氣まぐれ剣士の言いたい放題

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776 原監督

2010-04-13 08:17:18 | Weblog
氣まぐれ剣士の言いたい放題

776 原監督

読売ジャイアンツ原辰徳監督の、お父様のお話です・・・
原監督のお父さんもまた、原監督なんです・・・

あっ! 分かり辛いですね(笑)

ジャイアンツの原監督が高校生のとき、原監督のお父様が、野球部の監督だったんです!!!
父と子の関係でありながら、監督と選手という立場になる・・・

これは、経営者と二代目(息子)の関係にも似ているかもしれませんね・・・
で、
その時お父様が言った言葉が凄いんですっ!

それは・・・
「他の選手と実力が五分五分だったら、お前は補欠だお前が六で他が四でも補欠にするお前が七の力を備えてはじめて、俺は考える」

さらに、
「人が一発なら、お前には三発だ」(愛のムチのお話です)

このお父様、自分の息子が他の選手に贔屓(ひいき)されていると思われないように、配慮するんです・・・
実際は、五・六発殴られたとか・・・
そのお陰で、先輩からも可愛がられたといいます!(先輩も同情してくれたと・・・)


三年生の最後の夏の大会が終わり、高校野球に幕を閉じたとき・・・
お父様が息子に言います・・・
「辰徳、お前よう頑張ったな

しかしな、俺もきつかったぞ」
この言葉を聴いたとき、
嬉しくて、
涙がポロポロこぼれ落ちたと・・・

「原点」  原辰徳著
【中央公論新社】より参考