷物ね。そんなものは事前に手持ちで運び込んでおく必要があるのです。まあ、例えば偽ブランド品とかね。俺の場合はDVDだけど。実際問題、これまでの経験者の話を聞くとDVDとかそのまま送ってもほとんど大丈夫みたいだけどね。まあ、一応保険掛けておくって意味で、手持ちにしております。後は、お酒。これまた馬鹿らしいんだけど、ほぼすべて日本から持ち込んだ酒が俺の家に40本以上あるのよね。中にはお土産でもらったようなお酒もあるんだけど、ここ半年ガンガン飲んでいった結果、日本でも手に入らないようなレア物しか残っていない状況で、とても諦める訳には行かないんだけど、持って帰ると結構な税金が掛かる上に、割れてしまうリスクも結構あるのよ。ってことで、液体は重いんだけど超大事なお酒は手持ちで日本へUターン。だってねー、「石田屋」を初めとする日本酒は常温にしたくないし、「森伊蔵」とかが割れちゃってたら泣くでしょ?

引越しの一方、日本での生活の充実度を上げる為に、「日本で買うと高いけど中国で買うと安いもの」を積極的に手に入れるようにしている。その為先週末は上海のIKEAにも買出しにいって、クッションの中身を買い換えてきたし、藍染屋やシルク布地のお店にいって日本のベットのシーツなんかを作ったりしているのだ。シーツなんか日本で買った事はあるような気はするけど、値段は覚えていないし、ましてや生地から仕立てて貰うなんて考えた事も無い。だから、藍染のシーツがセミダブル用で一枚400RMBだったり、シルクのシーツが500RMBだったりしても、それが果たして高いのか安いのかの検討が付かないんだよね。でもまあ、いいかってことでお願いしちゃっているけど。だれか値段知っている人が居たら、是非相場感ってものを教えて欲しい。

そして、帰国を迎えてもう一つ忙しいのが、旅行じゃないけど、未訪問のお店や遣り残しの整理。今日もかねてからの課題であったお店を一つ訪れてきました。それはね、写真を見ても分かるかも知れないけど、北京にある火鍋屋さんです。それもね、羊しゃぶしゃぶの火鍋屋さんなんおです。俺ってば、自他共に認める羊好き。それも、ここ最近狂牛病の関係でにわかに増えてきているらしい羊好きとは一緒にして欲しくない程、大昔からこよなく羊を愛し続けてきたわけ。ルーツとしては、北海道のジンギスカンになるんだけど、俺の小さかった頃は生ラムなんてものは無かった(聞いたことが無い)から、北海道なのにニュージー産の冷凍マトンをジンギスカンで食ってたんだよね。当然タレはベルのジンダレ。この羊ってのは食べなれるとあの独特の臭みまでが旨みになってしまうのよね。もちろん、昨今では大分手に入り易くなった生のラムなんかも非常に旨いんだけど、臭みが無さ過ぎて偶に物足りなく感じる事も確か。そんな羊好きの俺だけど、実は俺の仲間にも俺に負けずとも劣らない羊好きがいる。何度かこの日記にも登場している通称「わがまま」だ。彼女の食にかける情熱には常日頃共感するものがあるけども、この羊ちゃんに対しても大共感。そんな羊好き彼女が日本で絶賛していたあるお店(ラムしゃぶ店)のルーツが北京に有るという事を聞いていた俺。それは、是非とも試さなくては成るまい、ってことでずっとタイミングを測って居たんだけど、なかなか機会が訪れませんでしたが、ついに北京滞在も残り数日という段になり、無理して仕事を中断し本日そのお店「東来順総店」に行って参りました~。あー、わがままの悔しがる顔が眼に浮かびます。

