◇構造計算規定(令81条~令99条)の問題が、このところ2級では出題がないと書きました。
◇そこで、今後を予測する意味で、1級建築士試験の問題を探ってみます。
◇するとそこには、意外な事実が見えてきたのです。
◇今年(H30年)の1級の問題で、構造計算に関するものは、「№,11」に出ています。
・令30条の外力の種類の規定:固定荷重、積雪荷重、風圧力、地震力、etc.
・積雪荷重の条件緩和の規定:雪止めなしで勾配60度を超える屋根の積雪量零とする扱い。
・支える床の数で積載荷重を減じる規定:「令85条表2」参照
・防風林等による風圧力の速度圧低減規定:令87条3項参照
◇2級の講座の中で、取り扱った気がするので、再度調べてみました。
・外力の規定の問題は、H21年に出題されていて、問題文の文言も同じ。
・積雪荷重緩和規定の問題は、H25年に出題されていて、問題文の文言も同じ。
・支える床の数で積載荷重を減じる規定は、H26年、H23年に出題されています。
・防風林ではないですが、風圧力の速度圧低減規定は、H21年に出題されています。
◇これから推察するに、構造計算規定の出題範囲は、飽和状態ではないかと思うところです。
◇余計な事を言えば、二級試験の定番である令46条の木造の風圧力、地震力算定問題。
◇1級の今年と去年の問題は、出題の仕方こそ違いますが、本質的には、同じだと思っています。
◇この事例から推察するに、
・2級建築士試験の構造計算規定の問題は、過去問徹底解析で充分な気がする。
・ひょっとすれば、1級建築士試験もこれでいいかもしれない。
・条文で言えば、構造計算規定は令81条~令99条の、わりと狭い範囲です。
・法令集で約20ページの範疇からの出題ですので、理解しやすいと思っています。
2018年11月15日 by SHRS(シュルズ)「一級建築士、建築基準適合判定資格者」
◇そこで、今後を予測する意味で、1級建築士試験の問題を探ってみます。
◇するとそこには、意外な事実が見えてきたのです。
◇今年(H30年)の1級の問題で、構造計算に関するものは、「№,11」に出ています。
・令30条の外力の種類の規定:固定荷重、積雪荷重、風圧力、地震力、etc.
・積雪荷重の条件緩和の規定:雪止めなしで勾配60度を超える屋根の積雪量零とする扱い。
・支える床の数で積載荷重を減じる規定:「令85条表2」参照
・防風林等による風圧力の速度圧低減規定:令87条3項参照
◇2級の講座の中で、取り扱った気がするので、再度調べてみました。
・外力の規定の問題は、H21年に出題されていて、問題文の文言も同じ。
・積雪荷重緩和規定の問題は、H25年に出題されていて、問題文の文言も同じ。
・支える床の数で積載荷重を減じる規定は、H26年、H23年に出題されています。
・防風林ではないですが、風圧力の速度圧低減規定は、H21年に出題されています。
◇これから推察するに、構造計算規定の出題範囲は、飽和状態ではないかと思うところです。
◇余計な事を言えば、二級試験の定番である令46条の木造の風圧力、地震力算定問題。
◇1級の今年と去年の問題は、出題の仕方こそ違いますが、本質的には、同じだと思っています。
◇この事例から推察するに、
・2級建築士試験の構造計算規定の問題は、過去問徹底解析で充分な気がする。
・ひょっとすれば、1級建築士試験もこれでいいかもしれない。
・条文で言えば、構造計算規定は令81条~令99条の、わりと狭い範囲です。
・法令集で約20ページの範疇からの出題ですので、理解しやすいと思っています。
2018年11月15日 by SHRS(シュルズ)「一級建築士、建築基準適合判定資格者」
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