徒然日記

徒然なるままに書いています

東京都第11区選出:下村博文文科省大臣と大学運営にまつわる話

2014-11-30 10:16:22 | 日記

全国に大学と名の付く場所は何校くらいあるのでしょうか?


調べてみたらなんと778校もありました。その内597が私立大学だから76.7%にものぼり、その内44%がなんと定員割れを起こしている。
だからわたしが勤務する大学も運営費を稼ぐために、学生集めに奔走してるわけです。つまり、教育の質ではなくて、量です。「量」。人数集まれば誰だっていいんです。
(倍率の高い数%の有名大学は別です)

これっておかしくないですか?大学は最高の学びの場であるはずなのに、実際は学生集めビジネスに終始していてマーケティングを駆使してかき集めているなんて。


これは、あの池上彰さんも「大学のオープンキャンパスに参加したら、その場でAO入試の面接をやって合格のような制度をつくっているところは警戒したほうがいい」と言っている。



まったく酷い話だが。しかしそもそもこの教育行政はどうなっているのか?という疑問が湧いてきて当然であろう。
そもそもこの教育行政の最高責任者である下村博文大臣は、こらだけの大学数増加に対してどう思うか?とのインタビューに対して、こうこう答えて
いるテレビを見て驚いた。

「私は、大学数はむしろ少ないと思っています、いろんな学び方がありますから、もっともっと学びたい気持ちに応えるべきです!」

毎日学生集めに苦労している小生は耳を疑ったのだ。。。

多大な税金投入して、補助金を出してかき集め、学ぶ意欲のない学生に、「学位」を授与する。
そして就職は自己責任とばかりにつき離し、4割の学生が就活でうつ状態になっているのが現実だ。
  
 「大学が溢れている」 ⇒ 「税収足りないのに補助金出す」 ⇒ 「文科省の管理化に置く」 ⇒ 「自分たちが天下り先に利用する」


小生の大学にも文科省の天下りがいる。とにかく暇そうにしている。なぜかというと、理由は簡単だ、文科省に睨まれないようにするための”保険として座っている”
ことが仕事だからだ。しかもこの人、「博友会」という有名な下村先生を持ち上げる会のメンバーの一人だ。
彼らは、完全に役人の特権を利用して、私立大学を食い物にする”教育”とはほど遠い人達なのだ。なるほど、これだけ税収が下がって増税しているのに大学の数を制限しないのは、
理由があったのだ!

 「大学を増やせば」⇒「権限が大きくなり」⇒「大学から自分への寄付金が増え」⇒「天下り先が増える」

良く考えられたビジネスモデルじゃないか。小生は、学生にこのような事実を聞かせられない。教育という聖域を汚しているのは、文部科学省そのものであり、最高責任者は、
東京11区の下村博文大臣なのだから。。。


「アベノミクス解散」と言いながら、「自民党が勝てるうち解散だろ!」

2014-11-29 07:56:05 | 日記

衆議院解散総選挙に突入!「アベノミクス解散」と言いながら、「自民党が勝てるうち解散だろ!」あの最悪だったの民主党
は左寄り、今度は右寄りになって、今度も右に傾くのか。。。そんなことは小生にとってはどうでもいいこと。
要するに自分の職場が、「理想をもって働ける職場であり続けて欲しい」、そう願ってコツコツまじめに働いている人達のほうが
多いはずだ。

マスコミに踊らされ、今回の選挙には「700億円もかかるからおかしい」とか煽られて、「大義なき解散」という争点で戦うのも
国民を新聞、テレビで洗脳しているだけだろ?もういいかげんにしてほしい。小生の大学でも選挙応援が始まったよ~。
教育の現場に選挙持ち込むなって!しかも小生の地元の東京11区は、教育界に燦然と輝く下村博文様の選挙区だ。

小生は就任当初からこの男の笑顔が嫌いだった。いかにも余裕の笑顔で答える姿は、小生が一番嫌いな偽善者の香りがプンプンしていたからだ。
就任から下村博文氏を、ウオッチしてきたので、選挙戦が始まった今、これまでの暴露していこうと決めたのだ。
こんな一ブロガーの言うことなど。。。と思うかもしれないが、皆さんの知らないネタも公開したいと思うので、読んでもらったら嬉しい限りだ。

