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3月12日 辻彩奈 リサイタル

2021-03-14 16:46:40 | 演奏会・指揮者広上・...

                 紀尾井ホール 2FBL・1-14・4千円

辻 彩奈 ヴァイオリン・リサイタル 2021
辻 彩奈(Vn),
阪田知樹(Pf)
阪田 知樹 | クラシック音楽事務所ジャパン・アーツクラシック音楽事務所ジャパン・アーツ 
 
・両者の呼吸、息も合って、音楽創造・音楽解釈の方向性も同じと感じて
素晴らしい共演、演奏と感じます。BSNHKで最近鑑賞しましたが、やはり生鑑賞が一番・・
曲目
  モーツアルト :1781・5月・ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調K380
  ピアノソナタかと感じましたが・・席から真下に辻・阪田さん演奏中の指使いに目線が集中・・後ろ姿から音楽を感じ・・今感じた事で初めてのホール演奏?・・音響を感じ、試しながら演奏が?・・
ピアノの音型・主題にヴァイオリンが寄り添うメロディラインと感じました
何れにしろ癒されるモーツアルトさんです
ベートーヴェン:1801-2・ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調Op.30-2,
 聴きごたえ十分の演奏、曲ですね初めて聴く曲でした
曲想が骨太で確信に満ちた主題が、バラスが良くなって、ピアノトとヴァイオリンの対話から全曲の力強さ、音楽生命力の強さを感じさせと感じます

    1,4楽章の短調 と2、3楽章の長調での主題の主張の違い

     重たい曲想とやや明るい主題とを構築して謳いあげ

     交響曲的 大きな曲想と感じます 

          第1楽章 アレグロコン・ブリオ 

              ハ短調、4分の4拍子、ソナタ形式

          第2楽章 アダージョカンタービレ

           変イ長調、2分の2拍子、複合三部形式

          第3楽章 スケルツォアレグロ 

              ハ長調、4分の3拍子 

        第4楽章 フィナーレ:アレグロ - プレスト 

          ハ短調、2分の2拍子、ロンドソナタ形式

 「運命の超・・ハ短調が生み出す・・」プログラムより

作曲推定年である1802年は、10月に「ハイリゲンシュタットの遺書」が認められるなど、ベートーヴェンにとってはある意味で追い込まれた年ではあったが、その一方で「英雄」の作曲が始められるなど、いわゆる初期から中期への転換に差し掛かる時期でもあった。第7番は前作第6番のイ長調、後作第8番のト長調のような明朗な調とは違い、厳しい調であるハ短調で書かれている。この「作品30」の3曲から、ベートーヴェンのヴァイオリンソナタはモーツァルトの影響を脱し、独自の境地を築くこととなる。
・・・・・・・・・・・・・・・休憩・・・・・・・
権代敦彦:Post Festum~ソロヴァイオリンのための Op.172(辻 彩奈 委嘱作品),
・あらゆる演奏技法を駆使した曲と思います・・聴きなおしてます
 
作曲家・談・ホールで時間と空間を独り占めすること想い願いながら・・
            ・NHKBS放映・・音源・映像あります 下
フランク:1886・ヴァイオリン・ソナタ イ長調FWV8 

 今も聴きなおして ロマンがあり・・軽やかな音型と2楽章で低音の何かに追われている様な旋律・・哀愁の繰り返しも・・ドラマがあります・・ピアノと対話・・4楽章で重厚な主題が顔を出す・・

馴染みやすメロディラインから・・謳いあげて

3月12日(金)19時 紀尾井ホール  アンコール

サティ: 「右と左に見える物(眼鏡なしで)」から 偽善者のコラール
パラディス: シチリアーノ

 

「はしごでエジプト展を観て・・紀尾井ホールへ何千年前の時空と今奏でた音楽を聴けて 感謝 感謝です」

 

 

紀尾井ホール ・赤坂見附から


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