氣まぐれ剣士の言いたい放題

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304 プロセス

2006-02-23 21:45:10 | Weblog
気まぐれ剣士の言いたい放題

304 プロセス

 一時の状態を結果だと勘違いしないことです。 結果とは、次の状態に至るための「プロセス」に過ぎないそうです。

幸せとか成功を、何かの行為の結果だと考えると苦しくなります。幸せや成功という結果があるのではありません。それは移り行く時の流れの中での一時の状態に過ぎないそうです。

全ては「プロセス」であり、過程に過ぎないのですね。そこにエネルギーを注ぎ過ぎると執着が生まれます。

 この世の全ては常に変化し、移ろい行くものです。私たちの短い人生の中では永遠のように見えるものでも、 固定されて変わらないものなど何もありません。ひとつの状態は、次の状態に変化・移行するための過程を「プロセス」として見せてくれているだけだそうです。

 結果に価値があるのではありません。結果のように見えているものも、実は「プロセス」のひとつに過ぎないのです。「プロセス」を楽しみ、味わうことこそ、人生そのものだと言えるかもしれません。

 私たちがこの世に生まれて、死んで行くことは「プロセス」そのものです。あなたかがどんな人生を選択したとしても、その「プロセス」を味わっていることには変わりありません。 平凡な人生は、平凡な「プロセス」を、波乱万丈な人生は、 波乱万丈な「プロセス」をただ経験し、味わっているだけです。

 どちらが優れていて、どちらの方がより価値があるなどと、比較したり、評価することは出来ませんね。

 そうなんですね。勝ったり負けたりは一つの結果ですけれども、永い人生から見ればやはりプロセス・過程ですよね。

いいじゃないですか、一回や二回負けたって。なに、一回や二回だけじゃないって。良いじゃないですか。五回や十回負けたって。勝ちっぱなしの人生なんてつまらないですよ。いつかは負けるじゃないかって、そのプレッシャーは計り知れないものがあるでしょうね。

その点、いつも負けている人は気楽です。たまに勝ってみなさい。みんなが良く頑張ったって誉めてくれます。
要は勝ち負けよりも、いかに自分らしく戦えたのかが大切ですね。先ずは自分が納得できなければ、誰がなんといおうと納得できませんね。

気まぐれ剣士はいつも自己納得しています。勝てば自分が強かった、負ければ相手が自分より強かっただけ、自分は弱くないって。
次回もお楽しみに
以上