まずは、就任当初の支持率を観てみよう。  


埋め込み画像 1
 インターネット国民投票 「ゼゼヒヒ」では、適任19(7%)、不適任273(93%)
 http://zzhh.jp/questions/61

やはり、日本国民の目は確かだと思う。小生も「不適任大賛成だ!」これから少しづつ下村博文大臣様の「言ってきたこと
とやってること」の検証をしてみよう。


幸福の科学大学にまつわる審議に不正行為があった問題

2014-11-28 12:27:23 | 日記
千葉県に開学を予定していた、幸福の科学大学の不認可について、学校法人幸福の科学が下村前文科省大臣に不適切な対応があったとして、弁明を求める書類を送付公開している。

不適切な対応とは

①書類審査が前提の審議において、ホームページなどを審議の対象としていた問題

②前室長との内諾を反故にした問題

③下村大臣による脅迫の問題

を挙げている。


①書類審査が大前提の審議においてホームページ等の内容を審議対象に入れたことは内規違反に当たる。

②カリキュラムの変更や学長の選任において、審議会の意向に沿うように対応してきて、前室長との内諾も取れていたが、前室長の移動によって内諾を反故にされたこと。

③幸福の科学に対して下村霊言の出版差し止めの電話をかけていたことが脅迫・出版妨害に当たるとしていること。

弁明を求める書類の中で、請願権や請願法を持ち出して、12月9日までに下村大臣に弁明を求めている。


参照記事
幸福の科学大学が「ルール破り」と下村大臣に抗議文、仲介者に萩生田議員の名前も
http://irorio.jp/agatasei/20141127/182048/




下村博文前文部科学大臣と不可解な「金」の動き

2014-11-27 20:49:51 | 日記
下村博文文科相の「金の疑惑」相次ぐ 板橋区選出の下村氏、権力で政治資金を集める?

The Liberty Web (2014.11.21)より

http://the-liberty.com/article.php?item_id=8794

20日に公表された政治資金報告書によると、下村博文・文部科学大臣が代表を務める自民党東京都第11選挙区支部(板橋区)が、文科省から補助金を交付した2つの学校法人から計10万8千円の献金を受けたことが判明した。5月に提出した同報告書に記載されていた。11月20日付朝日新聞(夕刊)が報じた。

寄付者名を代表者個人に修正した下村氏の事務所は、同紙の取材に対し「個人の寄付を、その方の肩書きである法人の寄付と誤解していた」と話し、違法行為に当たらないと説明。しかし、政治資金規正法では、国から補助金を受け取った団体から、1年以内の政治献金を禁止している。神戸学院大学の上脇博之教授は、「補助金を受けた学校法人が一時的にでも献金を負担すること自体、違法性が高い」と同紙で述べている。

これは、政治資金規正法の抜け道を使った違法行為である疑いが強い。10万円程度の少額とはいえ、法令遵守の意識が低いと言わざるを得ない。
実際、下村氏に対する疑惑はこれだけではない。先月発刊された週刊誌「フライデー」は、下村氏本人が資金集めに勤しむ様子を掲載した。

記事は、9月27日、下村氏の後援団体「東北博友会」が仙台市の一流ホテルで開いた講演会の様子で、下村氏が約20分間の講演を行ったもの。これに先立つ8月末、医学部開設を申請していた東北薬科大学が、医学部としては37年ぶりに認可され、会場には、教育・医療関係者らが集まった。もちろん、同大の理事長の姿もあり、挨拶を終えた下村氏に頭を下げ、握手を求めた。会費1万円を徴収した講演会は、医学部新設を祝う集会のようなものだったという。

日本大学の岩井奉信教授は、同記事の中で、「参加する側としては、パーティ券を買うのと同じ気持ちですよね。(中略)文部科学大臣という許認可権を持っている人ですから、当然、大学関係者は買うでしょうね」と述べ、下村氏の講演会に批判的な見方を示した。

スキャンダルと言えば、先日、小渕優子・松島みどり両大臣が辞職し、国会が空転した騒ぎがあった。しかし、与党を批判すべき野党側は、選挙戦に突入したことで、下村氏を追及する余裕はない。冒頭の報告書の修正も、そのごたごたに乗じてうやむやにしようとした感が否めない。許認可権を持つ立場を露骨に利用する人物が、果たして大臣に相応しいのか。

疑惑がつきまとう下村氏は、当然、説明責任を果たすべきだ。人の道を教える教育に携わる人間であればこそ、である。(山本慧)