氣まぐれ剣士の言いたい放題

氣まぐれ剣士が剣道その他を思うままに書いています。
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301 愛と愛情

2006-02-19 06:40:49 | Weblog
氣まぐれ剣士の言いたい放題

301 愛と愛情

「愛」と「愛情」とは、全然違うそうです。

 「愛」というのは、無条件で、しかも厳しいのです。ところが「愛」の下に「情」の字がつくと、急に条件がついてきて、ドロドロしてくるのです。ですから、これからは、みんながお互いに「愛」の部分だけで接するようになれば、本当に楽になれますね。

 例えば、「愛」の部分では(やってあげない方がいい)とわかっていても、「情」の部分でやってあげてしまうことが一杯ありますよね。
 人に対して、やってあげることによって相手をダメにしていることが、実はいっぱいあります。

 「愛」の部分ではわかっているのですが、(やってあげないと、冷たい人だと思われる)とか、良い子になろうとしているのですね。本当にどうしても、やってあげないといけない時以外は、なるべくやらないようにすることですね。

 例えば、お年寄りに対しては、何でもできるだけ自分でやらせてあげた方がよいのです。「もう、お歳だから・・」 というのは「情」ですね。
 ですから、本音で言えばいいそうです。

『私は、「情け」の部分ではやってあげたいのはやまやまなんだけれど、「愛」の部分であなたと接します。あなたの為になりませんから、自分でやりなさい』とはっきり言えばよいのです。

 本当に相手のことを思って、そして本音で言えば、絶対わかりあえます。でもそこには、思いやりが必要ですね。
 例えば、お年寄りにお布団の上げ下ろしをやらせるとしたら、なるべく軽いお布団にしてあげるという思いやりが、人間関係の潤滑油になりますね。

 そうか、愛と愛情は似てますが、全然違うのですね。ほとんど同じように考えてましたが、愛とは厳しいものなのですね。

でも、気まぐれ剣士はヤクザ屋さんじゃないけれども「義理と人情」が好きですね。

「情」に振り回されて、人目ばかり気にして余計なことをして、相手をダメにしていたことが一杯あるかも知れませんが、これで自分の気持ちがスーとしているのですね。 
 
これからは今まで人にやってあげていた時間を、もっと自分を見つめる為に使ったほうがいいかもしれません。

 次回もお楽しみに 
                        以上