放流会開催時期についてのお話し

『秋の放流会』

開催時期について

なぜ10月（渓流オフシーズン）に入って直ぐに放流会を行わないのか？

と、よく質問されます。

私たちHTFは会員から頂いた会費により

ビッグトラウトを放流し釣り場つくりを行っております。

釣り場つくりがメイン事業ですが、持続可能な放流に向けてニジマスの養殖、イベント運営なども行っており、法人の事業運営や事務運営にもそれなりの費用が必要となり、運営に関わる全ての業務を無償ボランティアで行っております。

要するに、事務員の人件費すら計上出来ない程の運営費で賄われていると言う事ですが、役員たちの熱意と努力により釣り場つくりと地域活性化が図られております。

話を放流会の時期についてに戻します。

会員から預かった会費を使って

養鱒場よりビッグトラウトを購入し放流している訳ですが、最大の懸念事項は台風や大雨により放流したトラウトが流されてしまう事です。

地球温暖化、異常気象、これまでの常識通用しない時代に来ております。

流されても再放流すれば良いのでは？と言う意見も有りますが、先に述べた通り運営費には限りがあります。放流の失敗は釣り場つくりの根幹を揺るがす大問題となります。

以上の理由により、台風の発生しにくい10月下旬から11月初旬にかけて放流会を開催しています。

https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/typhoon/statistics/average/average.html