偶像とは?
偶像=石、木、土等で形作られたもの
とある、狭義には、祭事、宗教的行事、祈祷などに
用いられる人や動物などをかたちどったもの
となるが、神は、土から人を造ったので
人も偶像になる。
広義でいえば、人間の作り出すすべてのものは
偶像である。
偶像を作ることを神が、十戒で禁じたのは
何故なのか?
それを考察しなければ、本意に届かない。
作り出したものには、魂が宿ると太古には
考えられていた。
神道には、ツクモガミという神がいる。
造られたものに宿るのだ。
これを、祈祷の対象にし祈ったり、
壊したり、燃やしたりすることで
何かに害が及ぼされたり、死んだりすることを
禁じていたのである。
偶像を作ること自体を否定する人は、
人間社会では、生活することすらできないのではないか?
すべてが、偶像だから。
神は、偶像の崇拝を禁じているのであって
何も作り出すな!とは、言っていないのではないか?
わたしは、芸術を造っているのであり、
狭義の偶像を造っているつもりはない。
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