このお店、聞くところでは北京では有名な火鍋のお店で、もともと回族が始めたらしい。北京には数店舗展開しているらしいが、本店は王府井大街の新東安大夏の5Fとの事で、当然本店の味を確かめに行く事に。ちょうどお昼時ではあったものの、今日北京が暑かった為か全く待つ事無く席につく。ラッキー。考えてみたら、1人で鍋食うのなんか人生初だな・・・、と思いつつオーダーへ。火鍋を食いたいってことを伝えると、このお店の特徴である不思議な鍋が早速運ばれてくる。真鍮か銅でできたような大きな鍋に、炭(実際には泥炭)を入れた筒を突っ込んであるのです。何で、所謂普通の鍋のように下から火力を加えるってことは有りません。具は、当然ながら羊ちゃんとお野菜。具在は全部で何種類あるのか分からないくらいありますが、俺が選んだのは、豆腐、ワオワオ菜、トウミョウ、冬瓜です。あまり入れすぎでも味が変わってしまうので、シンプルに羊の旨みを味わいます。通常、中国の火鍋のスープはそのまま飲んでも普通のスープ並に味が付いておりますが、ここのは普通の水に生姜、葱などの薬味をすこし加えただけの物でした。そして、タレ。これまた通常の火鍋屋では幾つもある調味料から自分好みの調味料を調合して自分だけのタレを作るのですが、ここはゴマベースの既存種類のみ。普通のしゃぶしゃぶであってもゴマダレは好きではなく、一切使わない私ですが、郷に入れば郷に従えってことで、このゴマダレに香草と葱をどっさりと加えます。あとは極薄にスライスされたラム肉を加え、火が通ったか通らないかのあたりで大いに頬張れば良いだけです。うーん、旨い!しゃぶしゃぶになる事で、程よく脂が落ち、肉の旨みを感じられます。冬瓜も羊スープをたっぷりと吸って、食い頃。そして、思ったよりも、このタレが肉に合います。正直言えば、お気に入りのポン酢でも食ってみたかったですが、なかなか満足の行く味でしたね。昼間からビールの飲みつつ、羊しゃぶしゃぶを食らう俺。腹いっぱい食ってもせいぜい1000円ちょっと。これぞ幸せってやつですね。

明後日あたりにはまた日本に戻る予定です。

※ お店データ
  東来順総店
  北京市王府井大街新東安市場5階
  6528-0932、6528-0930


免許取得!

2006年05月27日 04時15分51秒 | Weblog

大変ご無沙汰しておりますね。
先日のチベット・桂林の旅でリキ入れて更新しすぎた為に、ちょっと脱力してたって訳ではないんですが、この5月末が会社の決算期ってことと、帰国準備に追われる日々でなかなか日記を更新する暇が無かった感じです。まあ、このところは普段だったら食べないような中華を最後の食い収めにいかなかきゃな~、なんて思いつつも続々と新規開店するお店に興味が尽きず、ついつい未だに新規開拓しちゃってる日々です。そういう意味では、昨夜訪れた古北の「スタミナ苑」はなかなか旨かったな~。以前から高い評判だったので、一度は行ってみたいと思いこれまで何度かチャレンジしてましたが、予約を受け付けてくれない為、なかなか入店に漕ぎつけなかったんだよね。昨日は雨だった事もあって、すんなりと入店できました。まあ、少人数だったからな。んで、肝心のお味の方はというと、肉屋直営だけあって、なかなか安くて旨い。ちょっと特徴的なのは、その種類の少なさ。肉の仕入れの都合らしいんだけど、お肉の項目にはたったの3つしかメニューが無いの。牛タン、赤もの盛り合わせ、白もの盛り合わせの三つだけ。所謂普通の焼肉やにあるような、カルビとか、レバーとかホルモンってのはメニューには載っていなくて、それぞれ盛り合わせの中に含まれているって感じ。しかも、盛り合わせの中身は選ぶ頃が出来ない。何が入っているかは頼んでみてからのお楽しみって訳さ。どちらの盛り合わせも塩かタレを選ぶことが出来るんだけど、この店はタレの方が若干旨いかもな。特に赤盛りは65RMBにしてはかなり旨い方だと思う。上海ってのはこれまで旨い焼肉が皆無だったんで、いっつも不満に思っていたんだけど、帰任する頃になって、ようやく何軒かよい店が出来てきましたね。俺の一押しは、これまら古北方面にある「鉄屋」ってお店です。ここのミスジ肉はかなりレベル高し。日本並です。若干値段は高めですが、まあちゃんと選んで頼めば1人300~400RMBくらいで済むでしょうかね。まあ、値段も日本に近いですね。

