哲学日記

脳はなぜ信頼できないのか

 

スマナサーラ長老関西月例冥想会 2016.1.17 2/2

「瞑想前の法話」



[メモ]

脳細胞の仕事は他の細胞をとにかく生かすこと、それだけ。

脳は、自分は常に正しいと思って指令してる。

脳には死を認識する力がない。自分の死を想像することも妄想することも不可能。

脳には真理か嘘かは関係ない。生きられるか(生きられ)ないかだけ。

怒り嫉妬憎しみ。自分が生きられるかないかというバイアスで判断する。

ブッダは脳を信頼してなかった。脳はまるっきり信頼できない。

ヴィパッサナーは脳のバイアスを取り除く智慧。

智慧は脳細胞の働きじゃない。

 

 

[感想]
 脳はなぜ信頼できないのか。

昔、脳は必要に迫られて偽造した自分意識(俺・俺のもの)に、今や逆支配されすっかり我欲の奴隷に落ちぶれてる。


おもちゃを取れれた子が「ギャーッ」と叫ぶ。
あれは、おもちゃが欲しくて泣いてんじゃない。

 自分のものを盗った!!!

と怒ってるんだ。

あんなかわいい子供がすでに我欲の奴隷になってる。


俺・俺のものが、でっち上げだという事実に、もはや気づくことさえできない間抜け。
そんなもの信頼していいわけがない。

 

 

サティ
「瞬間の現在(今・ここ)」に気づくこと。

ヴィパッサナー実践
「瞬間の現在」に気づき続けること

 

 

 

 

 

 

 

(My Favorite Songs)

The Beatles - Don't Let Me Down Take 1 | Rooftop Concert


www.youtube.com

 

(過去記事再録)

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