興味深い動画を見つけた。フランス・マクドナルドのCMである。
http://www.youtube.com/watch?v=OFrm2g17Scs
ちなみに、アメリカでは放送されないらしい。マクドナルドは、国ごとにCMが違うのだから当たり前である。いちいち弁解する必要はないように思うのだが、どうやらそういうわけにもいかないらしい。
http://d.hatena.ne.jp/miyakichi/20100616/p2
少年は、学校の男子クラスに所属していて、そのうちの一人と恋愛関係にあるらしい。クラス写真をマクドナルドに持ってきている。父親は、その写真を見たあと、息子が自分の若いころに似ていること、その頃、女の子にモテた話などをしている。クラス写真を見て若い頃を思い出すのはよくあることだ。モテたことを自慢するのも普通だ。しかし、外出のときにわざわざクラス写真を持ってくるだろうか。父親も、気づいているかもしれない。息子が男の子に恋をしていることを。父親は、「クラス写真か?」と聞くときとその後で表情が変わっている。そして、女の子の話ばかりしている。「男子ばかりのクラスで残念だったな」というセリフは、気づいていることを隠すためのものではないか?そして、少年は笑ってやり過ごしている。父親を気遣うために。この動画の投稿者は、少年がカミングアウトしてないのが残念、とのたまっている。しかしそれでは、文学にならないと思う。カミングアウトなどの政治は、若者には似合わない。そもそも、この少年が将来女の子と恋に落ちるかもしれないではないか。カミングアウトはやはりやめたほうがいい。言わぬが花、なのである。
(父親が若い頃、息子に似ていたという話は、父親も男の子に恋をしていたかも、という風に捉えればよりおもしろい)
最新の画像もっと見る
最近の「同性愛」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事