そうそう、それと特記事項を一つ。写真をご覧下さいませ。
か~なり、遅ればせながらようやくようやく中国の運転免許を取得しました~!!いやあ、いままでこれさえあれば色んな場面で役に立ったと思うのに、この最後の最後に来て取得と相成りました。中国ってのはジュネーブ条約を締結していないもんだから、日本で取得可能な国際免許では運転が出来ないのよね。その上、上海に一度でも来た事ある人なら分かると思うけど、あの状況で運転するのはちょっと・・・って感じでしょ?スキルの不安は無いけどね、いつどこから何が飛び出してくる分からないような中で運転するってのは、想像以上に恐ろしいもんだよね。ただ、都会を離れて田舎に行けば、交通量も減るし、なかなか快適なドライブルートも存在することは体験済みだ。いつかは自分で運転しながら旅行したいな~って思ってたんだよね。それが、たまたま数ヶ月前のフリーペーパーに日本の免許を中国の免許に書き換える方法が載ったんだよね。それまでも会社の同僚(上海出身の日本帰化人)からは、数百元かければ新規の免許を取得可能って聞いてたんだけど、俺レベルの中国語レベルでは難しそうだって諦めてたんだけど、このガイドに従えば結構簡単に取れそうだ!ってことで、ずっと行く機会を伺ってたんだけど、平日Onlyってことで中々ふんぎりが付かずに数ヶ月が経ってしまいました。ただ、今月末で中国滞在のVISAが切れてしまうって事を確認して、最後のチャンスとばかりに行ってきたのです。結果的には、このフリーペーパーのガイドが結構しっかりしていたお陰で、4時間程で無事に免許取得。細かい手続きはここには記しませんが、上海エクスプロラーのHPとかを除けば記載されているはずです。面倒くさいのは、自分の持っている日本の免許を上海の北の端で中国語に書き換えて貰った後、今度は南の端っこにある運転免許場(あの府中にあるやつみたいのね)に移動しなきゃいけないって事。そこで、写真を撮ってもらったり、身体検査や視力検査を受ける必要があります。身体検査意には、何故か体重とか身長とかの項目もあるんだけど、なんとこの項目はおばちゃんの目視確認で、適当に記入してました・・・値的にはかなり近かったけど、、それでいいのか?ってかさすが中国だね。

そして、なんと行ってもテストっ!そう、免許取得の為には筆記テストに合格する必要があるのです。それも100問100点満点で93点以上!当然これが中国語だとかなりの難関になりますが、なんと驚いた事に問題は各国言語対応しているのです。全ての書類をそろえた後に、最終的に試験官の居る場所に持っていくと、日本人なら日本語の、欧米人なら英語の想定問題用紙と回答を渡してくれるのです。想定問題っていいながら、問題は本番と全く一緒。つまりは、問題と回答を試験前にぜ~んぶ○暗記しちゃえば合格間違いなし!って事よ。すんばらしいでしょ?思ったより親切だよね、チャイナ。そんでもって、30分ほどかけて問題を解析&○暗記。今まで知らなかったけど、中国の交通ルールってかなり日本に近いのよね。驚きました。だ~れも守ってないけどね。○暗記とは言え、何を隠そう日本の免許取得試験では89点で一度落第した苦い思い出のある俺としては、ちょっと緊張して45分くらい勉強してたかも。実際のテストは準備が出来た人からコンピューターの三択問題で行うの。制限時間は30分くらい。画面は日本語なんだけど、たまに変な訳があったりしておかしい。問題を回答していくと、ちょうど94問目の回答をしたところで、「あなたは既に93点取得して合格です」とかなんとかってメッセージが出てきて、最後まで問題を見る事無く勝手に終了。やっぱ、中国だ。心配したものの、これで無事に免許Get!いやあ、なかなか貴重な体験致しましたね。ちなみに、掛かった費用は全部で200RMBくらいでしょうか。タクシー代金の方が全然高くなります。

さて、明日からはお世話になっている伊勢の先輩夫婦の初来上海。期せずして、最後の締めにふさわしいお2人になりました。今回は俺もカメラなんかもっちゃって、一緒に写真撮りながら廻ろうかと思っております。

キム

旅のおわり

2006年05月16日 01時11分27秒 | Weblog

これで、長いようで短かった今年のGWも無事に終了。
最後は桂林の山々をバックに水牛達に締めてもらいましょう。
水牛はこの地方では欠かせない動物の一つで、田端の開墾、輸送手段、肉、角など様々に利用されているようでした。

来年のGWは何処に行くか?
早速計画を練りたいです。

洞窟

2006年05月16日 01時08分50秒 | Weblog

水岩の最深部にある巨大な鍾乳石です。
この上から絶え間なく綺麗な水が滝のように降ってきます。
水があれば服脱がなきゃってことで、ここでも裸になって写真撮ってきました。
あれが風邪の原因の一つだろうな・・・

