男とは

大晦日，やり残した仕事をしに，午後学校へ。
大晦日に仕事しにいくなんてちょっと厳しいが。

校門には同僚の後輩の車が。
『お？彼も仕事かな？』

会うと，半袖。
この寒空に？
『いやー，水槽の魚が死にそうだったんで，水入れ替えたりしてたんですよ』

先日，旧校舎から新校舎への引越しをしたばかり。
水槽も引越した。
その水槽の魚達が，何かの原因で死にそうになっていたらしく。
ひとりで水を入れ替えたり，色々やっていたらしい。
『年賀状書くのに住所録調べに来ただけなんですけどね』
半袖で彼はこともなげに言う。

誰もいない大晦日の午後の校舎。
たまたま見かけた彼の姿。
おそらく俺が見なければ，誰も知らなかったはずだ。

彼の姿に男を感じた。

BOWWOW

恭司ではない。
『犬』だ。

散歩中，ある家の前を通ると。
ガウガウガウガウバウバウバウバウ・・・
と，トースト色の犬が門まで飛び出してきた。
紐がついているだろうと安心してみていたら。
紐がない！
ので，
ガウガウガウガウと噛み付いた！
『ブレイク!ブレイク！』
俺は猪狩元秀並みの鋭さで二匹に割って入る。
しかし，離れるわけない。
すると，こっちの犬も。
パックッって相手の鼻に噛み付いているではないか。
これでは離そうにも離れん。
仕方ないと。
トースト犬よ，ごめん。
キーック！！

パコーン。
軽く空に舞うトースト。
ようやく離れた二匹。
しかしお互い。
まだまだ大興奮しまくり。

俺は犬を抱えてダーッシュ。
はぁはぁ。
すげーハードな運動になっちまった。
犬に散歩させられた気分。

軽いショック

グループ魂のＣＤでも借りるかと。
帰宅途中にレンタル屋へ。

目当てのＣＤはすぐ見つかったので。
何気に洋楽コーナーへ。

『ナ，ナニー!』
そこには。
チープトリックつうバンドのベスト盤が置いてあった。
先日amazon.comで買ったばかりの俺。
軽いショックで立ち立ち眩む(@_@)

レンタルした映画が
その夜にテレビでやってた。
そんな気持ち。

だまされる

ところだった。
『ヒーロー』っつうデフレ小売店。

『１パック，126円!!』という，混ぜ飯のもと。
そのすぐ横で
『２パックセットが限定販売！258円！』と，ある。

お？
126×2=252円だろ。
普通は2パックまとめ買いの方がお徳に設定してあるのが常識。
単なるミスだろうが，レジにもっていったらこの値段で打たれちまう。
危ない，危ない(^・^)

まあ，4円だが…。
ボーナスが10年間ほぼ同じ額の俺には大切な着目点さ。

あんまり

ドラマを見ない俺だが。
ついつい次回が気になるドラマあり。

録りためたビデオを
続きで見てしまったドラマ・ベスト３。
・大地の子
・白い巨塔
・チャングムの誓い

そしてＤｒ．コトー診療所。
来週，最終回!!

幻の屍

これでも精一杯の仕事なのに。
さらにそれ以上の大変な仕事が。
同時進行で圧し掛かることがある。

師走を迎えて，今，まさにそういう時期で。

そんなとき，先輩の一言を思い出す。
あれは，剣道の大会の準備をしているときだったか。

『今月研究発表があるんだよね』
『みんな毎晩1時2時だよ，帰るの』
『そして大会だもんな』
・・・
『でも，みんな死なないんだもん。』
『誰か死ねば，この状況が分かるのにさ』
『死なねーんだよなぁ(^_^)』

・・・確かに，死なないなぁ，俺も。

九段下

にＧＯ。
全日本空手道選手権大会に出る選手の応援幕を張りに。
今，面倒見ている少年団の卒業生。
実際に教えていたわけじゃないけれど，一応，応援。

武道館に入ると，場内にコートが。
なぜか『いいなぁ，ここ』と思ってしまった。
こういう大きな大会で試合をして見たかったなぁ。

大学のとき，ナショナルチームの人と練習する機会があったが。
拳志郎の『格が違う！』（蒼天の拳より）という台詞がピッタリ。
宇宙人か？と思う動きだった。

そんなナショナルチームの面々が，各県代表で登場する大会。
動きや技の見切り。
素晴らしい。

ただ，この空間，素人さんには分からないだろうなぁ。
ルールもよく分からないだろうし。
空手がメジャーになることはないだろうね，きっと。
マイナーな競技だからこその哀愁があるんだ。