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人も社会も、成長と負荷を切り離して、落としどころを考える。

エコピープルおじさんの思い出話「カリフォルニア州マリン郡庁舎」

2023-02-13 08:49:03 | 日記

◇サンフランシスコは、雨も少なく気候もいいし、魚介類も美味しい、日本人が好む街だと思います。
◇そんなサンフランシスコから車で30分程の処に、F.L.ライトの遺作「マリン郡庁舎」があります。
◇自然環境の中に包まれるように配置され、山側から見れば、庁舎の屋根しか見ることができません。
◇自然環境との融合を図って設計する建築家F.L.ライトの思想の痕跡を垣間見ることができます。
◇「日本大好き」の建築家らしく、庁舎内には、日本庭園を感じさせる庭の設計に余念がないようです。
◇設計の一番のポイントは、デザイン性にあるとの論評ですが・・・うむっ?・・・私には説明能力不足。
◇外観の「1:3の比率」の円のディテールの意図は・・・記録がなく説明不能・・・ごめんなさい!
◇ついでに、すぐ裏手にあるライトが、唯一手がけた国の施設「郵便局」も、外観だけですが見学です。
◇マリン郡庁舎と一緒に設計しているようですが、ライトは国の施設の設計が嫌いで、唯一の作品です。

◇今更ですが、F.L.ライトは、20世紀の三大巨匠と称される有名なアメリカの親日建築家です。
◇日本で最も有名な作品は旧帝国ホテルで、関東大震災に耐え、当時、救護センターとして活躍しました。
◇残念ながら金銭感覚が少々異質のようで、あまりの予算オーバーにオーナーが激怒した逸話があります。
◇おかげで、帝国ホテルの完成レセプションを待たずに解雇され、米国に傷心の帰国とのこと・・・。
◇しかし関東大震災で「東京壊滅」情報に一度は落胆したものの、直ぐに訂正テレックスが入ったようで・・・
◇「あなたが設計した帝国ホテルは無傷です。救護センターとして活躍中です。」との意図のようです。
◇この情報を彼は直ぐに全世界に発信したとの事で、名声確保の術についても、天才的な気がします。
◇それにしても、予算度外視で設計できるのは、やはり、別世界の人ですね・・・。
◇ついでですが、若い人たちに「テレックス」って、どんな機械か分かるかなぁ~・・・。

◇と、逸話には事欠かないアメリカの建築家「F.L.ライトの遺作巡り」の旅の手始めです・・・。
◇3月下旬のサンフランシスコの晴れた日は、半袖のポロシャツでもいいくらいの気候でした。
◇今は高齢者になりましたので発熱量も低下して、この頃のような薄着は無理ですが・・・。
◇デパートに行くと「傘」の売場が無かった記憶があります・・・雨が少ない事を実感・・・。
◇ちなみに、当時、西海岸の建売住宅を見学すると、雨樋が無い???・・・雨少ないんだぁ~・・・。

◇今は無いサンフランシスコ日航ホテルの横に日本人の女将さんが経営するお寿司屋さんがあり・・・。
◇30年前に訪米した頃は、まぐろは「赤身」が重宝され、「トロ」と同じ値段だったのを記憶しています。
◇テーブル席では、英語での応対でしたが、カウンター席の中の会話は日本語でした。
◇接客する店員さんは日本人ではないのですが、カウンター内の板さんは皆さん、日本人のようです・・・。
◇店の名前は覚えていませんが・・・お寿司、美味しいかったです・・・今でもこの店あるかなぁ~?
◇と、また余計な戯言を綴り、また私の30年ほど前の思い出話しにお付き合いさせてしまいましたね。

2023年2月13日 by エコピープルおじさん(一級建築士、エコ検定合格)
コメント
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