きみだんごの日記帳

日記帳の形を借りて、創作活動の成果を発表していきたいと思います。
荒井公康

地球環境の危機

2023-07-26 20:16:12 | 日記

マルクスはエコロジーに大きな関心を持ち、持続可能なエコ社会主義を構想していた。(斎藤幸平)
人新世とは地質年代の新たな区分で、「人類が農業や産業革命を通じて、地球規模の環境変化をもたらした年代」と定義される。(クルッツェン博士)
コロナ禍は、資本主義がもたらした二つの危機(気候変動、格差社会)を可視化した。(斎藤幸平)
資本主義は環境破壊や経済格差を限界まで推し進めた。もう一度リセットして、持続可能で平等な社会を作ろう。(ダボス会議)
私たちは、一人ひとりがささやかな配慮をすれば、世界は変わるという物語が大好きです。しかし小さなアクションで満足すると、経済システムの中の真の問題が見過ごされ、一番必要な大胆なシステム変革ができなくなります。(斎藤幸平)
世界のCO2排出量が全く減っていないからです。それどころか、1990年のソ連崩壊以降の三十年間で1.6倍も増えました。このままでは「2030年までにCO2排出量を50%減らす」という目標は達成困難です。ただし、2020年に5.4%減少しています。コロナ禍で人びとが外出や旅行や買い物を控えたからです。リーマンショックの時でも1.2%減だったことを思えば、人類史上初の快挙で、今後のCO2削減のヒントになります。残念なのは、リベンジ消費によって2021年には4.9%増え、コロナ禍の状態に戻ってしまったことです。(斎藤幸平)
永遠の経済成長というお伽噺を大人たちがいつまでも信じているせいで、私たちの未来が犠牲になっている。(グレタ・トゥンベリ)
各国の掲げる2030年までの削減目標が全て達成されても、2100年までに世界の平均気温は2.4~2.7度上昇する。これでは、パリ協定の1.5度目標にほど遠い。(COP26)
脱成長を掲げているのが、ミレニアル世代~Z世代を中心とする若者で、イギリスの政治学者キア・ミルバーンは「ジェネレーション・レフト」と命名しました。彼らは資本主義下の格差や環境危機を問題視し、社会主義に肯定的です。(斎藤幸平)
今までと同じ経済成長を続けながら、CO2排出量や資源消費量を減らすことは、かなり難しいと言わざるを得ません。(斎藤幸平)

所得税や相続税の累進課税の強化。最高税率90%。<ピケティ>

干ばつの頻度と期間は、2000年以降、世界全体で29%増加していて、2050年までに干ばつが世界人口の75%以上に影響を与える可能性があります。雨の多い日本では、水不足や干ばつは遠い国の問題のように感じるかもしれません。 しかし、日本はオリーブオイルや小麦、大豆、鶏肉、とうもろこし、コーヒー豆、牛肉など多様な食品や原料、家畜飼料を輸入に依存しています。そしてその産出国の農業が、干ばつの被害を受けています。 干ばつによる森林火災も毎年のように拡大を続け、大気の二酸化炭素を吸収するたいせつな役割を担う大量の植物たちだけでなく、そこに暮らす人々や生きものたちの命を脅かしています。干ばつの原因のひとつは、気候変動による異常気象。これ以上、気候危機の加速をくいとめるためにわたしたちにできることが、まだまだあります。国連砂漠化防止条約(UNCCD)は、人類は干ばつの影響により「岐路に立っている。早急に、あらゆる手段を用いて緩和を加速する必要がある」としています。<グリーンピース>



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