氣まぐれ剣士の言いたい放題

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518 問題

2007-05-14 08:22:41 | Weblog
氣まぐれ剣士の言いたい放題

518 問題


われわれが今、なんらかの「問題」を抱えているのなら、その「問題」はどこからか、自分の元に降って湧いて来たものではなく、たくさんの「問題」の中から、自分が自ら選んで、 拾って来たものかもしれません。

「誰も好き好んで『問題』をワザワザ抱え込むような、愚かなことをするハズがない」と、反論したくなるかもしれませんが、残念ながら、自分の抱えている「問題」は、自分だけの「問題」であり、自分のアタマが意識的に選んでいるものかも知れません。

私たちの意識や思考が、常に「問題」を求めているのそうです。アタマが「問題」を愛していると言っても良いかもしれません。何故なら、「問題」があることが…、その「問題」を解決しようとすることが、 アタマの存在意義そのものになっているからだそうです。

そう、「問題」がないと、アタマの出番がなくなってしまうので、アタマは麻薬のように「問題」に依存しているそうです。 私たちの目の前にあるのは、「問題」などではないそうです。

単なる環境や状況という事実に過ぎないそうです。その事実に色を付け、「問題」に仕立ててしまっているのは他ならぬ、自分自身かもしれません。

自分が「問題」を抱えることは、痛みをとらえて離さないということだそうです。「問題を抱えている私」に対して、自ら「痛み」という罰を与えることによって、「頑張っている私」をアピールしているだけのことらしいです。

今を生きていると「問題」を抱えることは出来ないそうです。「今」と「問題」とは共存することは出来ないのです。「問題」がなくなると、「痛み」も同時に消えることになります。

それが今に生きると言うことでもあるそうです。

 本当は問題など無いのですね。それはただ、環境や状況が変わっただけですね。それを問題とするから問題になるだけなのですね。

そういえば、学生のころ、問題の意味が分からなくて、“問題の意味が分からないのが問題だ“と思ったことがありますが、やっぱり自分で問題を作り出しているのでしょうか?

いかがでした。
次回もお楽しみに
以上