山形大人文学部の坂井正人教授(文化人類学・アンデス考古学)らのグループは18日までに、ペルー南部の世界遺産「ナスカの地上絵」で知られるナスカ台地で、新たに地上絵二つを発見したとペルー文化庁に報告し、発表した。人間の頭部と何らかの動物の形を表現した絵で、どちらも台地に広がる黒い石を取り除いて描かれているという。
グループは2004年から衛星写真などを使った調査を始め、06年にも100ほどの地上絵を発見したと発表している。新たな地上絵二つは、台地北部から約10キロ南に当たるナスカ川の北岸付近で見つかった。
頭部の絵は横約4.2メートル、縦約3.1メートルで、両目、口、右耳の形が確認された。同様の地上絵は、台地北部での報告はあったが、南部で見つかったのは初めてで、一部が直線の地上絵に上書きされており、紀元前200~紀元後600年ごろのナスカ期の中でも古い時代に描かれた可能性があるという。
一方、動物とみられる絵は横約2.7メートル、縦約6.9メートル。幾何学模様などでないことから生物と推測されるが、種類などは特定できていない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110118-00000078-jij-soci
グループは2004年から衛星写真などを使った調査を始め、06年にも100ほどの地上絵を発見したと発表している。新たな地上絵二つは、台地北部から約10キロ南に当たるナスカ川の北岸付近で見つかった。
頭部の絵は横約4.2メートル、縦約3.1メートルで、両目、口、右耳の形が確認された。同様の地上絵は、台地北部での報告はあったが、南部で見つかったのは初めてで、一部が直線の地上絵に上書きされており、紀元前200~紀元後600年ごろのナスカ期の中でも古い時代に描かれた可能性があるという。
一方、動物とみられる絵は横約2.7メートル、縦約6.9メートル。幾何学模様などでないことから生物と推測されるが、種類などは特定できていない。
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