洞窟

2006年05月16日 01時07分22秒 | Weblog

なかはこんな感じでかなり広いです。
奥行きも高さも半端じゃ無いです。
どこもかしこも登り放題、触り放題ってのが剛毅ですね。

水岩

2006年05月16日 01時05分41秒 | Weblog

丁度、俺らが帰ってきたときに出発していった外人さんグループです。
こんな感じの岩の下を流れる川を小さなカヌーで遡りながらアクセスします。
結構ドキドキします。ディズニーランドのカリブの海賊の本物版みたいな。

水岩

2006年05月16日 01時04分09秒 | Weblog

高田郷方面の田舎にある水岩に至る道です。
全く舗装されていない泥の道を進んでいきますが、これが気持ちよい。
みんながバイクに乗っている姿が米粒のように写っておりますが、見えますかね?

【八日目&最終日 桂林、上海にて】

2006年05月15日 02時46分24秒 | Weblog

あー、ついに旅も終わりですね。
そして長い旅行記もようやく終了。毎日読んでいる多くの読者に感謝。

八日目。今日は6人で動く最後の日だ。ホテルを8時にチェックアウトし、荷物をフロントに預けたら、早速出発だ。今日は昨日諦めた「水岩」へ向う。まずは腹ごしらえ。これまた姫たっての希望で、フレンチトーストを食える場所指定ってことで西街にある「原始人間」ってお店に行く事に。さすがに外人が多いだけあって、いわゆるコンチネンタルぶれっくふぁーすとみたいのが何処のお店にも並んでいる。ヨーグルトや、卵、トーストといった懐かしい食い物達だ。5人は同じフレンチトーストを頼んだが、俺はトーストにヨーグルトと目玉焼きが付いた朝食に。オレンジジュースが絞りたてて美味しかったのが印象的だ。

朝食後、早速昨日のバイク屋に行き6人のバイクを借りる事に。昨日の下見で、今日の道が結構厳しいことが分かっているので、昨日よりも真剣にバイク選び。ブレーキの利かない奴、空気の少なそうな奴などを駄目だししながら30分掛けて選び抜きます。まあ、それでも何か起こったら仕方ないんだけどね。特に俺は昨日5回も6回もバーストしたお陰でかなり慎重になっておりましたが、アフロの「まあ、誰にでも起き得るから、仕方無いでしょ」と言う言葉に納得。そのときはその時だね。昔から彼は不思議なくらいハプニングに強い。何か事が起こっても慌てる事無く対応するのだ。

昨日と同じ道を辿り、月亮山の方角へ向う。ちょっと手前から左手に折れて、高田郷の田舎道へと突入だ。相変わらず道の途中には水岩のチケットを売るおばさんたちで一杯。大体は128RMBで販売している模様だ。これはなんとしても、入口まで行って、定価を確かめなければいけない。雨でぬかるんだ道に苦戦しつつも、田舎そのままの景色に眼を奪われる。アフロは最高峰で、途中ビデオ撮影をしているためか常に遅れ気味。たしかに、この景色を見たらビデオに収めずには居られないだろう。今回、桂林、陽朔と2日くらい滞在してるが、この高田郷の田舎道がもっとも素晴らし眺めだと思われる。桂林を訪れるのであれば、是非訪問すべきだ。途中村の子供達に自転車で追いかけられたり、水牛を追い抜いたりする間にようやく水岩の入口に到着。本日初のお客さんの模様だ。チケットを買うべく、その辺のおばさんに聞いてみても、要領を得ない。見た感じ入場券売り場が存在しないっぽい・・・。どいこと?再度聞いてみると、怪しげなおっさんを指さされ、彼から買えと言う。それって、入口近くにいたおばさん達と同じシステムじゃねーか。一応値段を聞いてみると一瞬の間を置いて「160RMB」と答える。おいおい、舐めんなよ。こっちは上海で鍛えられているのよ。しかも値段は調査済み。「不可能。太貴了!」と怒りながら言い捨てて、去るそぶりを見せながら様子を伺う。さっそく、向こうは下手に出て、じゃあ120RMBでどうだ?との一声。バイクに跨りつつ、「それじゃ入口と一緒だろ!俺は知っているぞ!」と言ってやると、「じゃあ、幾らならいいんだ?」と切り返す。ここからが重要。昨日の調査では最も安い金額が100RMB程出合った事。どうも高い値段の場所はダートの入口からの送迎付きである事がおぼろげながら明らかに成っていたので、最初の半額の「じゃあ、80RMB」と答えてみる。向こうは結構考えているようだったが、おれがバイクのエンジンを掛けるのを見てようやくOK。う~ん、あれが素振りかどうか見分け付かなかったんだよね。結局1人80RMBにさせたけど、実際は1人幾らだったんだろう?未だに謎だ・・・。しかり入口まで行っても、入場料が無いってのも凄い場所だよね。さすが中国。

