(おれにとって瞑想といえばヴィパッサナー実践のことだが、
佐々木先生は瞑想をもっとも広い意味で使っている)
瞑想しないで悟ることはあり得ないが、
瞑想すれば必ず悟るなどということもあり得ない。
ここでいう瞑想は
あらゆる課題の解決に使える汎用スキル
に過ぎないからだ。
たとえば、安倍首相の坐禅好きは有名だが、
彼の目的は仏教的悟りではなく、
自分の当面する政治課題の打開策だとおもう。
そもそも瞑想するというと、冷笑で応じるのを常とする世間の多数者に、こんなこと言うのは「赤ん坊に色事をしかけるようなもので」およそ甲斐無いことではあるが、
瞑想に励んで、ついに非想非非想処を体験するよりも、
諸悪莫作 衆善奉行
の教えひとつを信じて生きるほうがはるかに優れていると、おれはおもう。
※『非想非非想処』
釈尊が出家してすぐに習得したきわめて高度な瞑想状態。
修行中の釈尊の先生であったウドラカ仙人は、サマタ瞑想の達人(非想非非想処はサマタの極致)だが、悟れずに死んだ。
※『諸悪莫作 衆善奉行』
諸々の悪を為すことなく、もろもろの善を行い、自ら心を浄くせよ、是が諸仏の教えなり。(七仏通誡偈)の前半部。
(ブッダ 神々との対話 中村 元訳1・4)より引用させていただきます。
死に襲われて、人間としての生存を捨てつつある人にとっては、何が自分のものであろうか。
かれは、何を取って、行くのであろうか。
何が、かれに従うものであろうか。
ーー影がそのからだから離れないように。
人がこの世でなす善と悪との両者は、その人の所有するものであり、人はそれを執って〔身につけて〕おもむく。
それは、かれに従うものである。
ーー影がそのからだから離れないように。
(My Favorite Songs)
前出のグランドファンクのヒット曲「Inside Looking Out」はカバーで、こっちがオリジナル。
エリックバートン、この歌手も非常に好きだった。強烈な存在感がある。
エリックバートン、この歌手も非常に好きだった。強烈な存在感がある。
エリックバートン、あと3曲。
この曲、キルビルで流れてた。ラテンアレンジの。