吾唯知足 小さな盆栽宇宙

小さな盆栽を可愛がり 日々のあれこれを語ります

シンパク盆栽デモンストレーション 行ってきました。

2010年12月04日 23時14分04秒 | 盆栽展
 久留米市で開催中の第20回日本盆栽青樹展へ妻と二人行ってきました。

朝早くから沢山の盆栽ファンで一杯です。

平均年齢はやはり高めでどこを見ても人生の先輩方ばかりです。

早速展示場へ端正込められた芸術作品ばかりで圧倒されます。

風景や枝の作り方など勉強になります。

午前中はやはり混雑してますので軽く流して見ることにして早速即売ブースへ

普段目にする事のないような素材がかなり安い価格で販売されていますので

鉢や素材を沢山購入しました。お宝は後日紹介しますね。



もちろん雅松園さんには一番に伺いました。

今日は雅松園の園主、佐々木雅裕氏と宮崎県の野元珍松園の野元大作氏

の両作家が約30年物の板幹糸魚川シンパクの改作デモンストレーションを目当てに

来場した方も多く勿論私たちもその一部です。

始めに近代盆栽の社長、徳尾真砂弘氏のトークショーは普段殆ど講演をしない

というからとても貴重です。

講演が始まるとにじみ出る氏の魅力に皆吸い込まれ硬軟取り混ぜた話題であっという間の時間でした。

普段耳にしない話題だけにとても興味深いもので盆栽に無関心な妻も聞き入り

うなずいていましたので流石です。

終了後 最新号の近盆に社長のサイン入りで購入しました。

しばしプチサイン会でした。

さて本題の改作デモンストレーションです。



素材の30年物の糸魚川シンパクです。

板幹を生かし締め込んで行きます。



鉢の角度変えながら新しい植え付け角度を決めていきました。



枝を抜き一の枝を決め整枝しています。その中で枝抜きのポイントや針金かけの

ポイント紹介は何よりの収穫です。



二の枝を決めた後は天を仕上げていきます。



二人の手が滑らかに針金をかけていきます。



開始から一時間半でここまで仕上がりあっという間です。

普段専門誌の改作コーナーでしか見られないものが作家の針金を巻く音や息の聞こえる距離で

見学出来たのは何より贅沢時間です。





上から覗いてみました素晴らしいです。



 

下からも覗いてみました幹模様や枝模様が素晴らしいです。

当たりの映画を観終わった後の様な感覚で時間を忘れることができました。

余韻残るうちに展覧会の作品をゆっくり見せていただきました。

あっという間の一日で帰路に美味しい久留米ラーメンを 

ひろせ食堂
で頂きました。


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