暮らす、生きる、繋がる、持続可能な未来

人も社会も、成長と負荷を切り離して、落としどころを考える。

エコ検定フォロー講座 No.4

2018-12-28 10:21:08 | ビジネス・教育学習
◇岡山県が、自然共生社会に向けた取り組みをしています。
◇瀬戸内海に面した備前市日生で、アマモの再生に取り組む「里海」作りです。
◇その中でも「牡蠣」の里海として、地産地消の視点から「まちおこし」にも一役買っています。
◇「牡蠣」をふんだんに使ったB級グルメ「カキオコ」は、観光客を楽しませているようです。

◇ポイント①:自然再生推進法(2003年1月施行)
 ・自然再生:過去に損なわれた自然環境の保全、再生、創造又は維持管理
 ・自然再生協議会:2016年3月現在、全国で25カ所。
 ・うち21カ所で、自然再生事業実施計画が作成されている。

◇ポイント2:「自然共生圏」という考え方
 ・生物多様性国家戦略2012-2020で示された、新しい考え方。
 ・都市では、供給源である地方の生態系の恩恵を受けていても、そのつながりが見えにくい。
 ・生態系サービスの需給で繋がる地域や人々を一体として捉え、相互に支え合うという考え方。
 ・都市からは資金・人材等の提供を図り、地方から生態系サービスを提供する。
 
◇ポイント③:里海は、里地里山同様に、人為により特有の環境が形成維持されている地域。
 ・里海とは、人手が加わることにより生物生産性と生物多様性が高くなった地域。
 ・古くから水産・流通をはじめ、文化と交流を支えてきた大切な海域。
 ・健全な里海は、人の手で沿岸海域が一体的に総合管理されていることです。
 ・里海再生事業の一例として、アマモ場再生による生物多様性を推進している地域もあります。
 ・アマモ場とは海藻が茂る場所のことをいい、特にアマモの仲間で構成されている藻場をいう。


2018年12月28日 by SHRS(シュルズ)「一級建築士、CASBEE評価員資格者、エコ検定合格」

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