あるお客様から庭の手入れから解放されたいという相談がありました。何十年も前から芝生の手入れをされていた南側にある陽当たりの良いお庭でした。
近年なぜかどくだみが蔓延りとってもとってもキリがないほどの繁殖力でギブアップ状態でした。
そこで何か提案はという事で昨年当社である事務所の中庭に作った人工芝の敷設を提案しました。その人工芝はグランドにも使っているレベルの優れ物です。少々値段ははりますが今回思い切って工事される事になりました。
まずは草刈りをします。後から表面の土は撤去しますが余りにも草などが含まれていると捨て代が高くなるので出来るだけ芝や雑草をかります。
くさを刈ったあとは重機で10cmほど根が混じった土を掘って捨てます。
その後砕石を5cm前後敷き詰め転圧します。
出来上がりは下の写真のようです。
その上に山砂を敷きならします。この山砂は倶利伽羅の山砂で砂よりも荒く非常に水捌けの良い山砂です、
山砂を敷いたらコンパクターでしっかり転圧します。この作業が後の仕上がりに影響しますので丁寧に平滑に仕上げます。
その上に防草シートを引きます。
このようにピンとディスクで等間隔に固定していきます。
いよいよ芝生の敷設です。
丁寧に外回りの形に合わせて敷いていきます。
全体を敷き込むとこんな感じに仕上がりました。
全体を敷き込むとこんな感じに仕上がりました。
見た目も美しく、肌触りも優しいすぐれ物ですが弱点もあります。
夏場日が当たると非常に高温になります。そんな時はタープを張ったりして日陰をつくるのがおすすめです。
雨が降っても自然浸透してグチャグチャになる事はありません。
お客様も今まで悩みの種だったお庭が本来の癒しを奏でるようになり大満足だそうです^ - ^