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ソルトフライフィッシング入門その4(最終)

2017-12-17 16:15:43 | 釣り


■フライに関して
ズバリ、クレイジーチャーリーがあればいいでしょう。これ以外はとくに要りません。クレイジーチャーリーは海のエルクヘアカディスとも言うべき、万能な海毛針です。

クレイジーチャーリーのマテリアルには様々なものが使われますが、私はポーラーベアやバックテイルといった獣毛、またはスーパーヘアやスリンキーファイバーなどの化繊をよく使います。

決まりは無いですし、自由な発想で巻けばよいと思います。

マテリアルは付けすぎず、細身に仕上げるのがコツといえばコツ。
バドミントンのシャトルのように末広がりのシルエットは釣れないと思います。先細りのシャープなシルエットに。

私はエサ釣り用のフックを使うことが多く、ささめ針カン付き丸セイゴの10号~16号を使用しています。プランクトンを模したごく小さいパターンを巻く際は、ささめ針カン付きグレ3号を使用しています。


■リーダーシステム
リーダーは市販のフロロカーボンのテーパードリーダーでよいと思います。
アピール度を高めるためにドロッパーシステムにするのがいいでしょう。

フライ選択はドロッパー(枝針)がアピール、リードフライは喰わせ、という考え方です。

ですので、アジ狙いの場合はドロッパーにやや大きめのストリーマー(カン付き丸セイゴ12号)、リードフライに小さな喰わせ用プランクトンフライ(カン付きグレ3号)を選択しています。
ティペットはカマスならフロロ4~5号。アジは1~2号がいいでしょう。


■釣り方
海のフライは、基本的に投げて引くだけです。渓流のフライフィッシングのように、テクニカルなキャストやメンディングの技は不要です。
その意味で簡単と言えるでしょう。

釣り方はシュパパーッと投げて、任意の水深までカウントダウンするわけですが、まずはそこの水深の半分~2/3くらいを探るといいと思います。
ですので、水深6メートルのポイントであれば3メートルや4メートルのレンジをまずは引っ張ってみて、反応やボイルなどの雰囲気をみて、下げるか上げるか考えたらよいと思います。

リトリーブの仕方は、片手で30センチ~40センチずつ高速に段引きするのが基本になります。アジなんかはゆっくりフワフワがよいときもありますので、色々と試してみてください。

アタリは非常に明確で、ストリッピングしているラインハンドにググッと来ます。

以上です。わかってしまえば非常に簡単なので是非試してみてください。

ソルトフライフィッシング入門その3

2017-12-14 14:49:36 | 釣り
続きます。

■狙いはカマス、アジ!
ソルトフライ入門の釣り場は沖堤で決まりとして、果たして何の魚を狙うかというのが問題です。

前回の記事では夜釣りでメバルとシーバスと書きましたが、よく考えるとそもそもフライをやる人には夜釣りという習慣が無い人も多く、不気味な夜の海でモチベーションを保つことが難しい場合もあるでしょう。

ですので、入門には朝、夕の明るい時間帯でやるほうがよいかもしれません。

そうなると、狙いはズバリ、カマスやアジです。これらは中層に群れており当たるときはガンガンと面白いように釣れる場合もあります。
また、食べると非常においしい魚です。


■タックルについて
〈ロッド〉
ズバリ、ベストは9ftのシングルハンドで6番のロッド。

ものについては気に入ったものであれば何でもよいと思います。あまり資金を投じたくない場合は中古で探せば様々なものがあると思います。手持ちのものがあればそれでよいと思います。

名の知られたブランドのもので、軽量でシャキシャキとしたファストアクションのものがよいですね。

〈リール〉
はっきり言って何でもよいと思います。気に入ったもので。安く軽く錆びないという観点でカーボンリールもいいかもしれませんね。

ティボーなどの高級品を用いて周囲を威嚇するのもよいでしょう。

〈ライン〉
これは重要なところですね。フライフィッシングで最も重要なアイテムがフライラインと言っても過言ではないでしょう。
沖堤からやる場合、STではなく、フルシンキングラインのWFがよいと思います。
足下から深い堤防では、足下までしっかりタナをキープして引けるフルシンキングラインが頼りになります。

サイエンティフィックアングラーズの「ウェットセル」がよいと思います。
比較的安価であるし、性能は充分。手に入れやすい優れたラインです。

スペックは「WF-6S(typeⅣ)」で如何でしょうか。


次回はフライとシステムについてです。

ソルトフライフィッシング入門その2

2017-12-14 07:49:15 | 釣り
完全に放置していましたが、何故か気が向きましたので、1年半ぶりの更新します。笑

意外に海のフライフィッシングに興味がある方は多くいらっしゃるようで、以前書いた「ソルトウォーターフライフィッシング入門」という記事は未だに少ないながらも安定したアクセスがあります。

私自身も新たに気が付いたことなどもあり、更新させて頂きます。


■最も重要な場所
当たり前の話ですが、釣りで最も重要なのは場所です。どんな名人でも魚がいなければ釣れませんし、フライの場合はバックの空間の確保などの制約もあり、出来る場所は限られるというのが実情です。

実は、その課題を解決する場所があります。「沖堤」です。東京湾の場合、多くの沖堤があり渡船によって渡ることが出来ます。
広大な釣り場に人数は限られ、思う存分フライキャスティング出来る場所もあります。概ね魚影は濃く、様々な魚が釣れます。日中でも充分釣りになることも多いです。

また、渡船屋さんが釣果情報をネットにあげていて、「今、何が釣れているか」一目瞭然でわかるというのもよいところです。

ですので、ソルトフライ入門に適した場所は、沖堤なのです。


次回(不定期更新)は、ターゲットやタックルについて書きたいと思います。


連休は定番の四国

2016-05-07 20:44:55 | 釣り





連休は四国へ。
5月の四国はハイシーズンですね。
なかなかいい釣りが出来ました。
小型は次々と釣れます。
たまにナイスサイズ。

クレイジーチャーリー

2016-04-10 07:56:46 | 釣り


昨日は内房陸っぱりのフライフィッシング。

やはり、ピンク色のクレイジーチャーリーは万能だなあ。