その人は30歳代半ばで、やや痩せている男性です。来店されるなり、内臓の検査データなどをお見せになりからだの不調について説明されはじめました。まだまだお若いのにたくさん不調を抱えておりました。 「内臓が不調になったので、からだが歪んだのか? あるいは、からだが歪んだ状態が長く続いたので内臓が病変したのか?」 皆さんは、どちらのケースが多いと思われますか。“操体法”という整体 . . . 本文を読む
肩甲骨の上部に棘上筋(キョクジョウキン)という筋肉があります。筋肉のガイド書などによりますと、肩関節を安定させる筋肉のひとつであり、腕を横に開く=肘を横に上げる(上腕骨の外転)働きをする筋肉と解説されています。
“肩こり”は私たちにとって厄介な問題ですが、肩こりの根深い芯はこの棘上筋にあるのではないかと私は最近考えるようになっています。
“肩こり&rd . . . 本文を読む
いくつか前の記事で、帝王切開などの手術で腹側の正中線である任脈にメスを入れたりしますと内臓の働きや体調に影響がでるというお話しをさせていただきました。 今回は背中側の正中線上にメスを入れたりすることの影響について取り上げます。東洋医学(中医学)では背側の正中線を督脈(トクミャク)と呼び、腹側(陰)の任脈同様、からだのエネルギーの通り道として、またエネルギーの調整場所として大切にされています。
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