昨日、滋賀県草津市のあら先生のお教室の生徒さんが、助講師資格試験を受けました。
20分で自分で二重太鼓
とても緊張されていたようで、普段しない手さばきが見受けられたり、おひもの位置が普段と違ったり、、、小さな気になる点はいくつかありましたが、流れるような手さばきと、鏡を見ないで着ていくのですが、しっかりと身体で紐や着物のおはしょり、襟、裾等を感じながらキッチリと着ることが出来ました。
先生も、手に汗握りながら、心臓が飛び出そうなくらいドキドキしながら見守っておりました( ´•ᴗ•ก)💦
そして、次は20分で人に着付ける変わり結びです。
ふくら雀、文庫、立て矢から選んで、結びを極めていきます。
数え切れないほどの帯結びがありますが、この3種がほとんど原型と言っても良いと思います。
ひだの取り方、帯の持ち方、枕の当て方、仮紐帯ひもの使い方、あらゆる要素が含まれております。
一つ一つ確認しながら、帯を結んでいく姿、真剣そのもの。私も眉間にしわが入りそうに力が入りましたが、見ている方がそんな怖い顔をしたら、手さばき吹っ飛んじゃいますよね。
見事、余裕で時間内で終えました。今までで最高の出来ではないかしら?
本番で、ピークを迎えるためには、きっとお家でもなんども練習されたのでしょう。
本当に、よく頑張られました。私たち指導者もいつもこの場面で、生徒さんから勇気とパワーをいただきます。
これからも、精進いたします。