IFRS, 国際会計基準変更「課題」とする上場企業、6割に急増

2010年10月23日 17時30分19秒 | IFRS


CPAもコンサルタントも経理関係者も
・経理英語を読めない、
・欧州企業で監査・経理経験がない、
人にIFRS業務を頼むのは絶対回避したほうが宜しいです。

経験者から見ると、未経験の「タワゴト」がよく分かります。
新聞記事も含めて。

IASの時代から根本的にIFRSな基準は存在します。
内部統制、インターナルコントロール、インターナル・オーディター、・・・、
は昔々から存在し機能しています。
日本が異常なまでに遅れているだけです。

金融庁は実務の超ド素人です。
いわゆる、文字会計基準でしか認識していません。

西川委員長は別格で現場に精通しています。
多分、IFRS・国際会計基準の現場にいる派遣・アルバイトの業務を実感として捕らえていると思われます。
他方、国際会議でも日本の立場をハッキリと発言できる貴重な人です。

何度も言いますが、海軍経理学校はこのレベルの人材がいました。
今は、かなり少ないと思われます。



==========

会計基準変更「課題」とする上場企業、
6割に急増 能率協会調べ
2010/10/23付
日本経済新聞 朝刊
引用:
「会計基準の変更への対応を課題に据える上場企業の経営者が約6割に達し、前年の調査から急増したことが日本能率協会の調査で分かった。国際会計基準(IFRS)の適用を見据え、対応を検討する経営者が増えていることが浮き彫りになった。

 財務の課題を答える設問で「会計基準・制度の変更への対応」をあげた経営者は全回答者の42%(前年比15ポイント増)、上場企業のみでは61%(同25ポイント増)に達した。IFRS適用の経営への影響についての質問には上場企業の58%が「影響がある」と答えた。




会計基準の変更で経営に影響がある。
このレベルの人間が経営をしている、日本は問題のある国では?



================

「IFRS病」の代表的症状

●「IFRS」という言葉を聞いただけで、とても暗い気持ちになる。
●「IFRSではこう規定されている」「海外の事例はこうだ」と言われた途端に   思考停止状態に陥る。
●「仕方がない」というあきらめの気持ちと、「これまでは一体何だったんだ」と   いう反発の気持ちが交互にあらわれる。
●雲をつかむような話の連続で、結局何から手を付けたらいいかわからない。

 ⇒1つでも当てはまる方、本書がその処方箋です。

内容(「BOOK」データベースより)
必要なのは、従順な「対応」ではなく、面従腹背の「対策」です。「IFRS対応に乗り遅れるな」の大合唱のなかで防戦一方の弱い立場の企業に、導入準備の労力・コストを減らす指針と手法を伝授する。利害関係者では絶対に書けない本音のIFRS解説書。
出版社からのコメント
IFRS 金融商品関係 退職給付会計 国債会計基準 時価
著者について
小澤 善哉(おざわ ぜんや)
公認会計士・税理士。1967年ニューヨーク生まれ。東京大学経済学部卒業。
1989年公認会計士2次試験合格。太田昭和監査法人(現、新日本有限責任監査
法人)等を経て1997年に小澤公認会計士事務所を開設。監査法人勤務時代には
銀行監査チームの主査等に従事。独立後は国土交通省「CRE戦略を実践する
ためのガイドライン」ワーキンググループ委員等を歴任。
著書に『図解 ひとめでわかるIFRSと新決算書』『図解 ひとめでわかる
時価・減損会計(第2版)』、『不動産保有の意味を問う』(共著、2008年社
団法人不動産協会「不動産協会優秀著作奨励賞」受賞)、『図解 不動産の時
価・減損会計と評価(第2版)』(共著)、『減損会計適用指針の実務』(共
著)、『減損会計実務Q&A』(共著)、『パソコンで簡単にできる税効果会
計』(共著)、(以上、いずれも東洋経済新報社)、『ハンドブック企業再生』
(共著、NTT出版)、『株式投資最強のサバイバル理論』(共著、洋泉社)、
監訳に『コア利益調整で隠れた“お宝株”を見つけ出す!!』(ローカス)などがある。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
小澤 善哉
公認会計士・税理士。1967年ニューヨーク生まれ。東京大学経済学部卒業。1989年公認会計士2次試験合格。太田昭和監査法人(現、新日本有限責任監査法人)等を経て1997年に小澤公認会計士事務所を開設。監査法人勤務時代には銀行監査チームの主査等に従事。独立後は国土交通省「CRE戦略を実践するためのガイドライン」ワーキンググループ委員等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


企業にこっそり教える だまされないためのIFRS対策の本
小澤 善哉
東洋経済新報社



目次

第1章 IFRS「対応」ではなく、IFRS「対策」がなぜ必要なのか?
第2章 Q&AでわかるIFRSの本質と影響
第3章 IFRS対策7箇条
第4章 IFRS対策を実践しよう









最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。