倫理について その３

　最近ではわが国の人々は自分のそれぞれの趣味をとても大事にするらしい。バブル時代のようにひとつの方向に収縮しない。
　集団レベルでそのことがいいことか悪いことかははっきり言って教養のない私には到底わからない。

事実誤認かもしれないが、「俺はビッグだぜ、俺はすごいんだ」と思っていらっしゃる、男性中心主義に束縛されてしまっていると私がみなしてしまってごめんなさいといいたくなる、私がとても尊敬する大人たちは、最近では草食系、ゆとり、車離れ、酒離れと言って、若者たちを嘲笑的に揶揄する意味でレッテルをお貼りにならない。

　女を所有物にするのが一人前の男だぜ、といった気の利いたジョークは、女男平等（人間は本質的にみな、勿の論ちゃんで男と女の中間者なので、自分は男と女というカテゴリーに属さないと考えていらっしゃる方々も当然に含む）を強くお望みになっているすてきなフェミニストのかたがたが大多数を占めているわが国では、まったく聞かれない。

最近面白いとおもうテレビ番組発の歌があるんだ。「ピラメキーノ」内で流れている（た）歌なんだけど‥

つづく