ようやくツアー参加決定ってことで、各自ヘルメットを渡されて小さなボートに乗り岩の下へと潜りながらツアー開始。文章でどう説明すればよいか分からないので、ここは是非写真を見て欲しい。何故ヘルメットが必要かわからなかったが、中は頭を擦るような狭い場所もあり必須であることが直に判明。水路がこのように狭い感じであったので、中も結構狭いのかと思ったら、とんでもない。これまで行った洞窟?鍾乳洞?の中でも最も広く長い類である事が判明した。普通に最深部まで歩いて買ってくるだけでも1時間では絶対に無理だろうね。不思議な英語をあやつるガイドに引きつられて、洞窟内を案内してもらう。懐中電灯片手に、あれは子供を待つ親だ、とかあれはピラミッドだとかなんとか退屈な説明が多くウンザリ。もっと、知的な説明があればより楽しいだろうにね。例えば、この石柱が完成するまでに何百万年の年月が掛かかったとか、どうしてあのような地形が生まれてきたのか?とかね。

そうこうする内に、最初のメインイベントである洞窟内の水溜り=プールに到着。非常に澄んだ水が段々畑のようなプレート状に流れており、その下に大きな水溜りが出来ているのだ。少々冷たい水であったが、早速水着を脱いでザブ~ン!うん、これは気持ちよい。昔から洞窟の中の水溜りってちょっとあこがれてたんだよね。でも日本だったら、絶対にこんな場所で水遊び出来ないだろうな。気になって居た泥スパはどうも泥が汚そうだったのでパス。洞窟の最深部にはこれまた図ったかのように巨大な滝っていうか、鍾乳石が存在する。これまた日本だったら絶対に触れないような物なんだけど、ここでは登り放題触り放題。俺も素っ裸になった水しぶきを受けてきました。(思えば、これで風邪引いたんだな・・・)なんだかんだと3時間近く洞窟の中で過し、ようやく外界へ戻ります。結論的には80RMBの価値は有ったって事にしておきましょう。

帰り道、ちょっと雨に打たれながら田舎道を戻っていると、姫のバイクが大きな音と立てて大パンク。いや~参ったな~。ここから舗装道路まではまだ5kmくらいは有りそうだ。幸い村の近くであったので、村人に聞いてみると自転車屋は居る事には居るが、今日は家を出ていて居ないとの事。小さな村だけあって、そんな事まで知っているのかとちょっと感心。感心はいいが、困ったな~と思っていると通りすがりのにーちゃんが、親切にも直してやるから付いて来いとの一言。いや~助かった。家の裏手に回り、本当に修理してくれました。修理して貰っている間に、家の前のちょっとした坂道で妹Aがペチャっ音を出しながら思いっきり転んでたのにはビックリしました。アフロが一言呟いた言葉「天然には適わないよな・・・」。

バイクも直り、舗装道に出たところで遅めの昼食にすることに。地元のナマズスープ、芋の細切炒め、茄子の挟み揚げ、白斬鳥なんかを頼みました。結構な量の雨が降り続いて居た為出発する気が起きず、ちょっと昼寝。16時頃ようやく再出発です。途中、樹齢1400年とやらのガジュマルの木を見物。たしかに凄い。川の辺では気になっていた竹の舟にチャレンジする事に。太目の竹をぶった切って横に8本くらい並べただけのイカダに近いが、思ったよりも安定している。舟頭と舟尾にこれまた竹の棒をもった妹AとMMが立ち、舵と推進役。おもったよりも面白かったな。

