
「のだめカンタービレ」のドラマも来週で最終回を迎えます。
gyaoでは千秋役の玉木宏さんが、のだめのドラマについて語っています。
こちら
来年からはアニメとして再登場するようです。
そこで、ドラマに出てくる、又原作漫画に出てくる音楽を調べてみました。
皆ドラマで使用されているのは部分的です。
全曲聴いてみるともっとクラシック音楽を知ることが出来るはず。
第一話
★プラハ回想~ヴィエラ先生とチビ千秋が出てくる場面
ドヴォルザーク:チェコ組曲が流れます。
この曲はクラシック音楽に詳しい人もあまり知らなかった曲です。
少し試聴してみましょう!
ナクソスで15分間だけなら試聴できます。
カタログ番号に8.553005を入れてドヴォルザーク 「チェコ組曲」を試聴してみましょう。
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他にもドヴォルザークの曲を聴いてみよう。亡くなってしまいましたが、あの天才チェリストの演奏は素晴らしいです。
デュ・プレ/ドヴォルザーク:チェロ協奏曲

★桃ヶ丘音大のプリンス千秋様が登場する場面!
メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」が流れます。
メンデルスゾーンの作曲した曲の中で最も有名な曲がこの4番のイタリアです。
何度も書き直して今の曲になりました。

ドラマ「のだめカンタービレ」の場面で流れる音楽は断片的です。全曲を聴いてみるともっとクラシック音楽を楽しめると思います。
★レッスン室で千秋が音楽教授ハリセン江藤から指導されていた場面
ベートーヴェン 「ピアノソナタ『月光』」が流れました。
ベートーヴェンが30歳のときの作品です。ベートーヴェンの弟子で、恋人でもあったイタリアの伯爵令嬢ジュリエッタ・グイチャルディに捧げるために作曲されたといわれています。
一楽章はあまり演奏自体は難しくありません。しかし流れてくる音楽は切ない恋心を彷彿とさせる音楽です。ベートーベン3大ピアノソナタ(月光、熱情、悲愴)の一曲として有名です。
無料試聴してみましょう。こちら

誰もが知るピアニスト・ルーヴィンシュタインの演奏は多くのピアニストの手本といえます。
★キャンパスやレッスン室の場面~夕日の中でのだめが弾くピアノ曲
ベートーヴェン 「ピアノソナタ『悲愴』」 が流れました。
こちらも試聴してみましょう。こちら
ベートーヴェンが作曲した10番目の番号付きピアノソナタで、彼自身が「大ソナタ悲愴」と題名をつけた思い入れのある初期の作品の代表格です。ベートーヴェンの三大ピアノソナタ(月光、熱情、悲愴)にも含まれる人気曲です。特に第2楽章が有名です。

アシュケナージはN響定期などの指揮者としても活躍していますが、ピアニストとしての存在は不動です。3大ピアノソナタが入っています。