氣まぐれ剣士の言いたい放題

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766 埼玉から石川へ

2010-02-19 13:59:22 | Weblog
氣まぐれ剣士の言いたい放題

766 埼玉から石川へ

新聞に載っていたお話です。今ちょうどシーズンである受験のお話です。

 ◇埼玉から石川へ女子中生、試験開始10分前に到着◇

埼玉県の女子中学生が先月17日、石川県輪島市の日本航空石川高校の推薦入試を受けようと列車で会場に向かう途中、大雪の新潟県で立ち往生してしまった。

試験をいったんあきらめかけたものの、親子で吹雪の中を真夜中にヒッチハイク。大型トラックの運転手が行き先を変更して乗せてくれたおかげで試験開始10分前に会場に到着でき、見事に合格した。

航空自衛隊のパイロットになるのが夢という中学生は
「応援してくれた人のためにも夢をかなえたい」と喜んでいる。


何とも素晴らしい話ですね。
このトラックの運転手さんは神戸に行く予定がこの親子の受験の話を聞き、自分の仕事よりも目の前の困っている親子の頼まれ事を優先したのです。

 学校に着くとお母さんはこの運転手さんに
「 本当にありがとうございました必ず御礼をしますのでご連絡先を教えて下さい 」

 運転手
「 俺にも中3の息子がいるからお母さんの気持ちはよく分かる、俺のことはいいから早く試験場へ( 子供に向かって)いいか、必ず合格するんだぞ!
合格して親孝行するんだぞ! 」


なんかこの運転手かっこいいですね。最初は金沢までならということでOKしたのですが、結局は輪島まで送って行ったそうです。見捨てて置けなかったのでしょうね。

なんと試験の小論文の題目は、「いままでで一番感動したこと」だったそうです。勿論この中学生は、運転手にお世話になって受験会場まで何とかたどり着いたことを書いたそうです。これ以上のお話はありませんね。

そのせいかどうか分かりませんが、この中学生、見事に合格したそうです。良かったですね。

お母さんもすごいですね。ヒッチハイクでも何でも、なんとしてでも行くという強い信念がなかったら多分実現しなかったでしょうね。

高校側も、この話を聞いて、運転手を見つけ出したそうです。

今回は、とてもほのぼのとするいい話ですね。受験生のみなさん、最後まで諦めずに氣愛で頑張って下さいね。