氣まぐれ剣士の言いたい放題
385 三丁目の夕日
「三丁目の夕日」という映画のワンシーンだそうです。
駄菓子屋の店主で売れない小説家の茶川竜之介(吉岡秀隆)は飲み屋の女将(小雪)に恋心を抱いていました。
プレゼントを買おうにも茶川は貧乏でお金がない。せっかく借金までしたお金を訳あって、他のことに使ってしまいます。
クリスマスイブの夜、思い切ってプロポーズをしました。差し出したのは、指輪のケース。ところがです。ふたを開けると中身は空っぽ。
茶川は言います。
「今の僕にはケースを買うお金しかなかったけど、原稿料が入ったらきっと指輪も買うから」と。
女将は、少し無言のあとで、こう答えます。
「この指にはめてちょうだい」
茶川は、何も入っていないケースから、そっと見えない指輪を二つの指で摘み、彼女の薬指へとはめてあげました。
いい話ですね。現代の若者には、きっと信じられないかも知れませんが。
でも、形あるものにだけ価値があるのではありませんね。指輪は愛を信じる者にだけ見えるかもしれません。そう「見えないものにも価値がある」のですね。
明日への希望とか、淡い恋心とか、人への思いやり、勇気、心、愛・・・未来の自分
これらは、みんな形はなくて見えないけれど、人が人らしく生きてゆくために必要なものばかりかもしれません。
氣まぐれ剣士もいつも女房殿に、「物はなくても気持さえあれば」と言っているのですが、どうも女房殿は納得できていないようです。「気持ちも大切だけど、物も大切だって」やはり女房殿のほうが一枚上手のようです。
いかがでした。
次回もお楽しみに
以上
385 三丁目の夕日
「三丁目の夕日」という映画のワンシーンだそうです。
駄菓子屋の店主で売れない小説家の茶川竜之介(吉岡秀隆)は飲み屋の女将(小雪)に恋心を抱いていました。
プレゼントを買おうにも茶川は貧乏でお金がない。せっかく借金までしたお金を訳あって、他のことに使ってしまいます。
クリスマスイブの夜、思い切ってプロポーズをしました。差し出したのは、指輪のケース。ところがです。ふたを開けると中身は空っぽ。
茶川は言います。
「今の僕にはケースを買うお金しかなかったけど、原稿料が入ったらきっと指輪も買うから」と。
女将は、少し無言のあとで、こう答えます。
「この指にはめてちょうだい」
茶川は、何も入っていないケースから、そっと見えない指輪を二つの指で摘み、彼女の薬指へとはめてあげました。
いい話ですね。現代の若者には、きっと信じられないかも知れませんが。
でも、形あるものにだけ価値があるのではありませんね。指輪は愛を信じる者にだけ見えるかもしれません。そう「見えないものにも価値がある」のですね。
明日への希望とか、淡い恋心とか、人への思いやり、勇気、心、愛・・・未来の自分
これらは、みんな形はなくて見えないけれど、人が人らしく生きてゆくために必要なものばかりかもしれません。
氣まぐれ剣士もいつも女房殿に、「物はなくても気持さえあれば」と言っているのですが、どうも女房殿は納得できていないようです。「気持ちも大切だけど、物も大切だって」やはり女房殿のほうが一枚上手のようです。
いかがでした。
次回もお楽しみに
以上