氣まぐれ剣士の言いたい放題

氣まぐれ剣士が剣道その他を思うままに書いています。
一度のぞいてください。

302 休息

2006-02-20 12:04:12 | Weblog
氣まぐれ剣士の言いたい放題

302 休息

身体を休めることだけが、「休息」ではありません。自分の心を休ませることが、本当の「休息」につながりますね。

仕事のことを考えながら、休日を過ごしていても、それは本当の意味で「休息」していることにはなりません。
心配や不安を抱えたままで、身体だけを休ませようとしても、こころは却ってアセりを感じてしまったりするので、折角の「休息」が逆効果になることもあるので要注意ですね。

身体を休ませることだけが「休息」の目的なのではありません。
息は「自分の心」です。自分の心を日頃の緊張から解き放ち、リラックスして休ませることが、本当の「休息」につながります。

それがどんなに良いことであっても、あなたが「ねばならない」で取り組んでいる時は、周囲のことが目に入らず熱くなり過ぎているのかもしれません。そんな時こそ、ひと息入れて「休息」することが大切ですね。

忙しい時、イライラしている時、アセッている時、怒っている時…。みんな息が浅くなって、息が上がってしまいます。

「休息」は文字通り、息を休めることです。
ゆったりと深い深呼吸に意識を戻して、静かに息を吐ききることです。
息が整えば、肩の力も抜けて、リラックス出来ますね。

 息って本当に不思議ですね。起きているときは自分で呼吸することも出来ますが、寝ているときは勝手に呼吸してくれます。意識が無いのに誰が呼吸させているのでしょうか。
 また、剣道でも下位のものとやるときには、いくら稽古してもそれほど息が上がらないのに、上位の人にかかるときは、ほとんど体を使っていない時でも、すぐに息が上がってしまいます。

これは上位者の氣攻めが強いので、ゆったりとした深い呼吸が出来ないからでしょうね。
剣道では息が上がる稽古をしなさい言われています。

でも子供たちを見ていると確かに息が上がっているようですが、よく観察すると、息が上がっているように上手に演技していますね。氣まぐれ剣士はだまされませんよ。

次回もお楽しみに
以上