もう一つ気になっていたアトラクションの気球は雨の為かすでに終了しており、そのまま帰路へ向う事に。と思ったら、今度はゆり坊のバイクがバースト。空港へ向うタクシーが19時に迎えに来る(240RMB)為に、ゆり坊は一足先にアフロのバイクに乗って戻る事に。いつも故障車をあてがわれるアフロ。頭が下がります。(と思ったら、元々アフロのバイクだったみたいですね・・・知りませんでした ※コメント参照)ようやく修理が完了し、アフロと俺も最後尾から帰路へ。ちょうど街に着いたときには19時前であったが、皆はまだ朝の原始人間で夕食を食べているとの事。俺らもそこに合流。あわただしい夕食をとりながら3人は帰路へ。さようなら~また会う日まで!ってことで長い旅行お疲れ様でした。人数が一気に半分に減り寂しくなりつつも、彼女達3人が頼んだ料理を片付ける俺とアフロ。その後街を軽くぶらぶらし、最後の最後にワンタンをもう一杯。ホテルの前でライチを購入し、アフロと姫が試食。俺はパス。21時にお迎えが来て、桂林へ戻る事に。桂林へは約1時間半とのことで180RMBで手配済み。小さなワゴン車のような車が迎えに来たが、最後に車の中から見た街はずれの景色に衝撃を受けて陽朔とお別れした。なんと、街からちょっと離れた場所に巨大な屋台街があったのだ!!あ~・・・・気付かなかったな。あそこならワンタンなんか幾らでもあったろうに。がっくり。

陽朔から桂林に至る道は結構ちゃんと舗装されているようで快適でした。暗くてよく見えなかったけど、かなり周りの景色も良さそうでした。あれなら日中走っても楽しいかもしれません。1時間後、桂林も目前に迫ったところで、さっきのライチがヒットしたかアフロが激腹痛に。急いで車を止めて貰い近くのホテルへ。ようやく戻ってきたときも大分具合が悪そうなまま。ホテル到着後も大分具合が悪そうなまま、持ってきた「若葉」を処方してみるも、全然収まる様子無し。これまで長い付き合いだが、こんなに苦痛にもだえる彼を見たことが無い。眠ろうにも痛みの為に眠れなそうで、3秒毎に呻きながら寝返りを打つ。病院に連れて行くべきか?どう説明するか?等々、考えるうちにようやくちょっと落ち着いてきて様子。若干安心しつつ、俺自身も風邪のためか頭がふらふらする。薬を飲んで眠りに付く事に。旅の最後は酷い感じだ。

最終日、結局朝眼が覚めると、俺はもっと酷い状態に。喉が痛く、熱もありそうでふらふらする。アフロの方は痛みは多少治まったようだが、本調子からはかけ離れている。これはちょっと起きる事も難しそうだったことで、姫にガイドブックと携帯を一つ渡して午前中は自由に観光して貰う事に。2人はそのままホテルで休息睡眠・・・。チェックアウトの12時まで寝ていたが、俺の調子は全然戻らない。逆にアフロの方が多少元気が出てきたみたい。昨晩と立場交代。しかも外は雨が降っており、どうにも元気が出てこない。結局、上海へのフライトを早めるって案が最良に思え、確認してみるとラッキーな事に空席もあるとの事。早速空港に向かい、14時半の飛行機に乗る事に。空港で昼食を頼んだが、俺とアフロは殆ど食えず。旨そうなエビだったのに非常に残念。オレンジジュースは人生でも最高峰に旨かった気がする。

上海へは18時頃に無事に到着。いや~戻って着てよかった。ほっとするわ。2人には新天地に観光に行って貰い、俺はちょっと一休みして夕食から合流することに。これまで姫は2度ほど上海に来ているが、どちらも夜入り、早朝出発で上海ではまともに飯も食った事が無いとの事。この日は新天地のZENでちょっと豪勢に夕食。その後バンドの夜景を見ながらコーヒーを一杯飲んだ後、古北で偽物DVDショップへ。お2人とも満足されたようで何より。翌早朝、6時半にタクシーが迎えにきてお2人をお見送り。長かった旅もようやくこれで終了です。みなさん、本当にお疲れ様でした。

結局俺は今日に至るまで、本調子にならず、未だにちょっと風邪っぽい感じです。早く完治しないと。

ビール魚

2006年05月14日 01時57分29秒 | Weblog

ビール魚:漢字では「啤酒魚」
つまりは、川魚のビール煮込みみたいなもんでしょうか。
どの辺りがビールなのか全然分かりませんでしたが、味は結構いけます。

バイク

2006年05月14日 01時52分35秒 | Weblog

この1日で、このバイク5,6回パンクしました。
なんか根本的におかしい部分があるに違い無いです。
この光景、子供の頃を思い出します。
懐かしいな~。