いつまでも寒いなぁと思っていたら、あっという間に桜が咲いて、
そして道路のいたるところに、花びらが散ってます。
そんな季節は毎年の決まり事のように、何をするにも億劫に感じられたりして、
黄砂やPM2.5などで鼻が詰まり、ほんと嫌ですね。
さて3月は、2回撮影に行きました。
一つ目は新雪の積もった山を、夜中にえっちらほっちらと。
夜明けの山が一番。
まだ誰の足跡も無い。
風が吹き荒れるところは雪が吹き飛ばされ、
凍った地面の雪が異世界のような表情を見せる。
青い空に吸い込まれそうだ。
この日がこの冬の(3月ですけど)最後の寒波でした。
もう一つは、クマノザクラを見たくて熊野へ。
個人的な見解ですが、僕はソメイヨシノという桜にはあまり惹かれない。
同じような木々が並んでいる桜並木にも。
ヤマザクラはいつ見ても美しいなと思えるのだが。
見応え、写真映えという事では桜の名所には及ばないけれども、
最近はこんな撮影を楽しんでます。
道中、滝があったので立ち寄ってみた。
なかなか、岩の雰囲気の面白い滝でした。
あまり撮影には出かけられなかったのですが、
タイミング良くスケールの大きい氷瀑に出逢うことはできました。
この冬はどこに行っても積雪が多く、岩を乗り越えたりする沢を進むのは大変でした。
それにしても、僕の冬の写真にはカラフルな色がほとんどないですね(笑。
やっぱり暖かいのかなぁ。
山や谷にいくとそれなりに積雪しているものの、
氷結という面では物足りなさを感じる。
1月12日、奈良県川上村
↓ 僕の撮影に最近ちょくちょく付き合ってくれる、山&カメラ女史。
1月19日は、クラブの撮影会で、こちらも奈良県川上村。
1月26日 奈良県天川村
その時の氷の造形を見て、どのようにしてできたのだろうと考えてみるのも面白い。
氷の色もカメラで撮影するときには、見た目と自分の印象になるべく近いようにモニターで確認しているが、
それは白であったり、青っぽかったりしている。
雪は白い、氷は沢や海の水と同じように青く見える要素があるようだ。
あけましておめでとうございます。
もうすぐ64歳、今年から年金ももらえるようです。
お正月は2日~3日と、下北山村前鬼宿坊にてクラブの有志達とまったり過ごしておりまして、
あとは猫たちと一緒に眠りこけておりました。
僕のお腹は君たちのベッドではないぞ(笑。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
早すぎる挨拶ではございますが、
おそらく2024年最後の更新となります。
今年も温かく見守ってくださいまして、ありがとうございました。
来年もこのような体たらくな感じで続くことでしょうが、
よろしくお願いいたします。
夏がとても長い年で、ずいぶんと秋は待たされました。
シロヤシオやアケボノツツジなどの古木たちが修羅の群れのようです。
11月10日は早朝から
11月24日は惹かれるグルグルに出逢えました。
山の上は冬です。
12月になりようやく冬が、そして雪が。
お日様と反対の方角の空にできるほんのりとピンク色をした帯をビーナスベルトと言い、
その下には地球の影ができています。
普段、何気なく見ている光景ですが、あらためて聞くと面白くなります。
日の出の方角ばかり見がちですが、反対の空も見てみてくださいね。
あっというまに大峰の山々は極寒の世界と化します。
それでは、また来年、お互い元気でお会いできますように。
その前の、メリークリスマスも言うときましょか。(笑)